Google Compute Engine

概要

Google Cloud Compute Engineは、多数のコンピュート クラスターとして機能する、膨大なVM群を提供するIaaSです(Infrastructure as Services)。

監視対象のパラメーター

監視タブをクリックして監視カテゴリ ビューに移動してください。クラウド アプリのセクションで、Google Cloudをクリックします。これによって、Google Cloud一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。

  • 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
  • パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
  • リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。

リストで監視をクリックすると、Google Cloudダッシュボードへと移動します。親監視にはタブが3つ、子監視には4つあります。

パフォーマンス

パラメーター 説明
CPU
CPU利用率 CPUのアクティビティ レベルです(%)。
総CPU 利用中のCPUの数を示します。
CPU利用率 コアすべてについてのCPU利用率を表します(秒)。
メモリ
メモリ利用率 利用中のスペースを表します(%)。
総メモリ 利用できるメモリ全般です。
利用済みメモリ 利用済みメモリの量を指します。
空きメモリ 空きメモリの量を指します。

ネットワーク

パラメーター 説明
受信トラフィック ネットワークからのデータ受信速度を表します(KB/秒)。
送信トラフィック ネットワークでのデータ受信速度を表します(KB/秒)。
受信トラフィック(パケット) ネットワークからの受信パケット数を指します。
送信トラフィック(パケット) ネットワークへの送信パケット数を指します。
ファイアウォール廃棄(バイト) ファイアウォールでの受信データ廃棄速度を表します(KB/秒)。
ファイアウォール廃棄(パケット) ファイアウォールが廃棄した受信パケット数を指します。

ディスク

パラメーター 説明
ディスク利用率
ディスク ラベル ディスク割り当て済みの名前です。
利用済み 利用中のディスク容量を指します。
空き 利用可能なディスク容量を指します。
ディスク パフォーマンス
ディスク名 ディスクの名前です。
ディスク ステータス ディスクのステータスを表します。
ディスク サイズ ディスクのサイスを示します(GB)。
ディスク読み込み ディスクからのデータ読み込み速度を指します(KB/秒)。
ディスク書き込み ディスクへのデータ書き込み速度を指します(KB/秒)。
I/O読み込み操作 ディスク読み込みI/O操作の数を指します。
I/O書き込み操作 ディスク書き込みI/O操作の数を指します。
ディスク スロットル(調整)
ディスク名 ディスクの名前です。
GBが理由の調整ディスク読み込み 調整済み読み込み操作の速度をKB/秒で表します(スロットル[調整]の理由:GB上限)。
GBが理由の調整ディスク書き込み 調整済み書き込み操作の速度をKB/秒で表します(スロットル[調整]の理由:GB上限)。
GBが理由の調整I/O読み込み操作 調整済みディスク読み込みの件数です(スロットル[調整]の理由:GB上限)。
GBが理由の調整I/O書き込み操作 調整済みディスク書き込みの件数です(スロットル[調整]の理由:GB上限)。
VMが理由の調整ディスク読み込み 調整済み読み込み操作の速度をKB/秒で表します(スロットル[調整]の理由:VMの上限)。
VMが理由の調整ディスク書き込み 調整済み書き込み操作の速度をKB/秒で表します(スロットル[調整]の理由:VMの上限)。
VMが理由の調整I/O読み込み操作 調整済み読み込み操作の件数です(スロットル[調整]の理由:VMの上限)。
VMが理由の調整I/O書き込み操作 調整済み書き込み操作の件数です(スロットル[調整]の理由:VMの上限)。

設定

パラメーター 説明
インスタンス名 インスタンスの名前です。
インスタンスID インスタンスの一意のIDです。
プロジェクトID プロジェクトの一意のIDです。
ゾーン インスタンス作成先のゾーンを表します。
ステータス インスタンスの現在のステータスを表します(実行中、停止中など[RUNNING、TERMINATED])。
マシンのタイプ インスタンスで利用できる仮想ハードウェア リソースを指します。
外部IP インスタンスのIPアドレスです。
CPUプラットフォーム インスタンスのベース プラットフォームです。
OSプラットフォーム インスタンスで実行中のOSを指します。
起動の制限(Start Resricted) インスタンスで起動操作に制限がかかっているかを表します(True/False)。
削除の防止(Deletion Protection) インスタンスで削除操作に制限がかかっているかを表します(True/False)。

トラブルシュート

1:パフォーマンス メトリックのデータが利用できない

  • インスタンスを起動しポーリングを行った直後は、パフォーマンス メトリック(指標)によってはデータが収集されていないことがあります。しばらくお待ちいただくと、ポール データが取得されます。
  • データがまだ投入されていない場合は、Stackdriverコンソールへ移動し、データが利用可能が確認ください。
  • Stackdriverではデータを確認できるのに、Applications Managerへはそのデータが投入されていない場合、技術サポートにご連絡ください。その際、全ログ出力を有効にして最新のSIF(サポート情報ファイル)を用意いただけると、非常に助かります。

2:メモリとディスク利用率メトリックのデータが利用できない

  • メモリとディスク利用率メトリック(指標)の取得には、Stackdriver監視エージェントをインスタンスにインストールしてください。
  • 詳細はこちらをクリックして確認いただけます。
  • インスタンスを起動しポーリングを行った直後は、パフォーマンス メトリックによってはデータが収集されていないことがあります。しばらくお待ちいただくと、ポール データが取得されます。