ManageEngine OpManagerネットワーク監視コネクター
ManageEngine Applications Managerは包括的ネットワーク監視ツールのManageEngine OpManager(製品デモサイト)と統合可能です。ManageEngine OpManagerは効率的なネットワーク監視ソフトウェアで、WANの障害・パフォーマンスを、Applications Managerが監視するその他のITインフラと、あわせて包括的に管理します。ネットワーク監視コネクターを利用すると、Applications Managerからサーバー、アプリケーション サーバー、データベースすべてにくわえて、ネットワーク装置のステータスを確認できます。
主なメリット
- 単一コンソールで、ネットワーク、サーバー、アプリケーションを監視
- ネットワーク、サーバー、アプリケーションを考慮に入れて、お客さまビジネス アプリケーションのSLAと可用性メトリックを実現
- 単一コンソールで、全アラートを表示
Applications Managerの設定
Applications ManagerでOpManagerからデータを取得する設定
- Applications Managerで、管理 > アドオン製品設定と移動し、OpManagerを選択します。
- OpManagerを実行しているサーバーとポートの情報を指定してください(この段階で、OpManagerが実行中である必要があります)。
- 両製品の統合には、ユーザーの指定も必要です。
- 統合完了時にOpManagerから装置すべてをインポートするには、「すべての装置をインポート」を有効にしてください(このオプションを選択せずにおいておき、統合完了後、必要な監視を適宜監視グループに関連付けることもできます)。
- フォームを保存してください。
ポーリング間隔の更新
Applications Managerが外部コネクターから行うポーリングは、間隔と時刻を設定可能です。アドオン設定でポーリング間隔タブに移動してください。変更できるポーリング間隔設定は次の通りです。
- 外部コネクターからのアラート更新:外部コネクターからのアラートをApplications Manager側で更新する間隔を指定できます。この設定は必要に応じて行ってください。デフォルトでは5分です。
- 外部コネクターからの全装置とアラートの更新:外部コネクターからの装置とアラートすべての情報を、Applications Manager側でフル更新する間隔を指定できます。この設定は必要に応じて行ってください。デフォルトは30分です。
ネットワーク装置監視を既存の監視グループに関連付ける
- OpManagerの監視をApplicatins Managerの監視グループに関連付けるには、ホーム タブをクリックしてください。
- 監視グループ情報の下で、左フレームにある監視グループのリンクで、監視の関連付けをクリックします。
- 検出済みのリソースがリストアップされます。監視グループへの関連付けができるもの、監視グループにすでに関連付いたもの双方が対象です(Applications ManagerとOpManagerの両方)。ネットワーク装置でリストを確認することもできます。
- 監視グループに存在しない監視リストから対応する監視のチェック ボックスを選択し、関連付けをクリックしてください。すでに監視グループに関連付いた監視を削除するには、監視グループに存在する監視でチェック ボックスを選び、削除をクリックします。
ネットワーク装置監視を新規監視グループに関連付ける
- 新規監視グループをクリックします。
- 監視グループの名前と説明を入力し、オーナーを決めてください。
- 監視グループを作成したのち、当該監視グループのサマリ タブに表示される監視の関連付けをクリックします。
- 検出済みの監視がリストアップされます。監視グループへの関連付けができるものが対象です(Applications ManagerとOpManagerの両方)。ネットワーク装置でリストを確認することもできます。
- 対応する監視のチェック ボックスをリストで選択し、関連付けをクリックしてください。
- 監視グループに戻るをクリックすると、グループに関連付けた監視が表示されます。
追加設定
OpManagerコネクターに追加できる設定を、下に記します。
要件 | 作業手順 |
---|---|
OpManagerへの装置追加時に、Applications Managerに属性を追加するには |
AppManager-Home/confのOPMConnector.propertiesで、次の設定をしてください(Enterprise EditionのManagedサーバーか、Professional Editionのみ)。
属性はOpManager装置タイプのアラートの設定にリストアップされます。 |
Applications Managerにインターフェースを監視として追加するには |
AppManager-Home/confのOPMConnector.propertiesで、次の設定をしてください(Enterprise EditionのManagedサーバーか、Professional Editionのみ)。
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デフォルトのネットワーク ダッシュボードを追加するには |
AppManager-Home/confのOPMConnector.propertiesで、次の設定をしてください(Enterprise EditionのManagedサーバーか、Professional Editionのみ)。
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ネットワーク装置にアラートとアクションを関連付ける
OpManagerネットワーク監視コネクターにより、OpManagerネットワーク装置からのアラートをApplications Managerで表示でき、OpManager属性へのアクション関連付けが可能となります。
アラート
OpManagerからすべての装置をインポートしたのち、アラート タブへ移動してください。Applications Managerに設定したアラートすべてを、重要度、タイプ、日付、アラート担当の技術者とあわせて表示してください。テーブル トップのパラメーター タイプをクリックすると、アラートのフィルターとソートが可能です。
アラートはすべてを表示することも、重大、、警告、クリアにフィルターすることもできます。アラートの選択基準は次の通りです。
- アラート アクション
- 選択した時間
- 選択した監視グループ
- 選択した監視タイプ
アラート テーブルのトップで検索ボタン をクリックすると、アラートの検索が可能です。アラート タブについては こちらをクリックしてください。
アクション
ネットワーク装置のインポートを完了すると、装置で発生したアラートを、メール、SMS、トラップ、コマンド実行などで通知するよう、OpManager属性で是正アクションを実行できるようになります。実行には、あらかじめアクションを定義し、属性に関連付けできるよう準備ください。アクションの定義のしかたは、こちらで確認いただけます。
メモ:OpManager属性には、しきい値の作成・関連付けはできません。
制限事項
- OpManagerをEnterprise EditionのAdminサーバーと統合する場合、Managedサーバーの同時統合には制限を設けています。
- OpManagerをAdminサーバーとManagedサーバーの双方に統合すると、OpManager側のデータ収集はManagedサーバー側では無効化されます。ManagedサーバーからのOpManagerデータは、Admin・Managedサーバーのどちらでも、UI表示しません。ManagedサーバーのOpManagerでは、削除作業が可能です(メモ:OpManagerのAdmin・Managedサーバー双方への統合は推奨しません)。
- 上記のケースで、Adminサーバーに統合したOpManagerを削除すると、Managedサーバー側でのデータ収集がOpManagerで有効になります。後者に関係するデータが、Admin・Managedサーバー双方のUIに表示されるようになります。