OAuthプロバイダー
OAuth 2.0サポート(REST API認証)
OAuthプロバイダーをApplications Managerで設定することにより、
アクセストークンを作成し、REST API監視でOAuth2.0によって保護されたAPIエンドポイントを認証するために使用することができます。
以下の3つのタイプをサポートしています。
- 認可コード
- クライアント認証情報
- リソースオーナーの認証情報
REST APIエンドポイントでOAuthトークンを使用して認証を行う場合には、以下の手順でOAuthプロバイダーを設定します。
OAuthプロバイダー設定手順
- [設定]→[ディスカバリとデータ収集]→[OAuthプロバイダー]画面を表示し、[OAuthプロバイダーを追加する]をクリック
- プロバイダー名を入力
OAuthプロバイダーの名前を入力します。 - 付与タイプを選択
認可コード、クライアント認証情報、リソースオーナーの認証情報の中から選択
※選択する付与タイプに応じて、以降の設定項目が異なります。- [認可コード]を選択した場合、以下の各項目を入力します。
・リダイレクトURI
・クライアントID
・クライアントシークレット
・認可エンドポイントURL
・スコープ
・クエリパラメーター
・トークンエンドポイントURL
・トークンリクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody)
・リクエストbody
・認証リクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody) - [クライアント認証情報]を選択した場合、以下の各項目を入力します。
・クライアントID
・クライアントシークレット
・スコープ
・トークンエンドポイントURL
・トークンリクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody)
・リクエストbody
・認証リクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody) - [リソースオーナーの認証情報]を選択した場合、以下の各項目を入力します。
・クライアントID
・クライアントシークレット
・スコープ
・トークンエンドポイントURL
・トークンリクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody)
・リクエストbody
・リソースオーナーの認証情報
・認証リクエストメソッド(Basic認証/POSTリクエストbody)
- [認可コード]を選択した場合、以下の各項目を入力します。
- 各種設定項目を入力後[認可]をクリックし、プロバイダー情報を保存
- クライアントIDとクライアントシークレット:
Applications Managerをクライアントとして登録する際に、OAuthプロバイダーから受信する一意の英数字文字列 - 認可エンドポイントURL:
OAuthプロバイダーのAPI認可エンドポイント - スコープ:
Applications ManagerがREST APiリソースへのアクセスを要求するために必要なOAuthスコープ。監視中に必要となるアクセスレベルに応じて、複数のスコープを指定できます。 - クエリパラメーター:
「redirect_uri」や「response_type」などの標準パラメーターに加え、認可エンドポイントURLに必要なクエリパラメーター - トークンリクエストメソッド:
アクセストークンを取得するために、クライアントIDとシークレットを送信するメソッド
Basic認証ではデータを認可ヘッダーとして送信し、POSTリクエストbodyではPOSTペイロードとして送信します。
プロバイダー情報を設定すると、[OAuthプロバイダー]一覧に以下の各情報が表示されます。
- プロバイダー名:
利用中のOAuthプロバイダー(IdP)名 - アクセストークン:
APIにアクセスるために使用する文字列またはJSON Webトークン - リフレッシュトークン:
アクセストークンを新たに取得する際に使用する認証情報 - アクセストークン有効期限:
アクセストークンの有効日時