データのバックアップとリストア

以下のナレッジの手順を推奨しております。
バックアップ・リストア方法

バックアップ取得とデータの復元には、BackupPGSQLDB.bat/.shRestorePGSQLDB.bat/.shを実行してください。

本手順は、Applications Managerスタンドアローン/Enterprise Editionで同様です。

バックアップ方法

Applications Managerデータのバックアップを作成するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

BackupPGSQLDB.bat/.sh

上記のコマンドを実行すると、出力(バックアップデータ)がApplications Manager Home \ working \backup\ディレクトリ配下に、ZIPファイルに次の形式で追加されます。

...\APM_backupzip_<backupType>_<Table/DB>_<date>_<time>\APM_backupzip_<backupType>_<Table/DB>_<date>_<time>.zip

例: C:\Program Files\ManageEngine\AppManager14\working\backup\APM_backupzip_all_dumpDB_pgsql_NORM_14550_Mar_10_2020_17_16_21\配下にAPM_backupzip_all_dumpDB_pgsql_NORM_14550_Mar_10_2020_17_16_21.zipというファイルが作成されます。

リストア方法

バックアップしたデータをリストアするには、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

RestorePGSQLDB.bat/.sh "<バックアップスクリプトの実行時に作成されたzipファイルの絶対パス>"

例:

RestorePGSQLDB.bat/.sh "C:\Program Files\ManageEngine\AppManager14\working\backup\APM_backupzip_all_dumpDB_pgsql_NORM_14550_Mar_10_2020_17_16_21\APM_backupzip_all_dumpDB_pgsql_NORM_14550_Mar_10_2020_17_16_21.zip"

バックアップ時のデータのフィルタリング

以下のコマンドを使用して、Applications Managerのバックアップを作成する際に、特定のデータを除外することも可能です。

BackupPGSQLDB.bat <必要なデータのランタイムコマンド>

特定のランタイムコマンドを使用することにより、必要なデータのバックアップを取り、不要なデータを選択して除外することができます。

以下は、ランタイムコマンドのリストです。

バックアップデータ ランタイムコマンド
完全なデータベースのみ --database
設定ファイルのみ --confiles
レポートテーブルのみ --reports
設定テーブルのみ --configtables
レポートテーブルを除外 --exclude-reports
ポーリングデータテーブルを除外 --exclude-raw

例:

レポートデータのみバックアップを取得するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

BackupPGSQLDB.bat --reports

注:Enterprise Editionでは、あるサーバーから取得したレポートまたは設定データ(--reports、-configtables、 -exclude -reports、-exclude-rawなど)のバックアップを、別のサーバーにリストアしないように注意してください。

バックアップタスクの設定

タスクスケジューラを使用してバックアップタスクを設定できます。

プログラム/スクリプト: <Applications Manager Home>\bin\BackupPGSQLDB.bat

開始: <Applications Manager Home>\bin\

  • タスクスケジューラでトリガーとその他の情報を設定します。ユーザーがログオンしているかどうかに関係なくタスクが実行されるように、必ず[ユーザーがログオンしているかどうかに関係なく実行する]オプションを選択してください。
  • アクションは、次のように設定してください

プログラム/スクリプト: <Applications Manager Home>\bin\BackupPGSQLDB.bat

開始: <Applications Manager Home>\bin\

  • タスクを保存してテストし、機能するかどうかを確認します。

Microsoft SQL Serverバックエンドの場合
  • データベースのバックアップには:SQL Management Studioにつなぎ、AMDBデータベースを完全にバックアップします。詳細は、Microsoftのドキュメントで確認いただけます。
  • データベースの復元には:SQL Management Studioにつなぎ、AMDBデータベースのバックアップをリストアします。詳細は、Microsoftのドキュメントで確認いただけます。
データベースの復元中は、Applications Managerは実行しないでください。バックアップ時の注意事項も、Microsoftのドキュメントで確認をお願いします。
メモ:MicrosoftのSQL Serverインポートおよびエクスポート ウィザードは利用しないでください。