Applications Manager Data Exporter:Linux用
Applications Manager Data Exporter(以下:Data Exporter)は、アプリケーションのメトリクスとトレースをApplications Managerサーバーに通信するために必要なプロセスです。
- Data Exporterのインストール方法
- インターネットにアクセスせずにData Exporterをインストールする方法
- Data Exporterのアンインストール方法
- Data Exporterインストール後に設定を変更する方法
- Data Exporterの管理コマンド
Data Exporterのインストール方法
Data Exporterは以下のいずれかの方法でインストールが可能です。
コマンドラインを使用してインストールする
コマンドラインを使用してインストールする方法は以下の通りです。
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インストールスクリプトを使用してダウンロード
wget -O InstallDataExporter.sh https://www.manageengine.com/products/applications_manager/54974026/InstallDataExporter.sh
もしくは、 エージェントダウンロードページからData Exporterをダウンロード -
必要なオプションを指定して、インストールコマンドを実行
sudo sh InstallDataExporter.sh -lk "licensekey" -ah "appmanager host name" -ap "appmanager SSL Port"
またはsudo sh InstallDataExporter.sh -lk "licensekey" -apm.host "applications manager host name" -apm.port "SSL port of applications manager"
置き換えるオプションは以下の通りです。オプション項目 説明 -lk, -license.key APMインサイトのライセンスキー(Applications Manager上に記載されています。) -bp, -behind.proxy プロキシを有効または無効にするオプション(trueまたはfalseを設定) -pu, -proxy.url 完全なプロキシURL -asp, -agent.status.port プロセス間の通信ステータスポート番号 -adp, -agent.data.port プロセス間の通信データポート番号 -ah, -apm.host Applications Managerがインストールされ実行されているホスト名またはIPv4アドレス -ap, -apm.port Applications Managerがインストールされ実行されているポート番号 -aph, -apm.protocol.https Applications Managerへデータを送信する時、HTTPSプロトコル経由で送信するか
環境変数を使用してインストールする
環境変数を使用してインストールする方法は以下の通りです。
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インストールスクリプトを使用してダウンロード
wget -O InstallDataExporter.sh https://www.manageengine.com/products/applications_manager/54974026/InstallDataExporter.sh
もしくは、 エージェントダウンロードページからData Exporterをダウンロード -
必要なオプションを設定
export APM_LICENSE_KEY="licensekey"
export APM_HOST="appmanager hostname"
export APM_PORT="appmanager SSL PORT"
置き換えるオプションは以下の通りです。
オプション 説明 APM_LICENSE_KEY APMインサイトのライセンスキー(Applications Manager上に記載されています。) BEHIND_PROXY プロキシを有効または無効にするオプション(trueまたはfalseを設定) PROXY_URL 完全なプロキシURL AGENT_STATUS_PORT プロセス間の通信ステータスポート番号 AGENT_DATA_PORT プロセス間の通信データポート番号 -
インストールコマンドを実行
sudo -E sh InstallDataExporter.sh
インターネットにアクセスせずにData Exporterをインストールする方法
マシンがインターネットにアクセスできない場合は、以下の手順でData Exporterをインストールしてください。
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エージェントダウンロードページからData
Exporterをダウンロード
ダウンロードしたData Exporterファイルの整合性を確認するには、チェックサム検証を実行します。 -
次のコマンドを実行して、ダウンロードしたエージェントをoptディレクトリに抽出
cd /opt
エージェント抽出パスの下にあるbinフォルダに移動し、次のコマンドを実行
sudo unzip <exporter_file_name>sudo sh service.sh install -license.key [license.key] -apm.host [apm.host] -apm.port [apm.port]
置き換えるオプションは以下の通りです。オプション 説明 [apm.host] Applications Managerのホスト [apm.port] Applications ManagerのSSLポート [licenseKey] APMインサイトのライセンスキー(Applications Manager上に記載されています。) [behind.proxy] プロキシを有効または無効にするオプション(trueまたはfalseを設定) [proxy.url] 完全なプロキシURL [agent.status.port] プロセス間の通信ステータスポート番号 [agent.data.port] プロセス間の通信データポート番号 [apm.protocol.https] Applications Managerへデータを送信する時、HTTPSプロトコル経由で送信するか
Data Exporterのアンインストール方法
Data Exporterをアンインストールする際は、以下のコマンドを実行します。
sudo sh /opt/AppManagerDataExporter/bin/service.sh uninstall
Data Exporterインストール後に設定を変更する方法
/opt/AppManagerDataExporter/confディレクトリにあるconfiguration.jsonファイルを変更します。
Data Exporterの管理コマンド
Data Exporterの管理コマンドは以下の通りです。
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起動:
service AppManagerDataExporter start
またはsh /opt/AppManagerDataExporter/bin/service.sh start
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停止:
service AppManagerDataExporter stop
またはsh /opt/AppManagerDataExporter/bin/service.sh stop
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再起動:
service AppManagerDataExporter restart
またはsh /opt/AppManagerDataExporter/bin/service.sh restart
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ステータスの確認:
service AppManagerDataExporter status
またはsh /opt/AppManagerDataExporter/bin/service.sh status