アラート設定

アラート設定により、しきい値とアクションを、監視個別または、監視グループ、監視タイプに一括で関連付けます。
また、監視、監視グループ、監視タイプの属性に関連付けられたしきい値とアクションを1つの画面上で確認することも可能です。

設定手順

以下の手順で、アラート設定を行います。

  1. [設定]→[アラート/アクション]→[アラート設定]を表示
  2. 監視個別、監視グループ、監視タイプを任意に選択し、各項目を設定

監視個別

  1. 監視タイプと監視対象をプルダウンより選択
  2. [正常性と可用性の設定]より、選択した監視対象に適用する各アクションを選択
  3. [アトリビュートにしきい値を関連付ける]より、監視対象に適用するしきい値を選択

監視グループ

  1. 監視グループをプルダウンより選択
  2. [個別]または[テンプレート]を選択
    • 個別
      [正常性と可用性の設定]および[アトリビュートにしきい値を関連付ける]より、必要なアクションおよびしきい値を選択
    • テンプレート
      監視グループ内の特定の監視タイプを選択し、
      [正常性と可用性の設定]および[アトリビュートにしきい値を関連付ける]より、必要なアクションおよびしきい値を選択

監視タイプ

  1. 監視タイプをプルダウンより選択
  2. [アトリビュートにしきい値を関連付ける]より、必要なアクションおよびしきい値を選択

制限事項

本機能の制限事項や仕様について以下に記載します。

項目[既存のしきい値の設定を上書き]について

  • 監視グループまたは監視タイプを選択した場合に、本項目がしきい値の関連付け画面で表示されます。
  • 有効化すると、既存のすべてのしきい値やアクションが上書きされます。
    チェックを外したままの状態の場合、既存のしきい値設定が維持、適用されます。

監視グループのテンプレートは、監視タイプのテンプレートより優先度が高い

  • 特定の監視タイプの監視が、監視グループに属しており、
    監視グループおよび監視タイプに対してしきい値が設定されている場合、監視グループの設定が、監視タイプの設定よりも優先されます。
  • その他、監視タイプテンプレートが監視に適用されており、その監視がグループテンプレートとして監視グループに関連付けられた場合、
    監視グループテンプレートのしきい値/アクションが適用されます。

2つの監視グループに監視が属する場合のしきい値の設定について

  • 2つの監視グループに属する監視の特定の属性に対して、異なる2つのしきい値を設定することはできません。
    設定を試行すると、エラーメッセージが表示されます。
  • 1つの監視が2つの監視グループに所属しており、かつ同じ属性の監視グループテンプレートを介して異なるしきい値/アクションが設定されている場合、
    最初に適用された監視グループテンプレートの設定が適用されます。
  • 監視、監視グループ、監視タイプレベルで設定された、重大度の異なる複数のアクションを統合することはできません。
  • 監視グループ/監視タイプレベルの設定と、監視レベルの設定は個別に適用することを推奨します。

アラート設定の連続ポーリングについて

  • 可用性のアクションの関連付け画面で、[高度なオプションの表示]より、ポーリング回数の指定が可能です。
  • アラート設定に、連続ポーリングのみが含まれており、その他のアクションは関連付けられていない場合、
    削除や関連付け解除の設定を実行しても、連続ポーリング操作は除外されません。

アラート設定で設定した連続ポーリング回数設定は、アラート/アクション設定の連続ポーリング回数設定より優先されます。