アラートのエスカレーション

このオプションを利用すると、所定期間内に対応者が誰もいないアラートをエスカレーションできます。対応者のいないアラートについては、管理者や上位権限者にエスカレーションするよう、メール送信、SMS送信、プログラム実行などのルールを設定可能です。

アラート エスカレーション設定

  1. 管理タブで、アラート エスカレーション アイコンをクリックします。
  2. ルールをセットしてください。たとえば、2時間たっても重大アラートが解除されない監視が残った場合、エスカレーション メールを送信できます。アラート ルールは監視グループごとに設定可能です。
  3. メール送信、SMS送信、プログラムの実行から、アクションを選択してください。これらのアクションは、トップ バンドのアクションから、あらかじめ作成しておく必要があります。プログラム アクションの実行では、バッチァイルやスクリプトの起動が可能であり、メールやSMSの送信では、宛先への通知ができます。アクション作成の詳細については、アクション作成の解説ページを参照ください。
  4. ルールを繰り返し実行する期間をセットします。
  5. 無駄なエスカレーションやプログラム アクションを減らすには、同じアラートでは重複エスカレーションをしない設定ができます。たとえば、最初の10分で重大アラートが5件発生しても、新規アラートやアラート削除は1回しかない場合は、2回目の複数アラート発生で初めてエスカレーションがかかるよう設定可能です。この設定では、他にも、次の10分で状況に変化がなく、5つのアラートが同じ内容の場合、エスカレーションが発生しないメリットもあります。
メモ
置き換え可能タグは、アラート エスカレーション ルールではサポートされていません。