ブランドレピュテーション監視
概要
Webリスクリストとは、マルウェア、信頼できないソフトウェア、フィッシングなどのソーシャルエンジニアリングの手口など、悪意のあるコードが含まれていると疑われるURLのリストで構成されるGoogleが管理するリポジトリです。
Applications Managerのブランドレピュテーション監視は、お客様のウェブサイトのURLを継続的に監視し、監視対象のウェブサイトがGoogleから更新されるWebリスクリストに基づいて悪質なコンテンツの影響を受けているか/その疑いがあるかを監視します。
新規ブランドレピュテーション監視作成
以下の手順に従って、新規ブランドレピュテーション監視を作成します。:
- 新規監視をクリックします。
- Webサーバー/サービスカテゴリー配下のブランドレピュテーションを選択。
- ブランドレピュテーション監視の表示名を指定してください。
- リスク状態を監視するWebページURLを指定します。次に、以下のいずれかのリンクをクリックすると、監視対象として追加するURLの一覧が表示されます。
- Webページのディスカバー: WebページURLフィールドで指定されたWebページ上に存在するすべてのURLを発見し、リストアップします。監視対象として追加するURLを選択してください。
- Webページを追加: 指定されたWebページのURLを、監視に追加するURLのリストに含めます。
- 接続チェック をクリックして、GoogleのWeb Risk APIでApplications Managerサーバーから到達可能かどうかを確認し、監視対象がデータ収集可能かどうかをご確認ください。
- ブランドレピュテーション監視を関連付ける監視グループを選択します。(オプション)
- 監視追加をクリックしてください。ネットワークからブランドレピュテーション監視を検出し、監視を開始します。
注:
- ブランドレピュテーション監視のデフォルトのポーリング間隔は24時間です。これは変更することができません。
- Applications ManagerをインストールしたサーバーがGoogleサービスにアクセスできない場所にある場合、ブランドレピュテーション監視を追加することはできません。 Googleのサービスが利用可能な郡の一覧
監視対象パラメーター
監視カテゴリービューに遷移し、監視タブをクリック。Webサーバー/サービステーブル配下のブランドレピュテーションをクリック。ブランドレピュテーション監視の一括設定ビューは、3つのタブに分かれて表示されます。:
- 可用性タブには、過去24時間または30日間の可用性履歴が表示されます。
- パフォーマンスタブには、過去24時間または30日間のヘルスステータスとイベントが表示されます。
- リストビュー 一括管理設定を使用することが可能です。
注: ブランドレピュテーション監視では、監視のバルクインポートとREST APIインポートはサポートされていません。
リストから監視をクリックすると、ブランドレピュテーション監視のダッシュボード画面が表示され、監視しているURLのリストと現在のステータスを確認することができます。以下は、ブランドレピュテーション監視で監視されているメトリックのリストです。r:
概要
ブランドレピュテーション数
悪意のあるコンテンツと疑われる基準に基づいて、該当するWebページ/URLの件数を表示します
パラメーター | 説明 |
---|---|
ブランドレピュテーション数 | |
マルウェア数 | マルウェアと疑われるWebページの数 |
フィッシング詐欺数 | フィッシングや詐欺と疑われるWebページの数 |
不要なソフトウェア数 | Webページに不要なソフトウェアと見られるものの数 |
ブランドレピュテーション詳細
悪質なコンテンツと疑われる基準に基づき、すべての監視対象URLと現在のステータスを一覧表示するセクションです。マルウェア、不正コンテンツ、フィッシング攻撃、不要なソフトウェアの更新が疑われるURLは、GoogleのWebリスクリストからの勧告で確認した後、赤で表示されます。
パラメーター | 説明 |
---|---|
ブランドレピュテーション詳細 | |
表示名 | Webページの表示名 |
WebページURL | 監視しているWebページのURL |
マルウェアと疑われるもの | マルウェアの疑いのあるWebページかどうか |
フィッシング詐欺と疑われるもの | フィッシングや詐欺の疑いのあるWebページかどうか |
不要なソフトウェアと疑われるもの | Webページに不要なソフトウェアの更新があるかどうか |