IBM Informix Database監視
IBM Informix――概要
IBM Informixは、業界で広く使われているデータベース サーバーです。包括的な高可用性オプション、高次元のパフォーマンス、データ複製能力、拡張性などの特徴を、最低限の管理負荷で実現しており、シンプルなインフラにも、複雑なインフラにも利用できます。Applications ManagerはInformix管理で重要な監視を効率的に実現、システムやデータベースのパフォーマンス総計やセッション詳細の収集を可能としています。さらには、問題の早期特定で、プロアクティブなトラブルシュートやパフォーマンス調整も実現できます。
新規Informix監視を作成するには
サポート対象のバージョン:Informix 10.x以上
要件:製品全体の要件解説ページで、IBM Informixデータベース監視に必要なユーザー権限とその他の必要条件も説明しています。
Informix Server監視を作成する
- 新規の監視のリンクをクリックします。
- データベース サーバーでInformixを選択します。
- Informix監視の表示名を指定します。
- Informix Serverのインストール先ホストのホスト名やIPアドレスを入力してください。
- ポート番号を入力してください。例:1526
- データベース サーバー名を入力してください。すなわち、接続先Informixデータベース サーバーの名前を指定します。
- 自分の認証情報を入力するか、認証情報マネージャーから設定ずみ認証情報を選択します。自分で入力する場合、監視のInformixユーザー名とパスワードを指定します。
- ポーリング間隔をセットします。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
- コンボボックスから、監視グループに関連付けるInformix Serverを選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからInformix Serverを検出し、監視を始めます。
監視対象のパラメーター
監視タブをクリックし、監視カテゴリ ビューへ移動してください。データベース サーバー テーブルの下でInformixをクリックすると、Informix Database一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
監視名をクリックすると、全サーバーの詳細が、次のタブに表示されます。
概要
パラメーター | 説明 |
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応答時間 | Informix ServerへのJDBC接続確立にかかる時間を示します。 |
データベース スペース詳細 | |
データベース ペース名 | データベース スペースの一意の名前です。 |
割り当て済み(MB) | データベース スペースに割り当て済みの、総物理ディスク サイズを表します(MB)。 |
空き(MB) | データベース スペース用の、空き物理ディスク サイズです(MB)。 |
利用率(%) | データベース スペースによる物理ディスク利用の割合を表します(%)。 |
ディスク読み込み(数/秒) | データベース スペースでのディスク読み込みのペースを示します(数/秒)。 |
ディスク書き込み(数/秒) | データベース スペースでのディスク書き込みのペースを示します(数/秒)。 |
データベース
パラメーター | 説明 |
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名前 | データベースの名前です。 |
データベース スペース名 | データベース用のデータを保存しているデータベース スペースを示します。 |
オーナー | データベースの作成者のユーザーIDです。 |
作成日 | データベースが作成された時刻です。 |
ログ出力(Is Logging) バッファー付き(Is Buff Log) ANSI(Is ANSI) NLS(Is NLS) 大文字・小文字を区別しない(Is Case Insens) |
データベースのロギング モードを表します。
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セッション
パラメーター | 説明 |
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セッションID | セッションに割り当てられた一意の識別番号です。 |
ユーザー名 | Informixユーザー アカウントのユーザー名です。 |
ホスト名 | Informixデータベースへの接続ホストの名前です。 |
ログイン時刻 | ユーザーがデータベースへサーバーに接続した時刻を表します。 |