SNMPエージェントのインストール
- Windows 7にインストールする(Embedded以外、新規サポート停止)
- Windows 2008にインストールする(新規サポート停止)
- Windows XP/2000/2003にインストールする(クライアント用Embedded以外、新規サポート停止)
- Windows NTにインストールする(新規サポート停止)
- Windows 2012~2019にインストールする
- Linuxにインストールする(バージョン7以前は新規サポート停止)
- Solarisにインストールする
コンピューターにSNMP(Simple Network Management Protocol)を設定するには、次の情報が必要です。
- ネットワークにあるコミュニティの名前
- コミュニティごとのトラップ宛先
- SNMP管理ホストのIPアドレスとコンピューター名
Windows 7にSNMPエージェントをインストールするには
Windows 7へのインストール時は、こちらの手順に従ってください。手順を最後まで実行するには、管理者か管理者グループのメンバーとしてログインする必要があります。コンピューターがネットワークに接続されている場合は、ネットワーク ポリシー設定が原因で手順を完了できないこともあります。
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スタートボタン等からコントロール パネルに移動し、プログラムと機能をダブルクリックします。Win+Rでファイル名を指定して実行を開き、appwiz.cpl @,2を実行しても、同様の結果になります。
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これより、Windows機能のリストから、SNMPを選んで停止させます。
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簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)をチェック ボックスで選択し、OKをクリックします。
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次へをクリックします。
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CDを読み込ませるか、ファイル保存先のパスを完全に指定してください。
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インストール後、SNMPが自動起動します。
インストール プロセスはこれで完了です。エージェントを設定しSNMPリクエストに応答するようにするには、WindowsでのSNMPエージェント設定を参照ください。
Windows 2008にSNMPエージェントをインストールするには
Windows XP、2000、2003へのインストール時は、こちらの手順に従ってください。手順を最後まで実行するには、管理者か管理者グループのメンバーとしてログインする必要があります。コンピューターがネットワークに接続されている場合は、ネットワーク ポリシー設定が原因で手順を完了できないこともあります。
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スタートボタン等からコントロール パネルに移動し、プログラムと機能をダブルクリックします。Win+Rでファイル名を指定して実行を開き、appwiz.cpl @,2を実行しても、同様の結果になります。
-
これより、Windows機能のリストから、SNMPを選んで停止させます。
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簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)をチェック ボックスで選択し、OKをクリックします。
-
次へをクリックします。
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サーバー マネージャーで、機能の追加をクリックします。
- 機能の追加ウィザードで、SNMPサービスをチェックしてインストールします。
インストール プロセスはこれで完了です。エージェントを設定しSNMPリクエストに応答するようにするには、WindowsでのSNMPエージェント設定を参照ください。
Windows XP、2000、2003にSNMPエージェントをインストールするには
Windows XP、2000、2003へのインストール時は、こちらの手順に従ってください。手順を完了するには、管理者か管理者グループのメンバーとしてログインする必要があります。コンピューターがネットワークに接続されている場合は、ネットワーク ポリシー設定が原因で手順を完了できないこともあります。
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Startから、コントロール パネルを開いてください。プログラムの追加と削除をダブルクリックし、Windowsコンポーネントの追加と削除へ進みます。
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コンポーネントで、「管理とモニター ツール」をクリックしますが、チェックボックスの選択やクリアは行いません。フォーカスがそこにある状態で「詳細」をクリックしてください。
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簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)をチェック ボックスで選択し、OKをクリックします。
-
次へをクリックします。
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CDを読み込ませるか、ファイル保存先のパスを完全に指定してください。
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インストール後、SNMPが自動起動します。
インストール プロセスはこれで完了です。エージェントを設定しSNMPリクエストに応答するようにするには、WindowsでのSNMPエージェント設定を参照ください。
Windows NTにSNMPエージェントをインストールするには
SNMPをWindows NTにインストールするには、次の手順に従ってください。
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デスクトップにあるネットワーク コンピューター アイコンをクリックしてください。
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プロパティをクリックしてください。
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サービスをクリックします。
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追加をクリックすると、ネットワーク サービス選択のダイアログが表示されます。
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ネットワーク サービスのリストで、SNMPサービスをクリックし、OKをクリックしてください。
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対応するCDを挿入するか、ファイルがある場所へのパスを指定し、続行をクリックしてください。
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コンピューターへのファイルのコピーが完了すると、Microsoft SNMPプロパティ ダイアログが表示されます。
インストール プロセスはこれで完了です。エージェントを設定しSNMPリクエストに応答するようにするには、WindowsでのSNMPエージェント設定を参照ください。
Windows Server 2012でSNMPエージェントを設定するには
- リモートデスクトップで専用サーバーにログインしてください。
- Windowsキー > 管理ツール > サーバー マネージャーとクリックします。
- 管理 > 役割と機能の追加とクリックしてください。
- 画面の指示に従って「次へ」をクリックしてください。SNMPサービスがインストールされているか、下の画像を参考に確認したら、キャンセルをクリックします。
- Windowsキー > 管理ツール > サービスとクリックします。
- SNMPサービスを右クリックし、プロパティをクリックしてください。
- セキュリティ タブをクリックします。
- 接続文字列を、8桁から10桁でランダムに入力します。読み書き権限ではなく読み込み限定にしてください。
- 監査ログをクリックしてください。
LinuxにSNMPエージェントをインストールするには
Linuxバージョン7までは、新規SNMPエージェントのインストールが必要です。最新のRPM(32ビット版)をダウンロードしてください。RPMのインストールは、次の手順に従ってください。
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rootユーザーとしてログインします。
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新バージョンインストールの前に、旧SNMPを削除する必要があります。インストール済みのnet-snmpのバージョンをリストアップするには、次のコマンドを実行してください。
rpm -qa | grep "net-snmp" -
既存のSNMPがあれば、先のコマンドで出力された旧バージョン情報を引数に指定し、次のコマンドで削除します。
rpm -e <version of net-snmp listed as the output for previous command> --nodeps -
旧バージョンが存在しなければ、次のコマンドで新バージョンをインストールしてください。
rpm -i <new downloaded version of SNMP agentd> --nodeps
zipからのインストールは、次の手順に従ってください。
ファイルを次のコマンドで解凍します。
tar -zxvf ucd-snmp-4.2.6.tar.gz
次の手順でSNMPをインストールします。
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rootユーザーとしてログインしてください。
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コマンド実行でCコンパイラーのパスをセットします。
export PATH=<gcc path>:$PATH -
ucd-snmpを解凍したディレクトリから、次のコマンド4つを実行してください。
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./configure --prefix=<directory_name> --with-mib-modules="host"
directory_nameはSNMPエージェント インストール先のディレクトリを指します。可能であれば、/root直下のディレクトリを選択してください。/usrや/localには旧バージョンのSNMPが存在する可能性もあり、インストールがうまくいかないことがあります。 -
make
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umask 022
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make install
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インストール プロセスはこれで完了です。エージェントを設定しSNMPリクエストに応答するようにするには、LinuxでのSNMPエージェント設定を参照ください。
SolarisシステムにSNMPエージェントをインストールするには
最新のSNMPをこちらからダウンロードし、tar -zxvf ucd-snmp-4.2.6.tar.gzで解凍します。インストール後に、SNMPエージェントがSNMPリクエストに応答するようにするには、SNMPエージェント設定の解説ページを参照ください。
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rootユーザーとしてログインします。
-
コマンド実行でCコンパイラーのパスをセットします。
export PATH=<gcc path>:$PATH -
ucd-snmpを解凍したディレクトリから、次のコマンド4つを実行してください。
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./configure --prefix=<directory_name> --with-mib-modules="host"
directory_nameはSNMPエージェント インストール先のディレクトリを指します。可能であれば、/root直下のディレクトリを選択してください。/usrや/localには旧バージョンのSNMPが存在する可能性もあり、インストールがうまくいかないことがあります。 -
make
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umask 022
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make install
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netsnmp-5.1.1パッケージは、ftp://ftp.sunfreeware.com/pub/freeware/sparc/8/netsnmp-5.1.1-sol8-sparc-localを参照ください。
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gunzip netsnmp-5.1.1-sol8-sparc-local.gz
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pkgadd -d netsnmp-5.1.1-sol8-sparc-local
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SNMPエージェントを実行するには、# /usr/local/sbin/snmpdを実行します。
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デーモンの停止には、# pkill -9 -x -u 0 snmpdを実行してください。
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