WebLogic Server
サポート対象のバージョン
Applications Managerでは、以下のバージョンのWebLogic Serverを監視できます。
- WebLogic 6.1
- WebLogic 7.x
- WebLogic 8.x
- WebLogic 9.x
- WebLogic 10.x (WebLogic 11g)
- WebLogic 12.x
- WebLogic 14.x以上
WebLogic Server監視を作成するには
WebLogic Server監視セットアップ要件:Applications Manager要件ページで、WebLogic監視の追加に必要な条件を確認してください。
REST APIでWebLogic監視を新規追加:REST API追加ページで、WebLogic監視の追加方法をご確認ください。
- 新規の監視のリンクをクリックします。
- WebLogic Serverを選択します。
- 監視の表示名を入力してください。
- IPアドレス/ホスト名を入力してください。
- WebLogic Serverのバージョンを、ドロップダウンで選択します。
- SSLが有効か否かを選択してください。
- WebLogicを実行しているポート番号を入力してください。
- ユーザー自身で利用している認証情報、または認証情報マネージャーに事前設定されている認証情報のいずれかを使用できます。自身の認証情報を使用する場合、WebLogicのバージョン、ユーザー名、パスワードを指定します。
- Discover Clusters and Serversオプションから次のいずれかを選択します。
- Do not discover(検出しない):クラスターおよび管理対象サーバーは検出されません。
- Discover but do not monitor metrics (Will not count for licensing)(メトリクスを検出/監視しない):クラスターと管理対象サーバーが検出され、監視として追加されますが、非管理状態になります。
- Discover and monitor metrics(メトリクスを検出/監視):クラスターと管理対象サーバーが検出され、監視として追加され、メトリックデータが収集されます。
注:クラスターは、クラスター監視タイプとして追加されます。
- ポーリング間隔を入力してください(分)。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
- ユーザー名とパスワードなど、監視固有の認証情報を指定します。
- コンボボックスから、監視グループに関連付けるWebLogic Serverを選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからWebLogic Serverを検出し、監視を始めます。
メモ:
-
WebLogic監視との間にファイアウォールがある場合、指定ポートの開放が必要です。WebLogicリスニング ポート(デフォルト:7001)とApplications ManagerのWebサーバー ポート(デフォルト:9090)で、双方向コミュニケーションを可能にしてください。
監視対象のパラメーター
WebSphere Serverは、各種パラメーターや属性を基準に監視します。属性ではWebLogic Serverの稼働状況がわかるほか、サーバーの数値型属性にセットしたしきい値を基準に、アラートをあげることもできます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リストビューでは、一括管理設定が可能です。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、次の情報が提示されます。
監視名をクリックすると、次のサーバー詳細がすべて表示されます。
パラメーター | 説明 |
---|---|
JVMヒープ利用率 | |
最小ヒープサイズ | WebLogic Serverが利用した最小ヒープメモリ量(KB) |
最大ヒープサイズ | WebLogic Serverが利用した最大ヒープメモリ量(KB) |
平均ヒープサイズ | WebLogic Serverが利用した平均ヒープメモリ量(KB) |
総ヒープサイズ | ヒープメモリに割り当てられたメモリの総量(KB) |
現在のヒープサイズ | WebLogic Serverで現在利用できるヒープメモリの量(KB) |
現在のヒープサイズ(%) | WebLogic Serverで現在利用できるヒープメモリの割合(%) |
サーバー応答時間 | |
サーバー応答時間 | サーバー応答時間は、サーバーがユーザーリクエストに応答するのにかかる時間です。Weblogic ServerがApplications Managerとの接続を確立し、Applications Managerからのリクエストに応答するのにかかる時間として計算されます。また、Weblogicサーバーの最小、最大、平均、および現在の応答時間を追跡することも可能です。 |
JDBC | |
名前 | 監視でキャッシュを有効にして効率を上げている、データベース接続プールの名前 |
接続待期スレッド | 接続を待期しているスレッド数 |
JDBCアクティブ接続 | 監視へのアクティブ接続数 |
接続総数 | データベース接続プールの数 |
プールステータス | プールのステータス(実行中/中断) |
JDBC接続リーク数 | 何らかの問題で、接続プールで接続が確認されたが、プールに接続が返されていないことを示すパラメーター |
JDBCアクティブ接続率(%) | アクティブ接続の量(%) |
スレッドプール | |
アイドルスレッド数 | アイドルか未使用のスレッド |
総スレッド | キューに割り当てられたスレッドの総数 |
保留中リクエスト総数 | キューで保留中のリクエストの数 |
スレッド利用中 | 利用中のスレッド |
Webアプリケーション | |
名前 | Webアプリケーションの名前 |
オープンセッション総数 | アプリケーションのデプロイ以降、開かれたセッションの総数 |
アクティブセッション数 | アプリケーションで現在アクティブなセッションの数 |
最大セッション数 | アプリケーションで起こったセッションの最大数 |
サーブレット数 | Webアプリケーションのサーブレットの総数 |
Javaメッセージサービス | |
名前 | JMSサーバーの名前 |
現在のメッセージ数 | 現在、JMSサーバーに格納されているメッセージの数 |
保留中のメッセージ数 | 現在、JMSサーバーに格納されている保留中の (未確認またはコミットされていない) メッセージの数 |
受信数/分 | 最後のリセット以降にこの宛先で受信された、1分あたりのメッセージ数 |
SAF詳細 (会話とリモートエンドポイント) | |
名前 | WeblogicにあるSAFエージェントの名前 |
現在の会話数 | 現在の会話数 |
会話/分 | 最後のリセット以降に行われた1分あたりの会話数の合計 |
現在のリモートエンドポイント数 | SAFエージェントが現在、メッセージのストアとフォワード先としているリモートエンドポイントの数 |
リモートエンドポイント/分 | SAFエージェントがメッセージを保存/転送する1分あたりの速度 |
カスタム属性 | |
WebLogic Serverのカスタム属性も、同じページで表示できます。属性の追加をクリックし、WebLogicのカスタム属性を追加してください。カスタム監視の追加については、カスタム監視のトピックを参照ください。 |