Sybase Replication Server監視

概要

Sybase Replication Serverは、データをある場所から別の場所に移動する‘データ移動‘製品です。あるデータベースのデータベーストランザクションをキャプチャし、それらを別のデータベースに適用します。

Sybase Replication Server監視の新規追加

サポートされているバージョン: Applications Managerは、Sybase Replication Server v15.7以降の監視をサポートしています。

REST APIを使用して新しいSybase Replication Server監視を追加する: こちらをクリック

Sybase Replication Server監視を作成するには、次の手順を実施ください。

  1. 新規監視配下の監視の新規追加をクリックします。
  2. Sybase Replicationを選択します。
  3. 監視対象の表示名を指定します。
  4. ホストのホスト名またはIPアドレスを指定します。
  5. ネットワークのサブネットマスク  を指定します。
  6. Sybaseが稼働しているポート番号を指定します。
  7. ポーリング間隔 の時間を分単位で指定します。
  8. 認証用のユーザー名パスワードなどの資格情報の詳細をデータベース名とともに入力するか、 資格情報リストから選択オプションを有効にして、資格情報マネージャーリストから必要な資格情報を選択します。
  9. Adminサーバーから新規監視を追加する場合は、Managedサーバーを選択します。
  10. Sybaseデータベースサーバーの監視を関連付けるコンボボックスから監視グループを選択します(オプション)。複数のグループを選択して、監視を関連付けることができます。
  11. 監視の追加をクリックすると、ネットワークからSybaseレプリケーションサーバーが検出され、監視が開始されます。

監視対象パラメーター

  • 可用性タブには、過去24時間または30日間の可用性履歴が表示されます。
  • パフォーマンスタブには、過去24時間または30日間のヘルスステータスとイベントが表示されます。
  • リストビュー 一括管理設定を使用することが可能です。

以下にリストされているタブをクリックして、監視項目に対応するメトリックを確認してください。

概要

パラメーター 説明
接続時間
接続時間 Sybaseレプリケーションサーバーに接続するのにかかる時間 (ミリ秒単位)
メモリ使用率
現在のメモリ使用量 レプリケーションサーバーによって現在使用されているメモリの量 (MB単位)
最大メモリ使用量 レプリケーションサーバーに使用するために割り当てられたメモリの最大量 (MB単位)
メモリ使用量 レプリケーションサーバーによって使用されるメモリの量 (%).
ディスク使用率
パーティション名とID パーティションの名前とそれに対応するID
パーティションの場所 ディスク上のパーティションの場所
ステータス パーティションの現在の状態。可能な値は、次の通りです。
  • オンライン – デバイスは正常です。
  • オフライン – デバイスが見つかりません。
  • ドロップ – Tデバイスはドロップされましたが、消えていません。 (一部のキューが使用中です。)
合計セグメント (MB) パーティションで使用可能なセグメントの合計量 (MB単位)
使用済みセグメント (MB) パーティションから現在使用されているセグメントの量 (MB単位)
空きセグメント (MB) パーティションで使用した後に使用可能なセグメントの空き量 (MB単位)
ディスク使用率(%) パーティションによって使用されているディスク容量 (%).
空きディスク(%) パーティションで使用した後に使用可能なディスク容量の空き (%)
ディスク使用状況 パーティションによって使用されているディスクの量のグラフ表示 (%)

スレッド

パラメーター 説明
スレッドの詳細
PID レプリケーションサーバーで実行されているスレッドの一意のプロセス識別子
名前 レプリケーションサーバーで実行されているスレッドの名前
ステータス スレッドの現在のステータス。可能な値は、 Active、Awaiting Command、Awaiting I/O、Awaiting Message、Awaiting Wakeup、 Connecting、Down、Getting Lock、Inactive、InitializingまたはSuspendedです。
情報 レプリケーションサーバーで実行されているスレッドに関する情報を表示

接続

パラメーター 説明
論理接続の詳細
PID レプリケーションサーバーで実行されている接続の一意のプロセス識別子
論理接続名 The logical data server and database names for the connection.
アクティブな接続 The data server and the database names for the current active database connection.
アクティブな接続のステータス Status of the active connection. 可能な値は、 Active、SuspendedまたはSuspended by errorです。
スタンバイ接続 The data server and the database names for the current standby database connection.
スタンバイ接続のステータス Status of the standby connection. 可能な値は、 Active、Suspended、Suspended by errorまたはWaiting for markerです。
レプリケーションサーバー名 Name of the replication server.
オペレーション The description of the operation in process. 可能な値は、 None、Switch ActiveまたはCreate Standbyです。
オペレーションステータス 処理中の操作の状態。

構成

パラメーター 説明
構成の詳細
RSSD/ERSSD データサーバー RSSD/ERSSDデータサーバーの名前。
インタレーション情報 レプリケーションサーバーのインストール情報を表示します。
ログファイル ログファイルの名前と場所を表示します。