AlarmsOne連携

AlarmsOne――概要

AlarmsOneはManageEngineによるITアラート管理ツールで、あらゆるITアラートを単一コンソールで管理する役に立ちます。Applications Mansgerや他社アプリケーションをAlarmsOneと連携すれば、アラート管理が容易になります。

主なメリット

AlarmsOne連携には、次のメリットがあります。

  • ITアラートすべてを、ホスト、ネットワーク装置、アプリケーション、データベースなどにもとづきグループ化できます。それぞれのアラートを確認可能となり、ダウンタイムの削減やパフォーマンスの最大化に役立ちます。
  • アラート ノイズの削減、待機スケジュール作成による技術者へのアラート通知、未対応アラートの自動エスカレーション、アラート コンテンツのアクション駆動型への書き換えなどが可能です。

AlarmsOneを連携するには

Applications ManagerとAlarmsOneの連携は、2通りの方法で可能です。

AlarmsOneのアカウントをお持ちでない場合、こちらで作成します。

AlarmsOneをApplications Managerに連携する

連携は次の手順で行い、AlarmsOneでのアラート管理を始めてください。

  1. AlarmsOneのアカウントにログインし、Settings > Show API Keyと移動し、APIキーをコピーしてください(APIキーはAlarmsOne連携に使用します。このキーはAlarmsOneアカウント作成時に生成されます)。
  2. Applications Managerにログインし、AlarmsOneのセクションに移動します。
  3. APMに統合をクリックしてください。これによって アドオン設定ページに移動します(そのほか、管理タブから直接アドオン設定ページへの移動もできます)。
  4. AlarmsOne連携テーブルに、「アカウントが追加されていません。こちらをクリックして、新規アカウントを追加してください」とのメッセージが表示されます。
  5. AlarmsOne連携ページに移動します。
  6. コピーしたAlarmsOne APIキーをAlarmsOne APIキー のフィールドに貼り付けてください。
  7. 最新アラートの同期をチェックすると、最新500のアクティブ アラートをAlarmsOneに同期できます。
  8. 保存をクリックしてください。

連携手順はこれで完了です。これによって、アラートをAlarmsOneで表示・管理可能となります。AlarmsOne機能の設定方法は、製品のユーザー ガイドで機能ごとに説明があります(ノイズ削減エスカレーションオンコール スケジューリングアラート修正ダウンタイムなど)。

メモ:連携にはアクティブなインターネット接続で、Applications ManagerからAlarmsOneへリアル タイムにアラート送信をする必要があります。

Applications ManagerのアラートをAlarmsOneで管理する

AlarmsOne連携ページでは、AlarmsOneのユーザー メールID、最新同期時刻、最新同期ステータス、最新アラート作成時刻、同期の編集・有効化・無効化や連携削除のアイコンを表示しています。

連携の編集、更新、削除

  • 管理タブ、アドオン設定と移動します。
  • AlarmsOne連携で、編集アイコン(ウィジェットの編集)をクリックすると、AlarmsOne詳細を編集できます。
  • 「同期ステータスを有効にする」をチェックすると、アラートはAlarmsOneへと送出されます。
  • 同期の有効化をチェックすると、AlarmsOneへのアラート送信が行われます。この項目は連携後のみに表示されます。アドオン設定からは、ステータス同期の有効化/無効化も可能です。
  • AlarmsOne連携テーブルから削除アイコン(ウィジェット削除)をクリックすると、連携は削除されます。
メモ:詳細の更新には、AlarmsOne APIキーが必須です。

再統合

この項目は、AlarmsOne連携後に、Applications Manager連携をAlarnsOne側から削除すると表示されます。

  • 管理タブ、アドオン設定と移動します。
  • AlarmsOne連携で、「最新同期ステータス」カラムの下から再連携をクリックしてください。
  • これによって、AlarmsOneのアカウントが再連携されます。

メール通知

AlarmsOneへのアラート送信中にエラーが発生すると、ユーザーにはメールで通知が届きます。メールには、AlarmsOneのアカウントにアラートを送信できなかった理由と、エラーの発生時刻が記載されています。通知は、あるエラーが発生した1回目のみに送ります。

AlarmsOneをアラート ポーラー エージェントで連携する

Applications ManagerはAlarmsOneのアカウントから、アラート ポーラー エージェントでも連携できます。エージェントはApplications Managerから毎分アラートを引き出し、AlarmsOneサーバーに送出します。詳細は、AlarmsOneのページを参照ください。

制約事項

  • AlarmsOneが同期できるアラートは、5分間に3,000までです。この制約は、1回のAPI呼び出しで500アラートの同期が上限であること、残りの2,500はバルクAPI呼び出しの上限(1回500件)であることに起因しています。このしきい値を超えるアラートは削除されます。単一API呼び出しではアクション実行ができますが、バルクAPI呼び出しではできない点もご注意ください。
  • アラート メッセージ長は5万文字が上限です。