リアルユーザー監視のユーザーセッション

ユーザーセッション監視では、特定の期間内に同じユーザーに実行された一連の連続したユーザーアクションを監視します。例えば、複数のページの読み込み、サードパーティーのコンテンツリクエスト、ファイルのダウンロードなどのユーザーアクションを含みます。

Applications Managerのリアルユーザー監視は、ユーザーセッションをライブ、アクティブ、期限切れに分類します。
また、セッションの分類に基づいてユーザーをフィルタリングするオプションがあります。

フィルタリングオプションは以下のビルドよりサポート対象です。

  • Applications Manager ビルド16310以降
  • RUMエージェント バージョン3.1以降

ユーザーセッションの分類

タイプ 説明
アクティブ 継続的なトランザクションを実行している状態。
直近のトランザクション時間が1分未満。
ライブ 一度アクティブになり、まだ有効期限が切れていない状態。
直近のトランザクション時間が1分以上で、セッションが失効していない。
期限切れ 終了したセッション。
3つの基準に基づいてセッションを終了します、詳細はセッション終了時間を参照してください。

ユーザーセッションの開始と終了時間

セッション開始時間:ユーザーが最初のトランザクションを実行する時間を表します。

セッション終了時間: 次の3つの基準が満たされた場合、セッションは終了時間または期限切れとなります。

  • セッション時間が2時間に達した。
  • 直近のトランザクション時間が15分を超えた。
  • ユーザーがブラウザーを閉じた。