Citrix XenApp監視
概要
Citrix XenApp(旧称MetaFrame)は、世界中の1億ユーザー以上をサポートする、アプリケーションとデスクトップの配信ソリューションです。Microsoftリモート デスクトップ セッションとアプリーションのユーザーへの拡張を、Citrix HDHプロトコルで実現、Windowsアプリケーションやサーバー デスクトップへのセキュアなリモート アクセスを、各種ネットワークのあらゆる装置から可能としています。
Applications Managerの利用で、XenAppの問題を素早く根本原因までドリルダウンし、XenAppサーバーで実行中のアプリケーションで反応が遅くなっていても、問題解消に役立ちます。ブローカー サービスやクライアント/サーバー セッションのパフォーマンスを追跡し、イベント ログの利用でサーバーの過負荷などの問題を診断できます。
新規監視を作成するには
サポート対象のCitrix XenAppサーバー バージョン:XenApp 7.6、6.5
監視追加の要件:.NET Framework 3.5をApplications Managerにインストールしてください。
Applications ManagerはXenAppサーバーに接続し、サーバーの各種サービスやコンポーネントのパフォーマンス判定に利用します。新規Citrix XenApp監視を作成するには、下記の手順に従ってください。
- 新規監視をクリックします。
- 仮想化カテゴリでXenAppを選択してください。
- Citrix XenAppサーバーの表示名を指定します。
- XenAppサーバーを実行しているホストのホスト名(Delivery Controller)かIPアドレスを入力してください。
- ドロップダウンでバージョン番号を選択します。
- 下記の認証情報を利用を選択する場合は、XenAppサーバー ホスト マシンのユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名:Delivery Controllerマシンで次の名前空間にWMIクエリの実行権限があるユーザーを指定してください。
バージョン7.6向けの名前空間:
パスワード:上記ユーザーのパスワードです。認証情報リストから選択を選ぶ場合は、認証情報リストで設定済みの認証情報からそれぞれ選びます。- root\cimv2
- root\citrix\euem
- root\citrix\profiles\metrics
- root\cimv2
- root\citrix
- イベント ログを監視するには、イベント ログ監視の有効化を選択ください。
- ポーリング間隔を指定してください(分)。
- XenAppを関連付ける監視グループを、コンボボックスから選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからXenAppを検出し、監視を始めます。
監視対象のパラメーター
監視タブをクリックすると監視カテゴリ ビューへ移動します。仮想化テーブルの下で、XenAppをクリックしてください。XenApp一括設定ビューが、3つのタブに分類・表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
下に表示のタブをクリックすると、XenAppでバージョンごとに監視対象となっているメトリックそれぞれが表示されます。
監視対象のパラメーター(XenAppバージョン7.6の場合)
パラメーター | 説明 |
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ブローカー サービスのパフォーマンス | |
平均トランザクション時間(秒) | Citrixブローカー サービスでXMLトランザクションにかかる平均時間を表します。 |
同時トランザクション | ブローカー サービスで同時に処理されているXMLトランザクションの数です。 |
トランザクション/秒 | XMLトランザクションの処理速度を表します(数/秒)。 |
サービス | |
サービス名 | サービスの名前です。表示名と、レジストリに保存されているサービス名は、一致するとは限りません。 |
起動モード | サービスの起動モードを表します。モードには次のものがあります。
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ステータス(Status) | オブジェクトの現在のステータスです。オペレーションと非オペレーションの双方のステータスがあります。オペレーション ステータスには、「OK」、「低下(Degraded)」、「障害発生の可能性あり(Pred Fail)」などがあります。非オペレーション ステータスには、「エラー(エラー)」、「起動中(Starting)」、「停止中(Stopping)」、「サービス(Service)」などがあります。 |
状況(State) | ベース サービスの現在の状況です。次のものがあります。
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パラメーター | 説明 |
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サーバー セッション起動の実行時間 | |
セッションID | ユーザー セッションごとの一意のIDです。 |
クライアントIP | XenApp/Presentation Serverに接続している装置のIPアドレスです。 |
クライアント マシン名 | XenApp/Presentation Serverに接続している装置の名前です。 |
ログオン クライアント ユーザー名 | XenApp/Presentation Serverに接続し、公開アプリケーションを利用しているユーザーの名前です。 |
アカウント情報認証時間(ミリ秒)[Credentials Authentication] | アカウント情報認証時のサーバーの実行時間(CASD:Credentials Authentication Server Duration)は、アプリケーション サーバーがユーザーのアカウント情報を認証するのにかかる時間を指します。認証情報プロバイダーには、Kerberos、Active Directory、セキュリティ サポート プロバイダーが利用できます。 |
アカウント情報取得時間(ミリ秒)[Credentials Obtention] | アカウント情報取得時のサーバーの実行時間(COSD:Credentials Obtention Server Duration)は、サーバーがユーザーのアカウント情報取得にかかる時間です。アカウント情報の入力に手間取るユーザーがいると、COSDは不要に増大する可能性があるため、セッション起動時のサーバーの実行時間(SSD:Start-up Server Duration)には含めてありません。 |
ドライブ マッピング時間(ミリ秒) | ドライブ マッピング時のサーバー実行時間(DMSD:Drive Mapping Server Duration)は、ユーザーのクライアント ドライバ―、デバイス、ポートのマッピングにサーバーが必要とする時間を表します。 |
プリンター作成時間(ミリ秒) | プリンター作成時のサーバー実行時間(PCSD:Printer Creation Server Duration)は、サーバーがユーザーのクライアント プリンターを同期マッピングするのにかかる時間を指します。プリンター作成を非同期実行するよう設定すると、PCSDには値の記録を行いません(セッション起動の完了時間に影響しないため)。 |
プロファイル読み込み時間(ミリ秒) | プロファイル読み込み時のサーバー実行時間(PLSD:Profile Load Server Duration)は、サーバーがユーザー プロファイルの読み込みに要する時間を指します。 |
セッション作成時間(ミリ秒) | セッション作成時のサーバー実行時間(SCSD:Session Creation Server Duration)は、サーバーがセッション作成に要する時間を指します。起動時のサーバー実行時間(SSD:Start-up Servver Duration)とは異なりますので、ご注意ください。 |
セッション起動時間(ミリ秒) | セッション起動時のサーバー実行時間(SSSD:Session Startup Server Duration)は、サーバー接続起動時間の概要メトリックで、XenAppが起動処理すべてを実行するのにかかる時間を、包括しています。あるアプリケーションが共有セッションで起動すると、このメトリックは通常、新規セッションを起動するよりも、小さくなります(新規セッション起動は、プロファイル読み込みやログイン スクリプト実行など、コストの高いタスクが発生する可能性があるため)。 |
クライアント セッション起動の実行時間 | |
セッションID | ユーザー セッションごとの一意のIDです。 |
クライアントIP | XenApp/Presentation Serverに接続している装置のIPアドレスです。 |
クライアント マシン名 | XenApp/Presentation Serverに接続している装置の名前です。 |
ログオン クライアント ユーザー名 | XenApp/Presentation Serverに接続し、公開アプリケーションを利用しているユーザーの名前です。 |
アプリケーション名 | ユーザーがセッション取得をリクエストするアプリケーションの名前です。 |
アプリケーション列挙時間(ミリ秒)[Application Enumeration] | アプリケーション列挙時のクライアント実行時間(AECD:Application Enumeration Client Duration)は、Web Interfaceサービスからアプリケーションのリストを取得するのにかかる時間を測定します。アプリケーション列挙は、セッション起動の遅れにつながる問題の1つです。 |
バックアップURL時のクライアント実行件数 | バックアップURL時のクライアント実行件数(BUCC:Backup URL Client Count)は、実行成功までにバックアップURLをリトライした回数を示します。これは、実行時間ではなく、トライ回数で測定する、唯一の起動メトリックです。BUCCが1を超えている場合、Web Interfaceサーバーが利用不能で、Citrix Virtual Appsプラグイン(旧称Program Neighborhoodエージェント)がアプリケーション起動のため、バックアップWeb Interfaceサーバーへの接続しようとしていることを示します。 |
アカウント情報取得時間(ミリ秒)[Credentials Obtention] | アカウント情報取得時のクライアント実行時間(COCD:Credentials Obtention Client Duration)は、ユーザー アカウント情報の取得にかかる時間です。メモ:COCDは、アカウント情報をユーザーが手入力した場合のみ測定します。ユーザーがアカウント情報の入力に手間取ると、COCDは不要に大きくなることがあるため、起動時のクライアント実行時間(SCD:Startup Client Duration)から差し引いています。COCDをアラートのしきい値に使う場合は、ご注意ください。 |
設定ファイル ダウンロード時間(ミリ秒) | 設定ファイル ダウンロード時のクライアント実行時間(CFDCD:Configuration File Download Client Duration)は、XMLサーバーから設定ファイルを取得するのにかかる時間です。 |
ICAファイル ダウンロード(ミリ秒) | ICAファイル ダウンロード時のクライアント実行時間(IFDCD:ICA File Download Client Duration)は、プラグイン(クライアント)がサーバーからICAファイルをダウンロードするのにかかる時間です。メモ:ICAファイル ダウンロードは、以下の手順で実行されます。
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ページ開始時のWebサーバー実行時間(ミリ秒) | ページ開始時のWebサーバー実行時間(LPWD:Launch Page Webserver Duraion)メトリックは、Web Interfaceがアプリケーション起動のしくみである場合のみ利用します。LPWDが大きい場合、Web Interfaceサーバーにボトルネックがあります。原因は、以下の処理にある例があります。
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セッション検索時間(ミリ秒) | セッション検索時のクライアント実行時間(SLCD:Session Look Up Client Duration)は、リクエストのあった公開アプリケーションをホストするのに、クエリごとにかかる時間を表します。クライアントは確認処理を実行し、既存セッションでアプリケーション起動リクエストに対応できるか、判定します。利用する手法は、新規セッションか共有セッションかに応じて決まります。 |
セッション作成時間(ミリ秒) | セッション作成時のクライアント実行時間(SCCD:Session Creation Client Duration)は、新規セッションの作成にかかる時間を表します。すなわち、wfica32.exe実行から接続確立までの時間を指します。 |
クライアント起動時間(ミリ秒)[Startup Client] | セッション開始時のクライアント実行時間(SCD、もしくはSSCD:Session Startup Client Duration)は、クライアント接続開始時のメトリックです。マウスクリックから、クライアントとサーバーの間でICA接続が確立するまでの時間を指します。共有セッションの場合は通常、新規接続作成の処理がないだけ、必要時間は短くなります。 |
パラメーター | 説明 |
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ICAセッション往復遅延のメトリック | |
セッションID | ユーザー セッションごとの、一意のIDです。 |
クライアントIP | XenApp/Presentation Serverに接続している装置のIPアドレスです。 |
クライアント マシン名 | XenApp/Presentation Serverに接続している装置の名前です。 |
ログオン クライアント ユーザー名 | XenApp/Presentation Serverに接続し、公開アプリケーションを利用しているユーザーの名前です。 |
ネットワーク遅延(秒) | XenApp/Presentation Serverを実行しているサーバーと、クライアント装置の間のネットワーク遅延を示します。 |
往復遅延(秒) | ユーザー操作から、ユーザー画面へのGUI表示までの時間を表します。このメトリックは、ユーザーが体感する画面の遅れを測定したものとも言え、その間、Citrix Virtual Apps/Presentation Serverホストにあるアプリケーションと、通信が発生しています。 |
利用可能受信帯域(Mbps) | サーバーからクライアントへの、利用可能帯域を示します(bps)。 |
利用可能送信帯域(Mbps) | クライアントからサーバーからへの、利用可能帯域を示します(bps)。0の場合、データ通信ができません。 |
フレーム送信往復時間(秒) | フレーム開始から、クライアント向けのフレームデータ送信が完了するまでの時間を示します。 |
メモ:トラブルシュートの際は、Citrixのセッション開始時の問題診断情報も参照ください。
パラメーター | 説明 |
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ログオンのタイミング | |
セッション ID | ユーザー セッションごとの、一意のIDです。 |
プロファイル読み込み所要時間(秒) | 所定セッションで、プロファイル読み込みにかかる時間を示します。プロファイル読み込み完了時刻から、プロファイル読み込み開始時刻を引いて、算出します。 |
ログオン スクリプト実行所要時間(秒) | ディレクターコンソールに表示される、ログオン スクリプトの実行時間を指します。ログオン スクリプト完了時刻から、ログオン スクリプト起動時刻を引いて、算出します。 |
ログオフのタイミング | |
セッションID | ユーザー セッションごとの一意のIDを指します。 |
レジストリ処理所要時間 | レジストリ処理にかかる時間を指します。その間、ユーザーの現在のレジストリ値が、プロファイル ストアに保存されます。レジストリ処理完了時刻から、レジストリ処理開始時刻を引いて、算出します。 |
ファイル システム処理所要時間 | ファイル同期とファイル システムの処理にかかる時間を表します。ファイル同期と関連ファイル システムの処理の完了時刻から、ファイル システム処理開始の時刻を引いて、算出します。 |
CPS処理所要時間 | クロス プラットフォーム設定(CPS:Cross Platform Settings)の処理にかかる時間を指します。CPS設定完了時刻から、CPS設定開始時刻を引いて、算出します。 |
ログオフ所要時間 | ログオフ処理の時間を表します。ログオフ処理完了時刻から、ログオフ開始時刻を引いて、算出します。 |
診断 | |
セッションID | ユーザー セッションごとの、一意のIDです。 |
ネットワーク遅延 | Citrix Virtual Apps Serverには、独自のプロファイルを作成できます。ユーザーのセッション ログインやログアウトのたびに、プロファイル サーバーがユーザー認証を行い、ユーザーごとのリソースへのアクセス権限を確認します。ネットワーク遅延のメトリックでは、プロファイル サーバーがオンラインかオフラインかわかります。
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ディスク利用率 | セッション ユーザーが利用しているデータ量です(バイト)。 |
フォルダー名 | リダイレクト用の特殊フォルダーか、プロファイル ストア パスにあるプロファイル ストア フォルダーの名前を指します。 |
パラメーター | 説明 |
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ルール名 | イベント ログ ルールの名前です。 |
ログ ファイル タイプ | ログ ファイル タイプです。アプリケーション、システム、セキュリティ、ファイル レプリケーション サービス、DNSサーバー、ディレクトリ サービスがあります。 |
ソース | イベント発生元のアプリケーションを表します。 |
イベントID | イベント ログ ファイルに関連付いたイベントIDを指します。 |
タイプ | イベント タイプは、エラー、警告、情報、その他があります。セキュリティ イベントの場合は、監査成功と監査失敗があります。 |
ユーザー名 | イベント発生源となったプロセスを実行している、システム コンポーネントやユーザー アカウントを指します。 |
説明 | イベントの説明です。 |
生成時刻 | イベント エントリの送信時刻を指します。 |
監視対象のパラメーター(XenAppバージョン6.5の場合)
パラメーター | 説明 |
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サーバー詳細 | |
サーバー名 | XenAppサーバーの名前です。 |
IPアドレス | XenAppサーバーのIPアドレスです。 |
ファーム名 | XenAppサーバー設定先のファームの名前を指します。 |
ゾーン名 | XenAppサーバーの所属先ゾーンの名前です。 |
ゾーンのランキング | ゾーン内のサーバーのランキングを示します。最優先、優先、デフォルト優先度、不明があります(Most Prefered、Prefered、Default Preference、Not Prefered、Unknown)。 |
ドメイン名 | XenAppサーバーのドメイン名です。 |
サーバー タイプ | サーバー タイプを、Windows Serverか否かで示します。 |
XenAppサーバー パフォーマンス | |
データストア接続エラー(Failure) | XenAppサーバーがデータストアから切断されていた時間を指します(秒)。しきい値には、リブートやスケジュール メンテナンスなどのイベントを考慮に入れてください。 |
XMLスレッド数 | Webベースのセッションに対応するため割り当てられたスレッドの数を指します。 |
ビジーXMLスレッド | 処理中のXMLスレッドの数を指します。Citrix XMLサービスには16のワーカー スレッドがあります。値が16以上の場合、XMLリクエストの処理に遅れが生じている可能性があります。 |
解決ワークアイテムキュー準備数(Resolution Work Item Queue Ready Count) | アプリケーション起動にかかわる解決ワークアイテムで、実行準備が完了しているもの数を指します。値が0を超えている場合、IMAが他のリクエストを処理している間、実行リクエストはキューイングされます。 |
ワークアイテムキュー準備数(Work Item Queue Ready Count) | 実行準備が完了しているワークアイテムの数を指します。値が0を超えている場合、IMAが他のリクエストを処理している間、実行リクエストはキューイングされます。この値が長期にわたり0を超えることがあってはなりません。 |
ゾーン選挙回数 | ゾーン選挙の回数を表します。この値は、IMAサービス起動時は0となっており、ゾーン選挙が実施されるたびに1つ増えます。 |
ゾーン選挙実行回数(Zone Elections Triggered) | サーバーがゾーン選挙を実行した回数を指します。 |
アクティブ セッション | アクティブ ユーザー セッションの数を表します。 |
切断済みセッション | 切断されたユーザー セッションの数を表します。 |
セッション総数 | ユーザー セッションの総数です(アクティブと切断済みの合計)。 |
XenbApp拡大の追跡 | |
アプリケーション解決時間 | 解決完了にかかる時間を示します(ミリ秒)。アプリケーション起動時に負荷が最も軽いサーバーを判定するのにも利用されます。 |
アプリケーション列挙/秒(Enumeration) | アプリケーション一覧リクエストの、非XML型列挙の速度を示します(数/秒)。 |
アプリケーション解決/秒 | 起動リクエストの解決速度を指します(数/秒)。 |
フィルター付きアプリケーション列挙/秒(Enumeration) | アプリケーション一覧リクエストの、XML型列挙の速度を示します(数/秒)。 |
ライセンス サーバー接続エラー(Failure) | |
ライセンス サーバー パフォーマンス | XenAppサーバーがライセンス サーバーから切断されていた時間を指します(分)。 |
平均ライセンス チェック イン応答時間 | 平均ライセンス チェック インの応答時間を示します(ミリ秒)。 |
平均ライセンス チェック アウト応答時間 | 平均ライセンス チェック アウトの応答時間を示します(ミリ秒)。 |
最新記録時のライセンス チェック イン応答時間 | 直近に記録された、ライセンス チェック インの応答時間を示します(ミリ秒)。 |
最新記録時のライセンス チェック アウト応答時間 | 直近に記録された、ライセンス チェック アウトの応答時間を指します(ミリ秒)。値が5,000ミリ秒を超えと、ライセンス サーバーのパフォーマンスが問題の可能性があります。 |
CPU利用率 | |
CPU利用率 | 所定時間の1ユーザーによる、CPUリソースの消費率(%)を、数秒ごとに平均して示します。 |
CPUエンタイトルメント | 所定時刻に、Citrixの管理機能によって、ユーザーに利用可能となるCPUリソースの割合を表します(%)。 |
CPU予約率 | ユーザー向けに予約されている、CPUの比率を指します(%)。 |
CPUシェア | ユーザーへのCPUリソース割り当て比率を指します(%)。 |
長期CPU利用率 | 上記の「CPU使用率」より、長期にわたる平均値を示します。 |
パラメーター | 説明 |
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サービス | |
サービス名 | Citrix Virtual Appsに存在するサービスの名前です。 |
起動モード | サービスの起動モードを示します(例:自動、手動、無効[Auto/Manual/Disabled])。 |
ステータス | サービスのステータスを表します(例:実行中、停止済み、一時停止中[Running/Stopped/Paused])。 |
パラメーター | 説明 |
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Web Inerfaceパフォーマンス | |
サービス名 | Citrix Virtual Appsに存在するサービスの名前です。 |
キューイング済みリクエスト数 | 処理を待機しているリクエストの件数を指します。 |
拒否リクエスト数 | リクエスト キューが満杯で拒絶されたリクエストの数を示します。 |
Web Inerface拡大の追跡 | |
リクエスト実行時間 | 最新リクエストの実行にかかった時間を示します(ミリ秒)。 |
現在のリクエスト数 | 現在のリクエスト数を指します。キューイング中のもの、実行中のもの、クライアントへの書き込みを待機しているものを含めます。 |
IMAとICA
(Independent Management Architecture[独立管理アーキテクチャ]、Independent Computing Architecture[独立コンピューティング アーキテクチャ])
パラメーター | 説明 |
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Citrix IMAネットワーク | |
サーバー名 | IMAサービスのあるCitrix Virtual Apps Serverの名前です。 |
ネットワーク接続 | 他IMAサーバーへの、アクティブなIMAネットワーク接続の数です。 |
バイト受信/秒(MB/s) | インバウンドの通信速度を表します。 |
バイト送信/秒(MB/s) | アウトバウンド通信速度を表します。 |
ICAセッション統計 | |
クライアント名 | Citrix Virtual Apps Serverへの接続クライアント名と、セッション名を示します。 |
セッション平均遅延 | セッション有効期間(lifetime)での、平均遅延を指します。 |
遅延の偏差 | あるセッションでの、最長遅延と最短遅延の差を指します。 |
受信セッション帯域(Mbps) | クライアントからサーバーへのセッション帯域を測定したものです。 |
送信セッション帯域(Mbps) | サーバーからクライアントへのセッション帯域を測定したものです。 |
ICA往復遅延 | |
ICA往復遅延遅延の中央値 | サーバーでの全セッションのICA往復遅延の中央値です。 |
パラメーター | 説明 |
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ゾーン統計 | |
ゾーン名 | XenAppサーバーの所属先ゾーンの名前です。 |
データ コレクター | ゾーンにある1つのサーバーが、他サーバー用のデータ コレクターに選ばれます。 |
サーバー数 | 各ゾーン内のXenAppサーバーの数です。 |
ゾーン内のサーバー | |
サーバー名 | XenAppサーバーの名前です。 |
IPアドレス | XenAppサーバーのIPアドレスです。 |
ファーム名 | XenAppサーバー設定先のファームの名前を指します。 |
ゾーン名 | XenAppサーバー所属先のゾーンの名前です。 |
ゾーンのランキング | ゾーン内のサーバーのランキングを示します。最優先、優先、デフォルト優先度、不明があります(Most Prefered、Prefered、Default Preference、Not Prefered、Unknown)。 |
ドメイン名 | XenAppサーバーの所属先ドメインの名前です。 |
パラメーター | 説明 |
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公開アプリケーション | |
アプリケーション名 | 公開アプリケーションの名前です。 |
アプリケーションID | アプリケーション名が変わったときでも、アプリケーションを一意に特定できるようにするためのIDです。 |
サーバー名 | アプリケーションの公開・デプロイ先XenAppサーバーの名前です。 |
ファーム名 | アプリケーション公開先ファームの名前です。 |
権限 | アプリケーション読み込み専用フラグの値です。読み込み専用と、読み書き双方の種別があります。 |
フォルダー名 | クライアントのProgram Neighborhoodフォルダーを指します。 |
アプリケーション ステータス | アプリケーション有効化フラグの値です。アプリケーション公開時は、デフォルトでは有効となっています。有効なアプリケーションは、公開時に、指定ユーザーが利用可能となります。 |
パラメーター | 説明 |
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セッション詳細 | |
セッションID | XenAppサーバーでセッションごとに作成される一意のIDです。 |
セッション名 | セッションの名前です。 |
セッション ユーザー | セッションを実行しているユーザーの名前です。 |
セッション ステータス | セッションの現在のステータスを示します。ユーザー ログオン済み、クライアントへ接続済み、クライアントへ接続中、他セッションのシャドゥイング中、ログオン済みでクライアントなし、接続待ち、接続リスニング中、リセット進行中、エラーによるダウン、初期化中があります(userLoggedOn、connectedToClient、connectingToClient、shadowingOtherSession、loggedOnButNoClient、waitingForConnection、listeningForConnection、resetInProgress、downDueToError、initializing)。 |
クライアント名 | セッション クライアント名です。通常、クライアント装置名となります。 |
アプリケーションの数です。 | セッションに存在するアプリケーションの数です。 |
ログオン時刻 | セッションのログオン時刻を指します。 |
接続時刻 | セッションの接続時刻です。 |
現在の時刻 | セッションの現在の時刻です。 |
最新入力時刻 | セッションの最終入力時刻です。 |
切断時刻 | 最新セッション切断時刻を指します。接続中のセッションの場合、値は0になります。 |
ICAクライアント詳細 | |
クライアント名 | セッション クライアント名です。通常、クライアント装置名となります。 |
クライアント アドレス | クライアントのネットワーク アドレスです。 |
ICAバッファー長 | セッションのICAバッファー長です。 |
パラメーター | 説明 |
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ルール名 | イベント ログ ルールの名前です。 |
ログ ファイル タイプ | ログ ファイル タイプです。アプリケーション、システム、セキュリティ、ファイル レプリケーション サービス、DNSサーバー、ディレクトリ サービスがあります。 |
ソース | イベント発生元のアプリケーションを表します。 |
イベントID | イベント ログ ファイルに関連付いたイベントIDを指します。 |
タイプ | イベント タイプは、エラー、警告、情報、その他があります。セキュリティ イベントの場合は、監査成功と監査失敗があります。 |
ユーザー名 | イベント発生源となったプロセスを実行している、システム コンポーネントやユーザー アカウントを指します。 |
説明 | イベントの説明です。 |
生成時刻 | イベント エントリの送信時刻を指します。 |