AddMonitor API――仮想化
このページでは、AddMonitor APIで、カテゴリ タイプ仮想化の監視を追加する方法を説明します。サポート対象は次の監視です。
- VMware ESX/ESXi Server
- VMware Horizon View接続ブローカー
- Microsoft Hyper-V Server
- Citrix XenServer
- Citrix XenApp
- vCenter
- Docker
- Kubernetes
- Red Hat Virtualization (RHV)
- KVM(Kernel-based Virtual Machine:カーネル ベースの仮想マシン)
- OpenShift
- Oracle VM (OVM)
VMware ESX/ESXi Server
構文
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はVMware ESX/ESXiにしてください。 |
host | VMware ESX/ESXi Serverを実行しているホストの名前を指します。 |
port | VMware ESX/ESXi Serverが動作するポート番号です。 |
username | VMware ESX/ESXi Serverのユーザー名です。 |
password | VMware ESX/ESXi Serverのパスワードです。 |
addtoGroup | 監視を監視グループに追加するか決定します。trueかfalseを指定してください。 |
groupID | 監視グループIDを指定します。 |
monitorvms | ESX Serverの仮想マシンを、どう監視するか指定します。設定ごとに次の挙動になります。
|
リクエスト サンプル
VMware Horizon View接続ブローカー
VMware Horizon View接続ブローカー監視を追加するには、方法が2つあります。
- VMware Horizon Viewを新規監視グループとして追加するには、新規監視グループ > VMware Horizon Viewと移動してください。Horizon Viewにある全コンポーネントを、View接続ブローカーも含めディスカバリします。
構文
http://[Host]:[Port]/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=[API_KEY]&type=VMwareView&displayname=[DISPLAY_NAME]&host=[HOST]&username=[USER_NAME]&password=[PASS_WORD]&pollInterval=[POLL_INTERVAL]リクエスト サンプル
http://prod-server5:9090/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=f6ad2a431bb2cd5aa85c195262daef7f&type=VMwareView&displayname=HorizonView&host=172.18.144.52&username=vmwarehzview\user-test&password=APM@13&pollInterval=5 - VMware Horizon View接続ブローカーを新規監視として追加するには、(新規監視 > VMware Horizon View接続ブローカーと移動してください。View接続ブローカーのみがディスカバリの対象となります。
構文
http://[Host]:[Port]/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=[API_KEY]&type=ViewConnectionBroker&displayname=[DISPLAY_NAME]&host=[HOST]&username=[USER_NAME]&password=[PASS_WORD]&pollInterval=[POLL_INTERVAL]&addtoGroup=[true/false]&groupID=[GROUP_ID]リクエスト サンプル
http://prod-server5:9090/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=f6ad2a431bb2cd5aa85c195262daef7f&type=ViewConnectionBroker&displayname=ViewBroker&host=172.18.144.52&username=vmwarehzview\maran-test&password=Zoho@13&pollInterval=5&addtoGroup=true&groupID=10000028
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はVMwareViewかViewConnectionBrokerにしてください。 |
host | VMware Horizon View serverを実行しているホストの名前を指します。 |
username | VMware Serverのユーザー名です。 |
password | VMware Serverのパスワードです。 |
Microsoft Hyper-V Server
構文
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はHyper-V Serverにしてください。 |
host | Hyper-V Serverを実行しているホストの名前を指します。 |
password | Hyper-V Serverのパスワードです。 |
addvms | Hyper-V ServerのVM監視のしかたを決めます。次の値を指定できます。
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username | Hyper-V Serverのユーザー名です。 |
Version | Microsoft Hyper-V Serverのバージョンです。値は、2008、2012、2016、2019から選んでください。 |
リクエスト サンプル
Citrix XenServer
構文
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はXenServerHostにしてください。 |
host | XenServerホストを実行しているホストの名前を指します。 |
password | XenServerHostのパスワードを指します。 |
addvms | VMのパフォーマンス メトリックを収集するか指定します。yesかnoにしてください。 |
username | XenServerHostのユーザー名を指します。 |
addToGroup | 監視を監視グループに追加するかを決めます。trueかfalseを指定してください。 |
groupID | 監視グループのIDです。 |
monitorvms | 仮想マシンの監視のしかたを指定します。値は、no、yes、onlyavailabilityです。noを指定すると、VMのディスカバリを行いません。値yesの場合、VMをディスカバリして監視します。onlyavailabilityの場合、VMディスカバリは行いますが、メトリックは監視しません(ライセンス消費なし)。 |
リクエスト サンプル
Citrix XenApp
構文
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
apikey | 「管理」タブのAPIキーの作成で生成したキーを指定します。 |
type | 追加する監視のタイプです。値はXenAppにしてください。 |
host | XenAppサーバーを実行しているホストの名前を指します。 |
displayname | 監視の表示名です。 |
username | XenAppサーバー ホスト マシンのユーザー名を指定します。 |
password | XenAppサーバー ホスト マシンのパスワードを指定します。 |
Version | XenAppのバージョンです。 |
リクエスト サンプル
vCenter
構文
&displayname=[DISPLAY_NAME]&host=[HOST]&port=[PORT]&username=[USER_NAME]&password=[PASS_WORD]&addtoGroup=[ADDTO_GROUP]&groupID=[GROUP_ID]&monitorvms=[MONITOR_VMS]
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はvCenterにしてください。 |
vcHost | vCenterが稼働しているホストの名前を入力します。 |
vcPort | vCenterが稼働しているポート番号を入力します。 |
username | vCenter Serverのユーザー名を指定してください。 |
password | vCenter Serverのパスワードを指定してください。 |
addtoGroup | 監視を監視グループに追加するか決定します。trueかfalseを指定してください。 |
isHostDCViaVC | データ収集をvCenterの認証情報で行うか指定します。onかoffにしてください(任意項目)。 |
リクエスト サンプル
Docker
構文
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はDockerにしてください。 |
host | Dockerを実行中のホストの名前を指定します。 |
port | Dockerを実行中のポート番号を指定します。 |
username | Dockerサーバーのユーザー名を入力します。 |
password | Dockerサーバーのパスワードを入力します。 |
sslenabled | SSLを有効にするオプションです。値は、trueかfalseです。 |
isAllContainerEnabled | Dockerサーバーに存在するすべてのコンテナーを検出・監視するか、選択します。値は、trueかfalseです。 |
isCertificateEnabled | 監視するDockerサーバーでクライアント証明書認証を有効にするか、指定します。値は、trueかfalseです。 |
clientCertName | クライアント証明書の名前です。 |
keystorePassword | クライアント証明書で使うパスワードです。 |
リクエスト サンプル
証明書を利用しない場合
証明書を利用する場合
Kubernetes
構文
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターもあわせて参照ください。
フィールド | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はKubernetesにしてください。 |
host | Kubernetesクラスターを実行しているホストの名前です。 |
port | Kubernetesが動作するポート番号です。 |
username | Kubernetesクラスターのユーザー名です。 |
password | Kubernetesクラスターのパスワードです。 |
mode | Kubernetesへのアクセス モードを指定します。 |
sshPKAuth | 公開鍵認証(SSH 2のみ)と、SSH認証用のSSHキーを有効にします。 |
prompt | コマンド プロンプトの最後の文字を指定します。デフォルトでは$となっており、>、#なども指定できます。 |
timeout | タイムアウト値を指定します(秒)。 |
リクエスト サンプル
Red Hat Virtualization (RHV)
構文
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はRHEVにしてください。 |
host | RHV Serverを実行しているホストの名前を指します。 |
port | RHV Serverが動作するポート番号です。 |
username | RHV Serverのユーザー名です。 |
password | RHV Serverのパスワードです。 |
discoverVM | RHV Serverの仮想マシンを、どう監視するか指定します。設定ごとに次の挙動になります。
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リクエスト サンプル
KVM(Kernel-based Virtual Machine:カーネル ベースの仮想マシン)
構文
認証情報マネージャーを利用する場合
Telnetモード
SSHモード
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はKVMにしてください。 |
hostname | KVMサーバーを実行しているホストの名前です。 |
mode | KVMサーバーの監視モードを指定します。値は、SSHかTELNETです。 |
snmptelnetport | KVMサーバーが動作するポート番号です。 |
username | KVMサーバーのユーザー名です。 |
password | KVMサーバーのパスワードです。 |
AddVMS | KVMサーバーのVMの監視のしかたを決定します。次の値を指定できます。
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リクエスト サンプル
http://ProductionServer:6060/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=25314fffa16c5975235d56564198e1ba&type=KVM&HostName=kvm-server&displayname=kvm&mode=TELNET&snmptelnetport=23&username=test&password=pwd&timeout=40&AddVMS=2
認証情報マネージャーを使う場合
Telnetモード
SSHモード
OpenShift
構文
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
type | 監視のタイプです。値はOpenShiftにしてください。 |
displayname | 監視の表示名を表します。 |
host | OpenShiftをホストしているマシンの名前です。 |
port | OpenShiftが動作するポート番号です。 |
username | ホスト サーバーのユーザー名です。 |
password | ホスト サーバーのパスワードです。 |
mode | 認証のモードです。値はSSHにしてください。 |
sshPKAuth | SSH 2を有効にするか指定します。trueかfalseにしてください。 |
prompt | コマンド プロンプトの最後の文字を指定します。 |
OSUsername | OpenShiftサーバーのユーザー名です。 |
OSPassword | OpenShiftサーバーのパスワードです。 |
リクエスト サンプル
http://prod-server5:9090/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=0b0e064274e52eead3d1cabdd5ceee04&type=OpenShift&displayname=openshift&host=openshift&port=22&username=test&password=test&mode=SSH&sshPKAuth=false&OSUsername=admin&OSPassword=admin&timeout=40
Rest-API with Password:
http://localhost:7700/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=6e793c8d4c9b811181258bcd3ce7dde6&type=OpenShift&displayname=openshift&host=openshift&port=22&username=openshift&password=Server@123&mode=SSH&sshPKAuth=false&prompt=$&OSUsername=admin&OSPassword=admin&timeout=40
認証情報を用いたREST APIサンプル:
http://localhost:7700/AppManager/xml/AddMonitor?apikey=6e793c8d4c9b811181258bcd3ce7dde6&type=OpenShift&displayname=openshift&host=openshift&port=22&mode=SSH&credentialID=1&OSUsername=admin&OSPassword=admin&timeout=40
Oracle VM (OVM)
構文
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。AddMonitor APIに共通のリクエスト パラメーターも参照ください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
type | 追加する監視のタイプです。値はOVMにしてください。 |
host | OVM Serverを実行しているホストの名前を指します。 |
port | OVM Serverが動作するポート番号です。 |
username | OVM Serverのユーザー名です。 |
password | OVM Serverのパスワードです。 |
discoverVM | OVM ServerのVM監視のしかたを決めます。次の値を指定できます。
|
timeout | Oracle VM Manager(秒)のサーバー接続タイムアウト値です。 |
リクエスト サンプル