WebLogic Integration Server監視
新しいWebLogic Integration Server監視の作成
サポート対象のバージョン: WebLogic Integration Server 8.x
WebLogic Integration Serverメトリックを監視するための前提条件: こちらをクリック
REST APIを使用して新しいWebLogic Integration Server監視を追加する: こちらをクリック
WebLogic Integration Server監視を作成するには、以下の手順に従います。
- 新規監視をクリックします。
- WebLogic Integrationを選択します。
- IPアドレス/ホスト名を入力します。
- ネットワークのサブネットマスクを入力します。
- WebLogic Integration Serverが実行されているポート番号を入力します。
- ポーリング間隔時間を分単位で入力します。
- Adminサーバーから新しい監視を追加する場合は、Managedサーバーを選択します。
- ユーザー名やパスワードなど、監視固有の認証情報を入力します。
- <WLS_HOME>/server/binにあるstartWLS.cmdshを編集し、次の引数を追加します。 -Dweblogic.disableMBeanAuthorization=true と -Dweblogic.management.anonymousAdminLookupEnabled=true (リンクをクリックしてサンプルのstartWLS.cmdshファイルを確認してください。)
- 変更を有効にするには、WebLogicIntegrationServerを再起動します。
- リモートWebLogicサーバー(バージョン8)のフォルダー/weblogic81/ server / libからweblogic.jarをコピーし、ApplicationsManagerが実行されているマシンのApplicationsManagerインストールフォルダー\working\classes\weblogicversion8フォルダーに配置します。
- WebLogic Integration Server監視を関連付けるコンボボックスから監視グループを選択します(オプション)。複数のグループを選択して、監視を関連付けることができます。
- 監視の追加をクリックします。これにより、ネットワークからWebLogic Integration Serverが検出され、監視が開始されます。
注: WebLogic Integration Serverでは、監視のために従う必要のある追加の構成と条件がいくつかございます。
WebLogic Integration Server 8.xを監視するには、weblogic.disableMBeanAuthorization と weblogic.management.anonymousAdminLookupシステム変数をtrueに設定して、データ収集を有効にする必要があります。以下の手順に従ってください。
監視パラメーター
WebLogic Integration Serveは、ビジネスプロセスの詳細、アプリケーション統合の詳細、メッセージブローカの詳細などのパラメータ/属性に基づいて監視されます。これらの属性は、WebLogic Integration Serve監視の機能に関する情報を提供し、サーバの属性に設定されたしきい値に基づいてアラートを受信できます。
- 可用性タブには、過去24時間または30日間の可用性履歴が表示されます。
- パフォーマンスタブには、過去24時間または30日間のヘルスステータスとイベントが表示されます。
- リストビュー 一括管理設定を使用することが可能です。
以下にリストされているタブをクリックして、監視項目に対応するメトリックを確認してください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
ビジネス プロセス詳細 |
|
プロセス名 | プロセスの名前です。 |
ステータス | プロセスのステータスです。下記パラメーターに応じて決まります。 |
平均経過時間 | プロセスの平均経過時間を示します。経過時間は、全インスタンス起動からの時間を指します。 |
完了インスタンス数 | ステータスがcompletedのインスタンス数を、分ごとに表示します。 |
SLA超過インスタンス数 | ステータスがabove SLAのインスタンス数を、分ごとに示します。 |
実行中インスタンス数 | ステータスがrunningのインスタンス数を、分ごとに表示します。 |
アボート済みインスタンス数 | ステータスがabortedのインスタンス数を表します。例外をハンドラーなしで投げる(unhandled exception)ため、この状態になったら、停止(terminate)するしかありません。 |
凍結インスタンス数 | 実行中のインスタンスでステータスがfrozonのものを指します。停止も解凍(unfreeze)も可能です。解凍すると停止ポイントからレジュームします。 |
停止インスタンス数 | ステータスがterminatedのインスタンス数を、分ごとに表示します。 |
アプリケーション統合詳細 | |
アプリケーション ビュー名 | アプリケーション ビューのIDを表します。 |
ステータス | アプリケーションのステータスです。 |
サービス数 | サービス カウンターの最新リセット以来、実行されたサービスの数を指します。 |
サービス エラー数 | サービス カウンター最新リセット以来のサービス エラーと、イベント カウンター最新リセット以来のイベント配信エラーの数を合計したものです。 |
平均サービス経過時間 | サービス実行の平均経過時間を表します(ミリ秒)。同期サービス・非同期サービスの双方の経過時間を平均したものです。非同期サービスでは、アダプターとの通信にかかった時間だけを計上し、非同期リクエスト キューでの待機時間は除外します。 |
イベント数 | 配信イベント イベント カウンター最新リセット以来の、配信イベントの数を表します。 |
イベント エラー数 | 配信イベント イベント カウンター最新リセット以来の、配信イベント エラーの数を表します。 |
メッセージ ブローカー詳細 | |
チャネル名 | チャネルの名前を示します。 |
ステータス | チャネルのステータスを示します。メッセージ、購読者、デッドレターの数に応じて決まります。 |
メッセージ数 | チャネルへの配信メッセージ数を示します。 |
購読者数 | チャネルを購読できるプロセスやWebサービスのタイプの数を示します。 |
デッドレター数 | サブスクリプションが見つからず、メッセージ送信先URLを決定できなければ、メッセージ ブローカーはデッドレター チャネルへと送信を行います(/deadletter/xml、/deadletter/string、/deadletter/rawData)。このパラメーターでは、カウントの最新リセット以来のメッセージ数を示します。 |