ハードウェアとソフトウェアの要件
動作環境について記載します。
- ハードウェア要件
- クラウドVMハードウェア要件
- エンドユーザー監視システム要件
- リアルユーザー監視システム要件
- ソフトウェア要件
- 利用可能なバックエンドデータベース
- Enterprise Editionの制限事項
ハードウェア要件
Applications Managerのパフォーマンスは、Applications ManagerをインストールしたサーバーのCPUとメモリーに依存します。
システムの推奨構成は以下の表をご確認ください。
Edition | 監視数 | プロセッサー | メモリー | ハードディスク |
---|---|---|---|---|
Professional Edition APMプラグインProfessional Edition |
1~100 | 2 Core / 2.0 GHz以上 | 4 GB RAM以上 | 50 GB以上 |
101~250 | 2 Core / 2.0 GHz以上 | 8 GB RAM以上 | 75 GB以上 | |
Enterprise Edition APMプラグインEnterprise Edition |
250~1000 Adminサーバー1台 & Managedサーバー2~3台 |
4 Core / 2.0 GHz以上 | 12 GB RAM以上 | 100 GB以上 / 各サーバーごと |
1001~5000 Adminサーバー1台 & Managedサーバー2~20台 |
4 Core / 2.0 GHz以上 | 16 GB RAM以上 | 100 GB以上 / 各サーバーごと |
- 上記サーバーサイジングは、OSリソースを考慮しておりません。
- Enterprise Editionにおいて多数のManagedサーバーを利用する場合は、監視数に拘わらずAdminサーバーのメモリーを16GB以上にすることを推奨いたします。
- 予期しない問題発生時の事象切り分けのため、Applications Manager専用サーバーのご用意をお願いしています。
- ソリッドステートドライブ(SSD)の利用を推奨いたします。
- ベストプラクティスもご参照ください。
- Applications Managerスタンドアローンの場合、ライセンスはProfessional Editionは250モニターまで、Enterprise
Editionは1000モニターまで監視が可能です。
※必要なサーバー数は上記表をご参照ください。 - APMプラグインの場合、ライセンスはProfessional Editionが100モニターまで、Enterprise Editionは5000モニターまで監視が可能です。
※必要なサーバー数は上記表をご参照ください。 -
Professional Editionのライセンスに関しまして、詳細は価格ページをご参照ください。
Enterprise Editionライセンスに関しましては、お問い合わせください。
APMプラグインをご利用の場合のOpManagerとの動作要件
OpManager上でAPMプラグインを使用する際は、OpManagerの動作要件をもとに、上記表のハードディスクの値を加算してください。
OpManagerで監視するデバイス数、APMプラグインで監視するモニター数が上限に近い場合は、メモリーの値も加算していただくことをお勧めしております。
※Enterprise Editionも同様です。
OpManager上で、APMプラグインを利用する場合に必要な動作要件は以下の通りです。
APMプラグインの監視数 | プロセッサー | メモリー | ハードディスク |
---|---|---|---|
1~100 | 8 Core / 3.5 GHz以上 | 16 GB RAM以上(監視対象が上限に近い場合は+4GBを推奨) | 130(80+50) GB以上 |
APMプラグインのライセンスは100モニターまで監視が可能です。
※OpManager上でアドオン機能を使用する場合の推奨値は、以下の通りです。
- プロセッサー:8 Core / 3.5 GHz以上
- メモリー:16 GB RAM以上
- ハードディスク:80 GB以上
クラウドVMハードウェア要件
AWSまたはAzure環境上にApplications Managerを展開するための推奨システム構成は以下の通りです。
Edition | 監視数 | プロセッサー | メモリー | ハードディスク | AWS - 推奨インスタンスタイプ | Azure - 推奨インスタンスサイズ |
---|---|---|---|---|---|---|
Professional Edition APMプラグインProfessional Edition |
1~250 | 2 Core / 2.0 GHz以上 | 8 GB RAM | 75 GB以上 |
タイプ: m4.large vCPU:2 メモリー:8 GB プロセッサー:2.4 GHz |
サイズ:D2s_v3 vCPU:2 メモリー:8 GB プロセッサー:2.4 GHz |
Enterprise Edition APMプラグインEnterprise Edition |
250~1000 Adminサーバー1台 & Managedサーバー2~3台 |
4 Core / 2.0 GHz以上 | 12 GB RAM | 100 GB以上/各サーバーごと |
タイプ:m4.xlarge vCPU:4 メモリー:16 GB プロセッサー:2.4 GHz |
サイズ:D4s_v3 vCPU:4 メモリー:16 GB プロセッサー:2.4 GHz |
1001~5000 Adminサーバー1台 & Managedサーバー2~20台 |
4 Core / 2.0 GHz以上 | 16 GB RAM | 100 GB以上/各サーバーごと |
タイプ:m4.xlarge vCPU:4 メモリー:16 GB プロセッサー:2.4 GHz |
サイズ:D4s_v3 vCPU:4 メモリー:16 GB プロセッサー:2.4 GHz |
- 上記サーバーサイジングは、OSリソースを考慮しておりません。
- Enterprise Editionにおいて多数のManagedサーバーを利用する場合は、監視数に拘わらずAdminサーバーのメモリーを16GB以上にすることを推奨いたします。
- 予期しない問題発生時の事象切り分けのため、Applications Manager専用サーバーのご用意をお願いしています。
- ソリッドステートドライブ(SSD)の利用を推奨いたします。
- ベストプラクティスもご参照ください。
- Applications Managerスタンドアローンの場合、ライセンスはProfessional Editionは250モニターまで、Enterprise
Editionは1000モニターまで監視が可能です。
※必要なサーバー数は上記表をご参照ください。 - APMプラグインの場合、ライセンスはProfessional Editionが100モニターまで、Enterprise Editionは5000モニターまで監視が可能です。
※必要なサーバー数は上記表をご参照ください。 -
Professional Editionのライセンスに関しまして、詳細は価格ページをご参照ください。
Enterprise Editionライセンスに関しましては、お問い合わせください。
エンドユーザー監視システム要件(エンドユーザー監視エージェントのインストール端末)
エンドユーザー監視(以下EUM)を行う拠点に、EUMエージェントを展開するための推奨システム構成は以下の通りです。
対象:
Professional Edition / APMプラグイン Professional Edition
Enterprise Edition / APMプラグイン Enterprise Edition(Managedサーバーを含む)
OS | プロセッサー | メモリー | ハードディスク |
---|---|---|---|
Windows / Linux | 2 Core / 2.0 GHz以上 | 8 GB RAM以上 | 40 GB以上 |
- 上記サーバーサイジングは、OSリソースを考慮しておりません。
-
Applications Managerサーバー1台ごとに利用可能なエンドユーザー監視エージェントの最大数は20です。
エンドユーザー監視、リアルブラウザー監視はオプション機能です。 - エンドユーザー監視エージェント1つにつき最大15~20のリアルブラウザー監視を処理可能です(負荷により変動します)。
- Microsoft Edgeでリアルブラウザー監視を再生する場合は、EUMエージェントをWindows OSにインストールする必要があります。
リアルユーザー監視システム要件(リアルユーザー監視エージェントのインストール端末)
リアルユーザー監視(以下RUM)を行う拠点に、エージェントを展開するための推奨システム構成は以下の通りです。
対象:
Professional Edition / APMプラグイン Professional Edition
Enterprise Edition / APMプラグイン Enterprise Edition(Managedサーバーを含む)
RUM監視数 | プロセッサー | メモリー | ハードディスク |
---|---|---|---|
1~20 | 2 Core / 2.0 GHz以上 | 8 GB RAM以上 | 40 GB以上 |
- 上記サーバーサイジングは、OSリソースを考慮しておりません。
-
Applications Managerサーバー1台ごとに利用可能なRUMエージェントの最大推奨数は20です。
また、1つのRUMエージェントが監視できるRUMも最大推奨数は20です。
RUMはオプション機能です。 -
1つのRUMエージェントは平均で毎分5000ページビューまで監視が可能です。
※RUMエージェントをインストールしたサーバーのハードウェア仕様によって異なる場合がございます。
ページビューに関しましては、 リアルユーザー監視のライセンスをご参照ください。
利用可能なバックエンドデータベース
Applications Managerでは収集したすべてのデータと設定情報を保存するためのデータベースとして、PostgreSQLとMicrosoft SQLが利用できます。
PostgreSQL
Applications Managerをインストールすると、デフォルトでPostgreSQLがバックエンドデータベースとしてバンドルされています。
Microsoft SQL Server(MS SQL)
使用可能なMicrosoft SQL Serverのバージョンは以下の通りです。
Microsoft SQL Servers 2022/ 2019/ 2017/ 2016/ 2014 (SQL Standard / Enterprise Edition)(64bit)
SQL ServerとApplications Managerサーバーは同じLAN内に配置することを推奨します。
Enterprise Editionの制限事項
高負荷/低負荷の監視タイプと参考モニター数(Managedサーバーごと)
低負荷の監視: アプリケーションサーバー、クラウドアプリ、Webサーバー、メールサーバー、サービス、カスタム監視
高負荷の監視:サーバー、ERP、データベースサーバー、仮想環境、コンバージドインフラストラクチャ、ミドルウェア、メッセージング
低負荷の監視のみの場合:300監視
高負荷の監視のみの場合:200監視
中程度の負荷の監視の場合:250監視(高負荷の監視100監視 + 低負荷の監視150監視)
Managedサーバーで収集されるデータの量、およびAdminサーバーとManagedサーバーの間のネットワーク待機時間によって異なる場合があります。