LinuxにAPMインサイトPHPエージェントをインストールする
Linux OSにAPMインサイトPHPエージェントをインストールするには、次の指示に従ってください。
スクリプトによるインストールの手引き
- Applications ManagerのWebクライアントで、APMインサイト タブへ移動し、ヘルプ カードにあるライセンス キーをコピーします。
- PHPエージェントのLinuxファイルをエージェントダウンロードページからダウンロードしてください。
- rootでのログオンを行います。
-
agent_php.zipを/optディレクトリに解凍します。これによってサブディレクトリzpaが作成されます。
$ cd /opt
$ wget [agent_php.zip LINK]
$ unzip agent_php.zip -
zpa/binへ移動して次のコマンドを実行してください。
$ cd zpa/bin
$ sudo sh configure.sh [ENTER License Key HERE]
-
zpa/confにあるapminsight.confを開き、次のキーを記載します。
PHPエージェント バージョン2.9.3未満の場合:
apm.host=[HOST-NAME]
apm.port=[HOST-PORT]
use.https=[true/false]
PHPエージェント バージョン2.9.3以上の場合:
apm.host=[HOST-NAME]
apm.port=[HOST-PORT]
apm.protocol.https=[true/false]
例:
PHPエージェント バージョン2.9.3未満の場合:
apm.host=localhost
apm.port=8443
use.https=true
PHPエージェント バージョン2.9.3以上の場合:
apm.host=localhost
apm.port=8443
apm.protocol.https=true
必要キーを記載したら、ファイルを保存して閉じます。
-
PHPエージェントを次のコマンドで再起動します。
$ sh run.sh restart
-
Webサーバー/FMPサーバーを次のコマンドで再起動します。
# Apacheサーバーの場合
$ sudo service apache2 restart
# FPMサーバーの場合
$ sudo service php-fpm restart
インストールの成功を確認するには
インストール後は端末へ移動し、次のコマンドを実行してください。
$ php -m | grep zpa
出力内容には、zpaが含まれているはずです。
メモ:
サーバーリブート時、エージェントは自動では再起動しません。起動、停止、再起動には、次のコマンドを使います。
$ cd /opt/zpa/bin
# エージェントの起動
$ sh run.sh start
# エージェントの停止
$ sh run.sh stop
# エージェントの再起動
$ sh run.sh restart
# systemdをサポートするOSでは、次のコマンドで再起動
$ service zpdpsvc restart
サービス リブート時にエージェントを自動で再起動するには
システム リブートの際にAPMインサイトPHPエージェントを自動で再起動するには、次の手順に従います。
systemdサーバーの場合:
systemdをサポートするLinuxフレーバーの場合、サーバーのリブートの際、エージェントが自動的に起動します。
非systemdサーバーの場合:
- /etc/rc.localファイルを編集します。
-
rc.localに次の行を記載してください。
cd /opt/zpa/bin
sh run.sh restart