アラート
アラートとは
アラートとは、何らかの条件や基準に合致した際に生成される通知のことであり、ネットワーク内の監視対象で発生した問題を検出します。
これにより、障害管理を効率的に行います。
アラートには、3つの重要度レベルが存在します。
・重大
・警告
・クリア
アラートは、以下の属性タイプについて発生します。
- 監視の可用性
監視対象の可用性がダウンしている場合、重要度は赤、アップしている場合、重要度は緑で表示されます。 - 監視のステータス
- 監視の属性
属性に設定されたしきい値プロファイルの条件を満たした場合に、アラートが発生します。
- 可用性監視では、監視対象側の設定は必要ありません。
- アラートは、属性に設定された依存関係にもとづいて発生する場合もあります。
依存性の設定については、こちらのページをご参照ください。
アラートタブについて
Applications Managerの[アラート]タブでは、以下の各情報がテーブル形式で表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
重要度 | 重要度のアイコンをクリックすると、根本原因分析(Root Cause Analysis/RCA)メッセージが表示されます。 |
アラートメッセージ | メッセージをクリックすると、アラートの詳細ページが表示されます。 |
名前 | アラートが発生した監視対象を表示します。 監視名をクリックすると、監視対象の詳細ページに遷移します。 |
タイプ | 監視対象のタイプを表示します。 |
技術者 | アラートに関連付けられているユーザー名が表示されます。 技術者名をクリックすると、アラートをピックアップすることができます。 |
日時 | アラートが発生した日時を表示します。 |
実行 | アイコンをクリックすると、[アクションの実行]画面が表示され、アラートに対して実行するアクションを選択することができます。 |
アラートの詳細について
[アラート]に関する項目や設定内容については、以下の各ページをご確認ください。
- アラートのフィルタリング
- しきい値プロファイルの作成
- アクションの作成
- しきい値とアクションを属性に関連付ける
- アラートのエスカレーション
- 一括アラート設定
- 依存性とアラートルールの設定
- 連続ポーリングの設定
- 検索
- アラートビュー
画面上部の[監視グループ選択]または[監視タイプの選択]のプルダウンより、表示するアラートを絞ることができます。 - トラップアラート
SNMPトラップリスナー設定により受信したトラップを表示します。未承諾トラップの表示も可能です。 - JMX通知
受信したJMX通知(Java Management Extensions)を表示します。
アラートのフィルタリング
[アラート]タブでは、Applications Managerで発生したすべてのアラートが一覧で表示されます。
画面上部のフィルターから、必要なアラートのみを表示またはアクションを実行します。
項目 | 説明 |
---|---|
アラートアクション | アラート左のチェックボックスにチェックを入れ、[アラートアクション]のプルダウンより選択したアクションを実行します。 選択可能なアクションは以下の通りです。
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時間の選択 | プルダウンより、アラート一覧で表示する特定の時間帯を選択します。 選択可能な時間帯は、以下の通りです。 最新1時間、最新2時間、最新4時間、最新6時間、最新12時間、最新24時間、今日、昨日 |
監視グループ選択 | プルダウンより、特定の監視グループに関連付いているアラートのみを表示します。 |
監視タイプの選択 | プルダウンより、特定の監視対象に関連付いているアラートのみを表示します。 |
検索
アラート画面の検索(虫眼鏡)アイコンをクリックすると、アラートメッセージ、名前、タイプ、技術者に対して検索を行うことができます。