APMインサイトJavaエージェントのアップグレード
Javaエージェント バージョン5.4以上
お使いのエージェントのバージョンが5.4以上の場合、次のいずれかの方法を使用してエージェントをアップグレードできます。
注意事項
自動アップグレード機能は、エージェントの大きな変更を含んだメジャーバージョンの変更に対してのみ機能します。軽微な変更を含んだ、マイナーバージョンは対象外となります。
自動アップグレード
自動アップグレードを有効にすることで、新しいエージェントバージョンが利用可能になった際に自動的に最新のエージェントバージョンにアップグレードが可能です。
自動アップグレードオプションを有効にすると、Applications Managerが最新のエージェント(zipファイル)を自動的にダウンロードします。
有効化の方法
- [APM]タブ→[アプリケーション]→[APM Insightアプリケーション構成の編集]→[APM Insightエージェント構成プロファイルの編集]に移動
- [エージェント自動アップグレード]オプションを有効化
- 設定を[保存]
自動アップグレード後
エージェントをインストールしているサーバーの再起動を求められます。再起動後、最新のエージェントが稼働します。
手動アップグレード
- 新しいバージョンのエージェントが利用可能になると、APMインサイトの詳細ページの上部に以下のようなメッセージが表示されます。
- メッセージ内の、「アップデート」リンクをクリックしてアップグレードプロセスを開始します。
- [続行]をクリックすると、エージェントのアップグレードを開始します。開始後、メッセージ内容が「エージェントをまもなくアップデートします。」に変わります。
- アップグレードが完了すると、メッセージが更新されます。アップグレード完了後、ページを更新すると、メッセージが更新されます。(別のページに遷移しても、アップグレードは続行されます。)
- エージェントのアップグレードが成功すると、「エージェントをダウンロードしました。新しいエージェントを有効にするには、アプリケーションサーバーを再起動してください。」と表示されます。エージェントをインストールしたサーバーを再起動してください。
- エージェントのアップグレード中にエラーが発生した場合、「エージェントのアップデート中に問題が発生しました。詳細はこちらです。」と表示されます。[詳細]をクリックすると、続行またはキャンセルを選択できます。
注意事項
再開オプションを選択すると、キャッシュ内のステータスがクリアされ、エージェントのアップグレードが試行されます。メッセージは「エージェントをまもなくアップデートします。 」に変更されます。
Javaエージェント バージョン5.4未満
エージェントのバージョンが5.4未満の場合、以下の方法を使用してエージェントをアップグレードできます。
- 最新のAPMインサイトJavaエージェント(apminsight-javaagent.zip) ManageEngine Communityからダウンロード
- ダウンロードしたzipファイルを展開し、apminsight-javaagent.jarおよびapminsight-javaagent-api.jarを確認
- 既存のAPMインサイトエージェントディレクトリに移動し、apminsight-javaagent.jarおよびapminsight-javaagent-api.jarのバックアップを取得
- ダウンロードしたapminsight-javaagent.jarおよびapminsight-javaagent-api.jarを既存のディレクトリにコピーして、上書き
- 監視対象のアプリケーションを再起動
注意事項
- Applications Manager 14440以上にアップグレードする場合は、Javaエージェントをバージョン4.x以上にする必要があります。
- Javaエージェントをバージョン2.xから4.x以上にアップグレードする際、apminsight.confファイルにある次のキーを更新する必要があります。
例1
license.key=APMI_e448c81fe4927e0495e868124c7d345c2c2f0012f4796b154f4b1827fe56d119
apm.host=https://localhost:8443/
例2
license.key=APMI_e448c81fe4927e0495e868124c7d345c2c2f0012f4796b154f4b1827fe56d119
apm.host=http://localhost:9090/
詳細はエージェント設定解説ページを参照ください。