ISPデータの監視設定(リアルユーザー監視)
リアルユーザー監視(以下RUM)のデフォルト設定では、エンドユーザーのISPデータは表示しません。
ISPデータを取得するには、サードパーティのGeolocation APIを利用する必要があります。
※現在、RUMはJSON形式で応答を返すAPIのみをサポートしています。
Geolocation APIを入手後、次の手順に従ってRUMエージェントでAPIの詳細設定を行います。
- RUMエージェントインストールフォルダー/conf配下の、GeolocationAPIResources.xmlファイルを任意のテキストエディターで開く
- GeolocationAPIResources.xmlファイルに記載されたサンプルAPI形式に合わせて、サードパーティAPIの詳細を追記
- ipKey:各APIではIPアドレスの送信を想定しているパラメーターが異なります。IPアドレスを送信すべきパラメーターを探して、指定してください。
- countryKey:各APIは、ISPとロケーションデータを異なるキーで返します。国キーを置き換えてください。
- countryCodeKey:各APIは、ISPとロケーションデータを異なるキーで返します。国コードキーを置き換えてください。
- ispKey:各APIは、ISPとロケーションデータを異なるキーで返します。ISPデータキーを置き換えてください。
- リソース引数に、一意のリソースキー値を追加します。
- RUMエージェントインストールフォルダー/conf配下のAppServer.propertiesファイルを任意のテキスエディターで開き、
geo.api.typeの値を、GeolocationAPIResources.xmlファイルで指定したリソース値に更新
例:http://me-apm-ip.com/jsonを選択した場合は、リソース値は1です。下記のサンプルをご参照ください。 - ファイルを保存し、エージェントを再起動
サンプル
GeolocationAPIResources.xmlファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<GEO-RESOURCES>
<GEO-API-DETAILS resource="1" url="http://me-apm-ip.com/json" ipKey="ip" responseType="JSON" countryKey="country" countryCodeKey="countryCode" ispKey="org"/>
<GEO-API-DETAILS resource="2" url="http://ip-g3-location.com/json" ipKey="ip" responseType="JSON" countryKey="location" countryCodeKey="regionCode" ispKey="isp"/>
<GEO-API-DETAILS resource="3" url="http://zoho.iplocation.com/json" ipKey="ipAddress" responseType="JSON" countryKey="cn" countryCodeKey="cncode" ispKey="org"/>
</GEO-RESOURCES\>
AppServer.propertiesファイル
#$Id$
geo.api.type=2
apm.host=localhost
apm.https.port=8441
apm.apikey=RUM4tFgjBtlKMnuWYBpQH6MC6lkoFCZKKW7