OpManagerストレージ監視SAN監視コネクター

ManageEngine Applications Managerは、包括的ストレージ監視ツールOpManagerストレージ監視(旧称:OpStor)と統合できます。OpStorはマルチ ベンダー環境でのストレージ インフラ監視ソリューションで、大組織のストレージ リソース監視に有用です。OpStor SAN監視コネクターにより、Applications Managerのユーザーは本製品が監視するサーバー、アプリケーション サーバー、データベースにくわえて、ストレージ装置のステータスも把握可能です。

主なメリット

  1. 単一コンソールで、ストレージ装置、サーバー、アプリケーションを監視

  2. 単一コンソールで、全アラートを表示

OpStorを設定するには

  1. OpStorにログインします。

  2. 管理タブへ進み、ユーザー マネージャーをクリックしてください。ユーザーの追加が見つかります。

  3. 読み込み専用アクセスでのユーザーの追加を選択します。

Applications Managerを設定するには

OpStorの設定が完了したのち、OpStorからApplications Managerへのデータ取り込み設定をします。

  1. Applications Managerにログインします。

  2. Applications Managerで管理タブをクリックしてください。

  3. アドオン/製品設定をクリックします。

  4. OpStorの追加のリンクをクリックします。OpStorが稼働しているマシンのサーバー名ポート番号を入力します。つづいて、OpStorで作成した読み込み専用ユーザーのユーザー名パスワードを指定してください。

  5. 保存ボタンをクリックして、設定を保存ください。

ストレージ装置監視を既存の監視グループに関連付ける

  1. OpStorの監視をApplications Managerの監視グループに関連付けるには、ホーム タブをクリックしてください。

  2. 監視グループ情報から、左フレームにある監視グループのリンクで、監視の関連付けをクリックします。

  3. ディスカバリ済みの装置が、Applications ManagerのものもOpStorのものも表示されます。監視グループに関連付け可能なものも、すでに関連付いていいるものも対象です。ストレージ装置のリストも表示されます。

  4. 監視グループに存在しない監視リストから対応するリソースをチェック ボックスで選び、関連付けをクリックしてください。監視グループにすでに関連付いている監視を削除するには、 監視グループに存在する監視から該当するものを選択して、 削除をクリックします。

  5. 監視タブをクリックすると、設定したストレージ装置がリストアップされます。カテゴリ ビューで ストレージ装置をクリックすると、装置の下にある監視すべての可用性とパフォーマンスが表示されます。たとえば、サーバー監視を設定すると、Applications Managerには、可用性、応答時間、CPU、メモリとディスク利用率などのパフォーマンス メトリックが表示されます。

ストレージ装置監視を新規監視グループに関連付けるには

  1. 新規監視グループをクリックします。

  2. 監視グループの名前と説明を入力し、オーナーを決めてください。

  3. 監視グループを作成したのち、当該監視グループのサマリ タブに表示される監視の関連付けをクリックします。

  4. 関連付けのできるディスカバリ済み装置が、Applications ManagerのものもOpStorのものも表示されます。ストレージ装置も表示されます。

  5. リストから監視をチェック ボックスで選び、関連付けをクリックします。

  6. 監視グループに戻るをクリックすると、グループに関連付けた監視が表示されます。

 

ポーリング間隔を変更する

Applications Managerが外部コネクターから行うポーリングは、間隔と時刻を設定可能です。アドオン設定ポーリング間隔タブに移動してください。変更できるポーリング間隔設定は次の通りです。

  • 外部コネクターからのアラート更新:外部コネクターからのアラートをApplications Manager側で更新する間隔を指定できます。この設定は必要に応じて行ってください。デフォルトの間隔は5分です。

  • 外部コネクターからの装置とアラートのすべての更新:外部コネクターからの装置とアラートすべての情報を、Applications Manager側でフル更新する間隔を指定できます。この設定は必要に応じて行ってください。デフォルトは30分です。

アラートとアクションをストレージ装置に関連付けるには

OpStor SAN監視コネクターの利用で、OpStorストレージ装置からのアラートをApplications Managerで確認できるほか、OpStor属性へのアクション関連付けも実行できます。

アラート

OpStorからすべての装置をインポートしたのち、アラート タブへ移動して、Applications Managerに設定したアラートすべてを、重要度、タイプ、日付、アラート担当の技術者とあわせて表示してください。テーブル トップのパラメーター タイプをクリックすると、アラートのフィルターとソートが可能です。

アラートはすべてを表示することも、重大、アイコン:重大、警告アイコン:警告、クリアアイコン:クリアにフィルターすることもできます。アラートの選択基準は次の通りです。

  • アラート アクション
  • 選択した時間
  • 選択した監視グループ
  • 選択した監視タイプ

アラート テーブルのトップから、検索ボタンアラート検索をクリックすると、アラートの検索ができます。アラート タブの機能は、アラート設定の解説ページを参照ください。

アクション

ストレージ装置のインポートが終わると、OpStor属性に対する是正アクションを実行できます。たとえば、メール、SMS、トラップ、コマンド実行などで、監視ストレージの監視中に発生したアラートの通知が可能です。是正アクションを実行するには、あらかじめアクションを定義し、属性に関連付けできるよう準備ください。詳細は、アクションを定義するにはをクリックください。

メモOpStor属性には、しきい値の作成・関連付けはできません。