Enterprise Edition――シングル サインオン(SSO)
Applications Managerは分散構成でのシングル サインオンに対応しています。すなわち、複数のApplications Managerサーバーが稼働している場合、それぞれへのログインごとに認証情報を入力する必要がありません。Adminサーバーへの認証を1回行うだけで、多数のManagedサーバーを利用でき、セッション中にアプリケーション(Managedサーバー)を切り替えるたびに認証をやり直す手間は消滅します。
メリット
- セキュリティ:一貫した認証と認可のポリシーを、組織で採用できます。
- 作業量の節減:同じ管理情報やプロファイルのためにパスワードを何度も入力する時間を減らし、アクセス管理を集約します。
テクノ ストレスの削減:サービスやポータルを行き来してもパスワード再入力は不要。セキュリティを妥協したわけでもありません。
シングル サインオンを有効にする
Applications Manager Enterprise構成でシングル サインオンを有効にするには、次のように操作してください。
- cas.warファイルを、当社サーバーからダウンロードします。
- ダウンロードした.warファイルを、AdminサーバーのAppManager/working/apache/tomcat/webappsに置きます。
- Applications Managerを起動し、管理タブへ移動してください。
- Applications Managerサーバー設定から、ユーザー管理をクリックします。
- SSOタブへ移動してください。
- SSOの有効化をチェックします。
- Applications Managerの再起動で、SSOが有効になります。
メモ:.
- Managedサーバーでは、シングル サインオンは、Applications Managerの再起動後に有効となります。数分間お待ちのうえ、AdminサーバーとManagedサーバーがSSOキーを同期してから、再起動をかけてください。
- Adminサーバーが停止中は、ManagedサーバーでSSOオンに切り替わりません。
- Adminサーバーで作成したユーザーは、Managedサーバー ヘと同期されます。
- Managedサーバーでは、ユーザー作成や変更はできません。