Node.jsエージェント設定オプション

APMインサイトNode.jsエージェント設定ファイルは、Webベース トランザクションの追跡をチューニングするのに有用です。設定はWebクライアントから可能です。

設定 説明 デフォルト値

Apdexしきい値

  • Apdexスコア(Application Performance Index)はアプリケーションのパフォーマンスを測定し、0から1の間で示します
  • 詳細情報はwww.apdex.orgを参照ください(英語)。
  • トランザクション応答時間のスコアに、Apdexしきい値より低いものがあれば、トランザクションは満足と判定されます(satisfied)。
  • トランザクション応答時間のスコアに、Apdexしきい値の4倍を超えるものがあれば、トランザクションは不満と判定されます(frustrated)。
  • Apdexしきい値とまったく同じか、満足と不満の間の場合は、容認と判定されます(tolerating)。

0.5(秒)

サンプル係数

  • サンプリング係数を指定します。20にすれば、同一種別のリクエストは20個ごとに取得します(1番名、21番目、41番目…)。

1(リクエスト)

データベースSQLクエリの捕捉

  • このオプションを有効にすると、実行されたSQLクエリすべてのリスニングを行います。
  • 無効にすると、データベース メトリックの収集は行いません。

true

トランザクション トレースでのSQLのパラメーター化

  • このオプションを有効にすると、スロウなトランザクションのトレースにあるSQLクエリは、すべてパラメーター表記となります(capture.database.SQL.queriesがtrue、enable.transaction.tracingがtrueの場合)。
  • 無効の場合、実際のクエリ内容が、パラメーターの値とともに取得されます。
  • クエリ実行の際、クレジットカード番号やパスワードなど秘密パラメーターを利用している場合は、この機能を有効にするよう推奨します。

true

トランザクション トレースでのSQLのスタック トレースしきい値

  • このオプションを有効にすると、実行したSQLクエリが、ここで指定するしきい値を超えた場合に、スタック トレースの収集を行います。

3(秒)

トランザクション トレーシングの有効化

  • このオプションを有効にすると、スロウなトランザクションでトレース構築を実行します。
  • Applications Mangerが収集したトレースは、APMインサイト ページでトレース タブを選択すると、確認できます。

true

トランザクション トレーシングのしきい値

  • transaction.trace.enabledをtrueにしてある場合、応答時間が指定のしきい値を超えるトランザクションのトレースを収集します。
  • トレースは、動作中のトランザクションの分析・トラブルシュートに利用できます。

2(秒)