Oracle Cloud Infrastructure監視
Oracle Cloud――概要
Oracle Cloudは、同社元来のクラウド プラットフォームです。幅広いアプリケーションとサービスを、可用性の高いホスティング環境で実行できます。IaaS、PaaS、SaaS、DaaSなどのOracle Cloudサービスは、アプリケーションをクラウドへと構築、デプロイ、連携、拡張するのに利用可能です。
Oracle Cloud監視ーー当社が提供すること
Applications ManagerのOracle Cloud Infrastructureでは、Oracle Cloud環境のあらゆるコンポーネントを把握でき、ビジネス クリティカルなOracle Cloudサービスのパフォーマンス最適化が可能です。当社の根本原因分析機能を利用すれば、パフォーマンス低下の根本原因を容易に特定し、素早いトラブルシュートができます。
Our Oracle Cloud監視では、以下のことを実行できます。
- Oracle Cloud Infrastructureのコンピュート要素を、労力をかけず監視できます。
- CPU利用率、ディスクI/O、メモリ利用率などのキー メトリックを、収集・監視します。
- ブート ボリューム、ブロック ボリュームなど、重要パラメーターを追跡可能です。
- ネットワーク ステータスを表示し、パフォーマンスのトレンドを理解できます。
新規Oracle Cloud監視を作成するには
Oracle Cloud監視セットアップの要件:当社製品要件の該当機能の解説をご確認ください。
REST APIで新規監視を追加する:こちらをクリックしてご確認ください。
新規Oracle Cloud監視を作成するには、以下の手順に従ってください。
- 新規の監視のリンクをクリックします。クラウド アプリのカテゴリで、Oracle Cloudを選択してください。
- Oracleクラウド アプリケーションの表示名を指定します。
- 監視するサービスを入力してください。
- サブスクライブ先リージョンを指定します。
- テナンシOCIDとユーザーOCID.を指定します。
- PEMファイル パスを入力してください。こちらのOracle API署名キーの作成ガイドを確認いただけます。
- 公開鍵のフィンガー プリントを入力してください。
- 詳細設定を選択する場合、監視するコンパートメントの数を入力します。
- あるサービスのリソース検出を止める場合、ディスカバリの停止を有効にしてください。
- 停止したリソースで実行するアクションを選択します。
- ポーリング間隔は分で指定します。
- 監視の追加をクリックすると、Oracle Cloudをディスカバリし、監視を始めます。
監視対象のパラメーター
監視タブをクリックして、監視カテゴリ ビューへ移動します。クラウド アプリのセクションで、Oracle Cloudをクリックしてください。Oracle Cloud一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
リストから監視をクリックすると、Oracle Cloudダッシュボードへ移動します。情報は4つのタブで提示されます。
概要
パラメーター | 説明 |
---|---|
テナンシ詳細 | |
コンパートメント総数 | テナンシに存在するコンパートメントの総数です。 |
サブスクライブ先リージョン総数 | テナンシのサブスクライブ先リージョンの総数を表します。 |
インスタンス | |
Oracle Cloudインスタンス総数 | 存在するOracle Cloudインスタンスの数を表します。 |
実行中Oracle Cloudインスタンス総数 | 実行中のOracle Cloudインスタンスの数です。 |
ストレージ | |
バケット総数 | Oracle Cloudストレージにあるバケットの総数を表します。 |
ファイル システム総数 | Oracle Cloudストレージにあるファイル システムの総数を表します。 |
マウント ターゲット総数 | Oracle Cloudストレージにあるマウント ターゲットの総数を表します。 |
データべ―ス | |
自律型データベース総数 | Oracle Autonomous Databaseに存在するデータベースの総数です。 |
Compute
パラメーター | 説明 |
---|---|
インスタンス | |
名前 | Oracle Cloudインスタンスの名前です。 |
ステータス | Oracle Cloudインスタンスのステータスです。 |
コンパートメント名 | コンパートメントの名前を表します。 |
パブリックIPアドレス | インスタンスのパブリックIPアドレスです。 |
OS | Oracle Cloud監視のOSです。 |
リージョン | Oracle Cloudインスタンスを実行しているリージョンです。 |
Computeインスタンスでは下記の管理アクションを実行できます。
- 削除:選択したCompute監視のインスタンスを、Applications Managerコンソールで削除します。
- インスタンスの起動:Applications ManagerからComputeインスタンスを選択して開始します。
- インスタンスの停止:Applications ManagerからComputeインスタンスを選択して停止します。
インスタンス名をクリックすると、Oracle Cloud Compute監視ダッシュボードにリダイレクトされます。
Storage
パラメーター | 説明 |
---|---|
バケット | |
バケット名 | Oracle Cloudのインスタンスにあるバケットの名前です。 |
ストレージ ティア | Oracle Cloudのインスタンスにあるバケットのストレージ ティアです。 |
コンパートメント名 | コンパートメントの名前を表します。 |
リージョン | バケットが存在するリージョン。 |
オブジェクト数 | バケットに存在するオブジェクトの数です。 |
バケット サイズ | バケットのサイズです(GB)。 |
可視性 | バケットに割り当てられた可視範囲を表します。 |
ファイル システム | |
ファイル システム名 | Oracle Cloudインスタンスにあるファイル システムの名前です。 |
リージョン | ファイル システムがあるリージョンを指します。 |
コンパートメント名 | コンパートメントの名前を表します。 |
利用率 | ファイル システムが利用したメモリの量です(GB)。 |
ライフ サイクル ステータス | ファイル システムの現在のステータスです。 |
作成時刻 | ファイル システム作成の日時を指します。 |
可用性ドメイン | ファイル システムの可用性ドメインです。 |
最新スナップショット名 | 最後に取得したスナップショットの名前を表します。 |
バックアップ経過期間(Backup Age) | 最新バックアップ以来の日数を表します。 |
マウント ターゲット | |
マウント ターゲット名 | Oracle Cloudインスタンスにあるマウント ターゲットの名前です。 |
ライフ サイクル ステータス | ファイル システムの現在のステータスです。 |
コンパートメント名 | コンパートメントの名前を表します。 |
リージョン | マウント ターゲットがあるリージョンです。 |
IPアドレス | マウント ターゲットのIPアドレスです。 |
可用性ドメイン | マウント ターゲットの可用性ドメインです。 |
バケット名をクリックすると、Oracle Cloud Storage監視ダッシュボードにリダイレクトされます。
データベース
パラメーター | 説明 |
---|---|
自律型データベース | |
自律DB名 | 自律型データベースに覚えやすい名前を付けてください。 |
ライフ サイクル ステータス | 自律型データベースの現在のステータスです。 |
コンパートメント名 | コンパートメントの名前を表します。 |
リージョン | 自律型データベース インスタンスを実行しているリージョンです。 |
データベース名 | 自律型データベースの実際の名前です。 |
ワークロード タイプ | 自律型データベースのワークロード タイプです。 |
CPUコア数 | 自律型データベースで利用できるCPUコアの数です。 |
専用デプロイメント | 自律型データベースが専用デプロイメントかを示します。 |
自律型データベースでは下記の管理アクションを実行できます。
- 削除:Applications Managerのコンソールさえあれば、自律型データベース監視のインスタンスを選択し削除できます。
- データベースの起動:Applications Managerから選択した自律型データベースを開始します。
- データベースの停止:Applications Managerから選択した自律型データベースを停止します。
DB名をクリックすると、Oracle Autonomous Database監視ダッシュボードにリダイレクトされます。