Webトランザクション監視
Webトランザクション ページでは、時間のかかるアクション、頻繁に利用されるアクション、トランザクション応答時間の階層ごと内訳(JVM、データベースなど)を詳しく提示します。情報は、アプリケーションからそれぞれのトランザクションのレベルにいたるまでをカバーしています。
トランザクションは、所要時間、スループット、Apdex、応答時間でソートできます。
トランザクション トレース
トランザクション トレースでは、トランザクションごとの内部まで把握が可能です。トレースというスナップショットからのドリルダウンによりトラブルの原因をピンポイントで発見、パフォーマンスのボトルネック特定に役立ちます。
apminsight.confの設定にもとづき、トランザクションで実行されているSQLステートメントと、そのスタック トレースが収集され、ツリー ビューで表示されます。
トレース ページでは、トランザクションは下記を含む各種パラメーターでまとめられています。
- トランザクション起動時刻
- トランザクション応答時間
- トランザクション平均応答時間
データベース操作
APMインサイトがあれば詳細なパフォーマンス メトリックでデータベースのコール遅延、利用率、パフォーマンス全般が把握でき、情報は図表でわかりやすく表示されます。
それぞれのデータベース操作をクリックすると、当該テーブルが実行したWebトランザクションのリストを取得可能で、パフォーマンス低下の根本原因を絞り込み・切り分けするのに役立ちます。
データベース ページでは、データベース操作をすべて表示し、次の基準でグラフにできます。
- データベース応答時間とスループット全般
- データベース応答時間:操作ごと
- データベース スループット:操作ごと
データベース操作のソート基準は次の通りです。
- 平均応答時間が長い順
- スループット順
- 処理に時間がかかる順
メモ:
ページ右上コーナーで、グラフ ビューとテーブル ビューのボタンを使うと、Webトランザクションとデータベース操作ページの表示を、グラフと表で切り替えられます。