VMware Horizon View監視
Applications Managerでは、VMware Horizon View環境の自動ディスカバリ、監視、管理ができます。仮想デスクトップやHorizon Viewインスタンスが複数データセンターにわたって存在していても、データ収集が可能です。データはダッシュボードに表示され、パフォーマンス分析をリアルタイムで支援します。Applications Managerは複数のHorizon Viewインスタンスに対応し、インスタンスのコンポーネントだけではなく、サービスや下位インフラのステータスまで、直感的な単一ダッシュボードで把握可能となっています。
VMware Horizon Viewの設定時、Applications Managerは次のコンポーネントをディスカバリして、Horizon Viewの監視グループに関連付けます。
- VMware Horizon View接続ブローカー
- Active Directory
- vCenter
- イベントで使うMS SQLかOracleのデータベース
- イベント クエリによるクエリ監視
新規VMware Horizon View監視の作成
- 新規監視グループをクリックしてください。
- ドロップダウンでVMware Horizon Viewを選択してください。
- VMware Horizon Viewの表示名を指定します。
- 接続ブローカーを実行しているホストの名前やIPアドレスを入力してください。
- 認証用のユーザー名とパスワードを入力してください。
- ポーリング間隔を指定してください(分)。
- Horizon Viewコンポーネントの取得をクリックします。これによりネットワークからVMware Horizon Viewのコンポーネント、すなわち、vCenter Server、Active Directory、イベントに使うMS SQLかOracle DB、インベントリによるクエリ監視を検出し、監視が始まります。
メモ:製品への接続ブローカー監視追加の条件については、要件の解説ページを参照ください。
新規VMware Horizon View接続ブローカー監視の作成
- 新規監視をクリックします。
- 仮想化カテゴリで、VMware Horizon View接続ブローカーを選択します。
- VMware Horizon Viewの表示名を指定します。
- 接続ブローカーを実行しているホストの名前やIPアドレスを入力してください。
- 認証用のユーザー名とパスワードを入力してください。
- ポーリング間隔を指定してください(分)。
- 監視グループに関連付けるVMware ESX Serverを、コンボボックスで選択ください(任意項目)。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからVMware ESX/ESXi Serverを検出し、監視が始まります。
監視対象のパラメーター
監視タブをクリックして、監視カテゴリ ビューへ移動してください。仮想化テーブルで、VMware Horizon View接続ブローカーをクリックすると、一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
監視名をクリックすると、全サーバーの詳細が、次のタブに表示されます。
接続ブローカー
パラメーター | 説明 |
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接続ブローカー設定 | |
接続ブローカーID | View接続ブローカーのIDを指します。 |
名前 | View接続ブローカーの名前を指します。 |
DNS名 | ドメインのDNS名です。 |
NetBIOS名 | 接続ブローカー サーバーのドメインのNetBIOS名を指します。 |
IPアドレス | 接続ブローカー サーバーのIPアドレスを指します。 |
バージョン | VMware Viewのバージョンを表します。 |
ビルド | VMware Viewのビルドを表します。 |
アクティベーション | アクティベーションのステータスを指します。 |
アライブ | ブローカーのコンポーネントがアップしているか否かを示します。 |
最新バックアップ時間 | View LDAPバックアップの最新実行時間を指します。 |
タイプ | 内部監視タイプです。 |
外部URL | 他モジュールと接続する際のURLを表します。 |
接続ブローカー統計 | |
総セッション数 | デスクトップ セッションの総数です。 |
最大セッション数 | 現在のVDMセッションの最多レコード数です(Virtual Desktop Manager)。 |
総SVIセッション数 | 現在のVDM SVIセッション数です(Switched Virtual Interface)。 |
最大SVIセッション数 | 現在のVDM SVIセッションの最多レコード数です。 |
総チェック アウト済みVM数 | 現在のチェック アウト済みVDM VM数を指します。 |
最大チェック アウト済みVM数 | 現在のチェック アウト済みVDM VMの最多レコード数を指します。 |
Viewプール
パラメーター | 説明 |
---|---|
Horizon Viewプール設定 |
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プールID | Viewデスクトップ プールのIDを表します。プールIDにはスペースは利用できません。 |
名前 | デスクトップ プールの名前を表します。 |
データストア パス | フル クローンのデスクトップをプロビジョンする際、利用するデータベースを示します。 |
リソース プール パス | 仮想デスクトップを持つリソース プールへのパスを示します。リソース プールを利用していないときは、vSphereクラスターが指定されます。 |
VMフォルダー パス | 仮想マシン作成先のvCenterフォルダーを指します。 |
親VMパス | ネットワーク ラベルデータのエクスポートに使う、親VMへのフル パスを示します。 |
親VMスナップショット パス | 親VMスナップショットへのパスを示します。 |
Composerドメイン | View Composerサーバーと、サーバーのアタッチ先ドメインを表します。 |
配信モデル | ホストされている仮想デスクトップの配信モデルが、Viewプールへと自動プロビジョンされるか否かを示します。 |
プロビジョン有効 |
VDMへのVMプロビジョンが有効になっているかを示します。
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プロトコル | デフォルトの表示プロトコルは、RDPかPCoIPかを示します。 |
Horizon Viewプール統計 | |
デスクトップ最小プロビジョニング数 | View Composerメンテナンス中に使える、最低限のリンク クローンのデスクトップ数を表します。この値は、下記の「最小数」より小さくなくてはなりません。 |
ヘッドルーム数 | 常時、電源オンで利用できるデスクトップは、最低いくつかを示します。 |
最大数 | デスクトップ作成の上限を表します。 |
最小数 | デスクトップをオンデマンドでプロビジョンできる上限を指します。あらかじめすべてのデスクトップをプロビジョンしておくには、最大数と同じ値を指定してください。 |
VM詳細
パラメーター | 説明 |
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Horizon View VM詳細 |
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ホスト名 | 仮想マシンのホスト名を指します。 |
IPアドレス | 仮想マシンのIPアドレスを指します。 |
VM名 | プールに追加する仮想マシンの名前です。 |
ゲスト フルネーム | ゲスト マシンの名前です。 |
プール内(isInPool) | デスクトップ取得時、デスクトップがデスクトップ プールにあることを基準にするか否か、示します。値はTrueかFalseになります。 |
プールID | デスクトップ プールIDを指します。 |
リンク クローン(isLinkedClone) |
デスクトップ取得時、デスクトップにリンクによるクローンがあることを基準にするか否か、示します。値はTrueかFalseになります。 |
マシンID | 物理デスクトップの特定に使う物理マシンIDです。 |
vCenter ID | vCenter ServerのIDです。 |
パス | 親仮想マシンへのフル パスです。 |
セッション詳細
パラメーター | 説明 |
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リモート セッション詳細 |
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セッション | リモートVMのViewセッションIDを示します。 |
DNS名 | リモートVMの仮想デスクトップDNS名を示します。 |
プールID | リモートVMのデスクトップ プールIDを示します。 |
起動時刻 | セッション開始時刻を示します。日、時、タイムゾーン、年などが対象です。 |
ステータス | デスクトップのステータスを示します(接続済み、切断済み)。 |
プロトコル | セッションで利用しているプロトコルを示します(PCoIPかRDP)。 |
継続時間 | セッションの継続時間を示します。 |
ローカル セッション詳細 | |
セッション | ローカルVMのViewセッションIDを示します。 |
DNS名 | ローカルVMの仮想デスクトップDNS名を示します。 |
プールID | ローカルVMのデスクトップ プールIDを示します。 |
起動時刻 | セッション開始時刻を示します。日、時、タイムゾーン、年などが対象です。 |
ステータス | デスクトップのステータスを示します(接続済み、切断済み)。 |
プロトコル | セッションで利用しているプロトコルを示します(PCoIPかRDP)。 |
継続時間 | セッションの継続時間を示します。 |
vCenter詳細
パラメーター | 説明 |
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vCenter設定 |
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ホスト名 | vCenter Serverのホスト名です。 |
ポート | vCenter Serverで使うポートを指します。 |
サーバーURL | vCenter Serverとの接続にViewが使うURLです。 |
Composer URL | View ComposerのサーバーURLです。 |
AD設定 | Active Directoryの設定です。 |
バージョン | vCenter Serverのバージョンを指します。 |
Composer有効 | View Composerが有効となっているか否かを示します。 |
ブローカー エントリ | 接続ブローカー詳細です。 |
ランプ ファクターの作成 | 最大同時プロビジョンが可能な、vCenterデスクトップの数を指します。 |
ランプ ファクターの削除 | 最大同時デスクトップ電源操作の件数を指します。 |
ステータス | vCenterのステータスを指します。 |
vCenter証明書詳細 | |
ホスト名 | vCenter Serverのホスト名を指します。 |
証明書有効 | SSL証明書の有効性を示します。 |
有効性の開始日 | SSL証明書が有効となった日を指します。 |
有効性の期日 | SSL証明書の有効性が切れる日を指します。 |
理由 | SSLエラーの理由を表します。 |
期限切れの近い証明書 | 期限切れが近い証明書にフラグを立てます。 |
証明書の指紋がマッチ | SSL証明書の指紋がマッチしているかを示します。 |
Composerドメイン詳細
パラメーター | 説明 |
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ドメイン | Viewの設定に使うActive Directoryドメインを示します。 |
ユーザー名 | 管理者のユーザー名です。 |
vCenter ID | vCenterセットアップとリンクしているIDです。 |
ドメイン | ドメインとサブ ドメインの詳細です。 |
問題あり(isProblem) | Composerドメインのステータスを表します。 |
イベントDB詳細
パラメーター | 説明 |
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サーバー | データベースのホスト名です。 |
ポート | データベースのポートです。 |
サーバー タイプ | データベース タイプを示します(MS SQLかOracle)。 |
DB名 | アラートやイベントのデータベース名を指します。 |
テーブル プレフィックス | アラート テーブルやイベント テーブル用のプレフィックスです。 |
ステータス | イベントDBのステータスを指します。 |
接続済み | データベースが接続されているか否かを示します。 |
接続済みノード | 接続済みのコンポーネントを指します。 |
エラー | エラーです。 |
ライセンス詳細
パラメーター | 説明 |
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ライセンスの期日 | VMware Viewライセンスの期日を指します。 |
ローカル モード有効 | ユーザーがデスクトップをチェック アウトしローカル利用できるかを示します。 |
View Composer有効 | ユーザーがView Composerを使えるかを示します。 |