Microsoft .NET監視

Microsoft .NET監視を作成する

  1. 新規監視をクリックします。
  2. Microsoft .NET監視を選択してください。
  3. .NETを実行しているホストのIPアドレスかホスト名を入力してください。
  4. ネットワークのサブネット マスクを入力してください。
  5.  ポーリング間隔をセットします。
  6. Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
  7. システムのユーザー名/ドメイン名パスワードを入力してください。
  8. コンボボックスから、監視グループに関連付ける.NET監視を選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
  9. 監視の追加をクリックしてください。これによって、ネットワークから.NETを検出し、監視を始めます。

監視対象のパラメーター

Microsoft .NETは、ヒープ サイズやスレッドなどの属性を基準に監視します。データ収集にはWMIを利用します。Microsoft .NETの監視詳細は図表で提示し、パラメーターを容易に理解できるようになっています。これらの詳細にもとづいて、監視する属性にしきい値を設定することも可能です。

可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、次の情報が提示されます。

パラメーター

説明

可用性

.NETの現在のステータスをしまします(利用可能、利用不可)。

スレッド
物理スレッド CLRが作成・所有し、.NETスレット オブジェクトの下位レイヤーで機能しているネイティブOSスレッドの数を示します。

論理スレッド

現在、アプリケーションに存在する.NETスレッド オブジェクトの数を示します。

メモリ
ヒープ サイズ 
GC時間率(%)[% Time in GC]

現在の割り当てメモリを示します(MB)。
最新GCサイクル以来、ガベージ コレクションの実行に費やした経過時間を表示します。ガベージ コレクターがアプリケーションのため、メモリ収集と圧縮をどの程度行っているかを表しています。
ロック

キュー長
競合数/分
 
待機中のスレッドの総数を示します。
スレッドがCLRでマネージドロックの取得を待期し、失敗するペースを表します。
例外
 
例外数/分

例外の発生ペースを指します(数/分)。
セキュリティ
実行時チェック数/分

ランタイムのCASチェック(コード アクセス セキュリティ)の実行ペースを指します(数/分)。
JIT
JIT時間比率(%)[% Time In JIT]

最新JITコンパイル フェーズ以来、JITコンパイルに費やした時間を指します(%)。

.NETアプリケーション詳細

.NETアプリケーションの名前をクリックすると、パラメーターごとのパフォーマンスがわかります。

パラメーター説明
リクエスト統計
リクエスト/分
エラー/分
リクエスト タイムアウト/分
キューイング済みのリクエスト

リクエスト実行レートを指します(数/分)
エラー発生レートを指します。
リクエスト タイムアウトのレートを指します(数/分)
キューイング済みのリクエスト数を指します。
トランザクション
トランザクション/分
トランザクション廃棄/分
トランザクション保留


トランザクション開始のレートを指します(数/分)。
トランザクション アボートのレートを指します(数/分)。
進行中のトランザクションの数を指します。
セッション
アクティブ セッション

アクティブなセッションの数を指します。
ネットワーク トラフィック
送信バイト/分
受信バイト/分

データ送信速度を表します(バイト/分)。
データ受信速度を表します(バイト/分)。