レポート設定

本設定では、レポートに関する各種設定と、データの保存設定を行います。
[設定]→[レポート]→[レポート設定]の以下の各タブから設定します。


レポート設定

本設定では、可用性レポート、属性レポート、予測レポートに関する設定を行います。

可用性レポート

  • アプリケーションクラスター/サービスグループ:
    アプリケーションクラスターを選択した場合、監視グループ内のいずれかの監視がダウンしている場合に、監視グループの可用性をダウン(0%)と表示します。
    サービスグループを選択した場合、サービスの可用性にもとづいて監視グループの可用性を計算します。

    サービスグループ例:1監視グループに5つの監視が存在し、そのうち1つの監視がダウンしている場合、監視グループの可用性は80%となります。
    ※アプリケーションクラスターとサービスグループはいずれか1つのみ選択することができます。
  • 可用性レポートでは、スケジュールメンテナンスを含まない:
    本オプションを有効化すると、スケジュールメンテナンス期間中の監視データは可用性レポートから除外されます。
  • 可用性レポートでは、非管理ステータスを含まない:
    本オプションを有効化すると、非管理ステータスの監視は可用性レポートから除外されます。

属性レポート

  • 棒グラフ/線グラフ:
    属性レポートを棒グラフまたは折れ線グラフ形式で表示します。
    ※棒グラフと線グラフはいずれか1つのみ選択することができます。
  • グラフにプロット図形を表示する:
    本オプションを有効化すると、折れ線グラフ内にドットが表示されます。
  • 「ポーリングデータを表示」に、表示期間を設定するドロップダウンを表示:
    移動平均として表示する値の、基準とするタイミングを設定します。
    本オプションを有効化することで、各監視の7(最新7日データ)、30(最新30日データ)グラフに移動平均グラフが表示されます。
    例:設定値を10日とした場合、過去10日間の平均を移動平均値として表示します。

予測レポート

  • 機械学習の有効化:
    本オプションを有効化することで、機械学習技術を使用して、より信頼性の高いレポートを生成します。

データ保持保存

グラフ描画やレポート生成に必要な監視データの保存期間を設定します。
Applications Managerは監視対象から定期的に監視データを収集します。毎時間の終わりに、パフォーマンス情報を毎時データとして集約します。その後、1日の終わりに、日次データとして集約します。
※グラフやレポートでは、データベースに保存されるこれらのデータをもとに表示されます。

[データ保持保存]タブでは、以下の各保存に関する設定を行います。

  • 毎時統計の保持期間(日):
    毎時統計データの保存期間を設定します。
    最小1日、最大99999日
  • 日次統計の保持期間(日):
    日次統計データの保存期間を設定します。
    最小1日、最大99999日
  • 未承諾トラップを保存(時間):
    イベントとしてキャプチャしたSNMPトラップ情報の保存期間を設定します。
    デフォルト5時間、最大720時間
    ※サーバーへかなりの負荷がかかりますので、お客様の環境にあわせて調整してください。

更に、[高度な設定]から以下の各設定を行うことができます。

  • ディスクとサーブレット属性の毎時統計の保持期間(日):
    ディスク、サーブレット属性に関する毎時統計データの保存期間を設定します。
  • 過去のダウンタイム履歴の削除(日):
    設定した日にち前のダウンタイム履歴データを削除します。
  • 過去の正常性履歴の削除(日):
    設定した日にち前の正常性履歴データを削除します。
  • 過去のイベント数の削除(日):
    設定した日にち前のイベント数データを削除します。

ロゴ設定

レポートに表示するロゴを任意に変更することができます。
デフォルトでは、ManageEngine Applications Managerの画像が設定されています。

ロゴを変更するには、[変更]をクリックし任意の画像ファイルを指定の上、設定を保存してください。

・ロゴは、PDFやExcel形式のレポートに反映されます。

・画像サイズは262×54を基準に、100KB以下の画像ファイルを指定してください。

・画像ファイルの形式は、gif/jpg/pngに対応しています。


エクスポートデータの保護

メール送付されたPDFファイルやスケジュールレポートで生成されたPDFファイルにパスワードを付与することができます。

  • PDFパスワード:
    Applications Managerで生成されたすべてのPDFファイルに対して、パスワードを設定します。
  • ファイルアクセスパスワード:
    スケジュールレポートでメール受信したリンクにアクセスするためのパスワードを設定します。
  • 更新後のパスワードの宛先:
    更新したパスワードを以下のオプションから通知します。
    ・全ユーザー
    ・管理者
    ・送信しない
     ※[送信しない]を選択した場合、パスワード更新に関するメールは通知されませんが、
     スケジュールレポートが設定されると、レポートメールとパスワードメールが、関連ユーザーに送信されます。