セキュリティ設定

ユーザーのパスワードルールや、製品にアクセスする際のHTTPポート設定など、Applications Managerのセキュリティに関する設定を行います。

設定画面:
[設定]→[製品設定]→[セキュリティ設定]


各設定項目について

[セキュリティ設定]では、以下の各項目を設定します。

ユーザー管理

設定項目 説明
強力なパスワードルールを強制 Applications Managerのユーザーアカウントに対して強力なパスワード設定を有効化し、セキュリティ強化を図ります。
[変更]をクリックすると、[設定]→[製品設定]→[ユーザー管理]→[アカウントポリシー]画面が表示されます。
アカウントポリシーについては、こちらのページをご参照ください。
アカウントロックを強制 Applications Managerへのログインを連続して失敗した場合に、アカウントを一定時間ロックします。
[変更]をクリックすると、[設定]→[製品設定]→[ユーザー管理]→[アカウントポリシー]画面が表示されます。
アカウントポリシーについては、こちらのページをご参照ください。

サーバーポートとプロトコルの構成

設定項目 説明
ApplicationsManagerでHTTPポートを無効にする デフォルトでは、HTTPまたはHTTPSによりApplications ManagerのWebクライアントにアクセスすることができます。
本オプションにチェックを付け、Applications Managerを再起動することで、HTTPによるアクセスを無効化します。
※画面上部のパーセンテージは、再起動後に反映されます。
Third Party SSLを使用 Applications Managerでは、HTTPSを有効化するための自己証明SSL証明書が実装されています。
[変更]をクリックすると、[設定]→[ツール]→[証明書を管理する]画面が表示され、現在利用中の証明書情報や、SSL証明書を新規にインポートすることができます。
証明書管理の設定については、こちらのページをご参照ください。
HTTPSポートのTLSv1およびTLSv1.1プロトコルを無効にする デフォルトで、TLSv1、TLSv1.1、およびTLSv1.2をサポートしています。
本オプションにチェックを付け、Applications Managerを再起動することで、TLSv1およびTLSv1.1を無効化します。
※画面上部のパーセンテージは、再起動後に反映されます。

その他

設定項目 説明
レポート設定-エクスポートデータの保護 データ保護の目的で、スケジュールで生成したPDFレポートにパスワードを付与します。
[変更]をクリックすると、[設定]→[レポート]→[レポート設定]→[エクスポートデータの保護]画面が表示されます。
データ保護機能については、こちらのページをご参照ください。
セキュリティ応答ヘッダーを有効にする 本オプションを有効化することで、ブラウザーが特定の攻撃を検出し、その影響を軽減化します。
[設定]をクリックすると、以下の3つのオプションが表示されます。
  1. コンテンツセキュリティポリシー:
    frame-ancestorsディレクシブを使用して、クリックジャッキング攻撃に対応します。
  2. X-XSS-保護:
    反射型クロスサイトスクリプティング攻撃を検出した際に、ページの読み込みを停止します。
  3. X-Content-Type-Options:
    MIMEタイプのスニッフィング攻撃に対応します。

設定内容については、こちらのページとあわせてご確認ください。
ファイルのアップロードを無効にする 本オプションにチェックを付けると、[設定]→[ツール]→[ファイル/バイナリのアップロード]が設定一覧で非表示になります。
[ファイル/バイナリのアップロード]機能については、こちらのページをご参照ください。
クエリツールの読み取り専用データベースユーザー接続を有効にする。 Applications Managerには、スーパー管理者がカスタムクエリを実行してデータベースからデータを取得できるクエリツールがあります。
アプリケーション全体の機能に影響を与える可能性のあるデータベースの変更を防ぐために、本オプションを有効化することを推奨します。