APMプラグインのEditionについて
APMプラグインとOpManagerには、それぞれEnterprise Edition(以下 EE)とProfessional Edition(以下 PE)というEditionがあります。
これらのEditionは必ず一致させる必要はありません。
各Editionごとの組み合わせと、導入イメージについて記載します。
※本ページ内の一部で、Edition名を以下のように記載します。
- EE=Enterprise Edition
- PE=Professional Edition
目次
- 組み合わせ可能なEditionの一覧
- 前提条件
- 1.OpManager EEとAPMプラグイン EE
- 2.OpManager EEとAPMプラグイン PE
- 3.OpManager PEとAPMプラグイン EE
- 4.OpManager PEとAPMプラグイン PE
組み合わせ可能なEditionの一覧
前提条件
分散サーバー構成について
OpManagerの分散サーバー構成では、セントラルサーバーとプローブサーバーをそれぞれ構成します。
プローブサーバーで、対象装置の追加と監視を行います。
セントラルサーバーでは、各プローブサーバーで取得した監視情報を収集し、一元的に表示します。
詳細はこちらをご参照ください。
製品 | Edition | 種類 |
---|---|---|
OpManager | EE | セントラルサーバー |
プローブサーバー | ||
PE | - |
APMプラグインも同様、分散サーバー構成を行う際に、AdminサーバーとManagedサーバーがございます。
Adminサーバーは、OpManagerのセントラルサーバーと同様の立ち位置にあり、ManagedサーバーはOpManagerのプローブサーバーと同様です。
詳細はこちら(Applications Managerの説明)をご参照ください。
製品 | Edition | 種類 |
---|---|---|
APMプラグイン | EE | Adminサーバー |
Managedサーバー | ||
PE | - |
ライセンスについて
APMプラグインをお使いの場合、OpManagerにライセンスを適用する必要があります。
ライセンスの適用方法はこちらをご参照ください。
評価版をお使いの場合は、ライセンスの適用なしで、評価期間中にAPMプラグインをお試しいただけます。
1.OpManager EEとAPMプラグイン EE
OpManagerおよびAPMプラグイン、両方がEEの場合は、OpManagerのセントラルサーバーにAPMプラグインのAdminサーバーをインストールし、
OpManagerのプローブサーバーにAPMプラグインのManagedサーバーをインストールします。
ライセンスは、OpManagerのセントラルサーバーに適用します。
OpManagerのサーバー | APMプラグイン | 備考 |
---|---|---|
セントラルサーバー | EE Adminサーバー | OpManagerのセントラルサーバーに、APMプラグインのManagedサーバーは配置できません。 |
プローブサーバー | EE Managedサーバー | OpManagerのプローブサーバーに、APMプラグインのAdminサーバーは配置できません。 |
2.OpManager EEとAPMプラグイン PE
OpManagerはEEで、APMプラグインはPEの場合、OpManagerのセントラルサーバー、プローブサーバー、どちらにもAPMプラグインを入れることが可能です。
データを参照できるサーバーにご注意ください。
APMプラグインのPEをご利用いただく場合、APMプラグインをインストールしたOpManager上でのみ監視データを参照いただけます。
APMプラグインをOpManagerのプローブサーバーにインストールした場合、APMプラグインの監視データをOpManagerのセントラルサーバー上で表示することはできません。
(OpManagerのセントラルサーバーに監視データは同期されません。)
ライセンスは、OpManagerのセントラルサーバーに適用します。
OpManagerのサーバー | APMプラグイン | 備考 |
---|---|---|
セントラルサーバー | PE | OpManagerのセントラルサーバー上で、APMプラグインが取得した監視データを表示します。 |
プローブサーバー | PE | OpManagerのプローブサーバー上で、APMプラグインが取得した監視データを表示します。 監視データはセントラルサーバーに同期されません。 |
OpManager PE+APMプラグイン PEを利用→OpManagerのみEEに移行する場合
OpManager PEをEEに変更した場合、現行のOpManagerは1台目のプローブサーバーになります。
現行のOpManagerにAPMプラグインがインストールされていた場合、自動的にプローブサーバーにAPMプラグイン PEがインストールされている構成になり、セントラルサーバーに監視データが表示されません。
APMプラグインの監視データをセントラルサーバーで表示したい場合、APMプラグインをセントラルサーバーにインストールし直していただく必要がございます。
3.OpManager PEとAPMプラグイン EE
OpManagerはPE、APMプラグインはEEを利用する場合、OpManagerにAPMプラグインのAdminサーバーをインストールする必要があります。
ライセンスは、OpManagerに適用します。
OpManagerのサーバー | APMプラグイン | 備考 |
---|---|---|
PE | EE Adminサーバー | OpManager(PE)に、APMプラグインのManagedサーバーを配置することはできません。 |
4.OpManager PEとAPMプラグイン PE
OpManagerおよびAPMプラグイン、両方がPEの場合、特に留意点はございません。
ライセンスは、OpManagerに適用します。