Applications Manager Data Exporter:Windows用

Applications Manager Data Exporter(以下:Data Exporter)は、アプリケーションのメトリクスとトレースをApplications Managerサーバーに通信するために必要なプロセスです。

Data Exporterのインストール方法

Data Exporterをインストールするには、以下の手順に従います。

  1. Applications Managerの画面から[APM]タブ→[監視の追加]に移動し、エージェントを選択してData Exporterをダウンロード
  2. ダウンロードしたData Exporterを起動し、インストールウィザードに従って続行
  3. ライセンス契約を読み、[同意する]を選択して[次へ]をクリック
  4. [次へ]をクリック
  5. インストールフォルダーを指定し、[次へ]をクリック
  6. 以下のフィールドに必要なデータを入力
    • DeviceKey(ライセンスキー):
      Applications Manager上で、[APM]タブ→監視の追加→該当のエージェントをクリック→ライセンスキーに記載されています。
    • APM Host:
      Applications Managerがインストールされ実行されているホスト名またはIPv4アドレス
    • APM SSL Port:
      Applications Managerがインストールされ実行されているSSLポート番号
    • HTTPプロトコルを使用して通信する:
      サーバー転送プロトコルオプションを有効にし、ホストポートフィールドにWebクライアントポートを入力
    • プロキシを有効
    • プロキシサーバーに接続するためのプロキシURLを入力
      Applications ManagerサーバーとData Exporter間で通信用のプロキシが設定されている場合は、プロキシURLを入力してください。
    注意事項
    1. Data ExporterをインストールしたサーバーからApplications ManagerのURLにアクセスできることを確認してください。
      例:https://apmhostname:sslport もしくは http://apmhostname:port
    2. Applications Managerからコピーしたライセンスキーをコピー&ペーストする際に余分なスペースがないことを確認してください。
  7. [次へ]をクリックしてインストールを確認
  8. インストールが完了したら[Close]をクリック

Data Exporterのアンインストール方法

Data Exporterをアンインストールする際は、以下の手順を行います。

  1. Windowsで、[コントロールパネル]→[プログラムと機能]に移動
  2. サービス名「AppManagerDataExporter」を右クリックし、「アンインストール」を選択

Data Exporterインストール後に設定を変更する方法

Data Exporterインストールディレクトリ\AppManagerDataExporter\conf配下のconfiguration.jsonファイルを変更します。
デフォルトのインストールパスは C:\Program Files (x86) です。

オプション 説明
license.key APMインサイトのライセンスキー(Applications Manager上で、[APM]タブ→監視の追加→該当のエージェントをクリック→ライセンスキーに記載されています。)
behind.proxy プロキシを有効または無効にするオプション(trueまたはfalseを設定)
proxy.url 完全なプロキシURL
agent.status.port プロセス間の通信ステータスポート番号(変更の際は、Data Exporterの再起動が必要)
agent.data.port プロセス間の通信データポート番号(変更の際は、Data Exporterの再起動が必要)
service.log.dir ログが保存されるディレクトリへのパス
service.log.level ログレベル(設定可能な値:INFO、WARNING、DEBUG、NOLOG)
service.log.size ログファイルをローテーションする前のログサイズの制限(サイズをバイト単位で入力)

Data Exporterの管理方法

Data Exporterの管理方法は以下の通りです。

  1. Windowsから「ファイルを指定して実行」を開き、「services.msc」を入力して実行
  2. サービス名「AppManagerDataExporter」を右クリックし、アクションを選択
    停止、一時停止、再起動