Applications ManagerとSite24x7の統合
概要
ManageEngine Applications Managerは、当社が提供するSaaSモデルのWebサイト監視サービスSite24x7と連携できます。Site24x7では効率よくWebサイトの監視が可能で、サイト、ホスト、メール サーバー、Webサーバーなどの状況を、お客さま拠点の外から把握できます。Site24x7統合によって、お客さまWebサイトのあらゆる側面が確認可能となります。
主なメリット
Site24x7統合では、次のことを実現できます。
- パフォーマンス メトリックをLAN(Applications Manager)からも、世界各地の100を超える拠点(Site24x7)からも、監視できます。
- 1社からのワンストップ ショッピングで、パブリック クラウド、プライベート クラウド、ハイブリッド クラウドを自在に監視します。従来のクラウドの概念を超えた、「社外のベアメタル サーバー」や「社内のオンプレミス クラウド」にも強みを発揮します。
- インフラからアプリケーションまで、ハイパーバイザーもVMも、多層的に監視できます。
- 双方からの可用性とステータス監視データを、Applications Managerで確認できるほか、アラート コンソールも一元化されています。
Site24x7とApplications Managerを統合するには
Site24x7 データ連携の詳細は、次のトピックを確認ください。
Site24x7とデータ統合を設定する
まず、Site24x7アカウントへのサインアップを行ってください。つづいて、必要な監視を追加します。
Applications Managerを設定する
Site24x7を設定したのち、Applications Managerでデータ同期の設定を行ってください。
- Applications Managerにログインします。
- 管理タブをクリックしてください。
- アドオン/製品設定をクリックします。
- Site24x7データ統合テーブルの右側から、新規アカウントの追加をクリックします。
- 次のSite24x7サービス情報を入力してください。
- OAuth:OAuthでの認可を設定します。利用するOAuthプロバイダー(IdP)をドロップダウンで選ぶか、OAuthプロバイダーの追加をクリックして新期で追加してください。新規プロバイダーの設定方法は、OAuthプロバイダーの解説ページを参照ください。
- アカウント名:お客さまSite24x7アカウントのアカウント名か表示名です。
- ポーリング間隔:ポーリング間隔を入力してください(分)。
- 保存ボタンで設定を保存します。
アカウント情報の編集、データ収集の無効化、データ取得、監視の削除は、Site24x7データ統合テーブルのアクション アイコンをクリックして、実行できます。
Site24x7監視を既存の監視グループに関連付ける
Site24x7の監視を、Applications Managerの監視グループに関連付けるには、次のように操作してください。
- Applications Managerでホーム タブをクリックします。
- デフォルト ダッシュボードで、監視グループ テーブルにあるグループ名をクリックすると、監視グループ情報が表示されます。
- ページ右側にある監視の関連付けをクリックしてください。
- 関連付けできる監視と、既に監視グループに関連付いている監視が表示されます。Site24x7監視もリストにあります。
- 監視の対応するチェック ボックスを、監視グループに存在しない監視のリストから選択し、関連付けをクリックしてください。
- 監視グループにすでに関連付いている監視は、監視グループに存在する監視から監視のチェック ボックスで選択し、グループから削除できます。
Site24x7監視の詳細ページには、Site24x7から直接取得したデータがリアルタイムで表示されます。この情報は、Site24x7アカウントでのデータ収集に依存していません。
Applications Managerにインポートされるのは、次の監視です。
- vCenter
- Amazon
- Webサイト改ざん監視
- リアル ユーザー監視
- APMインサイト
- モバイルAPM
はじめの3つの監視では、依存MO(管理対象オブジェクト)の情報のみを扱います。リアル ユーザー監視は、Applications Managerの「Webユーザー体感監視」として機能するほか、逆方向に、Site24x7アカウントへのリアル ユーザー監視の追加もできます。