AWS Lambda監視
概要
AWS Lambdaはサーバーレスのコンピュートサービスです。
イベント発生時に必要に応じてユーザーのコードを実行し、下位レイヤーのコンピュートリソースを自動的に管理します。
AWS Lambda監視の新規作成
AWS Lambda監視の新規作成方法はこちらのページをご確認ください。
監視パラメーター
監視パラメーターの表示方法は次のとおりです。
- [監視]タブをクリックし、監視のカテゴリビューに移動します。
- クラウドアプリケーション項目から[Lambda]をクリックします。
Amazon Lambda一括設定ビューが次の3つのタブで表示されます。
- [可用性]タブ:過去24時間または30日間の可用性履歴を表示します。
- [パフォーマンス]タブ:過去24時間または30日間のステータスとイベントが表示されます。
- [リストビュー]タブ:一括管理設定を行うことが可能です。
リストから監視を選択すると、AWS Lambdaの情報が次の2つのタブで表示されます。
概要
パラメーター | 説明 |
---|---|
呼び出し | |
実際の実行 | 関数コードの実行回数を表します。 成功した実行、および実行時の関数エラーもこの対象です。 |
実行失敗(エラー) | 関数エラーとなった実行回数を表します。 関数エラーには、コードで発生した例外と、Lambdaランタイムで発生した例外が該当します。 |
実行スロットル | 実行リクエストがスロットルされた回数を表します。 すべての関数インスタンスがリクエスト処理中で、スケールアップによる同時処理を行えない場合、Lambdaは追加のリクエストを拒否します。 |
呼び出しレート | |
成功レート | 実行総数のうち成功した実行の割合を表します(%)。 |
エラーレート | 実行総数のうち失敗した実行の割合を表します(%)。 |
実行/分 | 実際の実行の発生ペースを表します。 |
同時実行 | |
予約済み同時実行 | 関数で予約されている同時実行数を表します。 このメトリックは関数の同時実行を設定している場合にのみ利用できます。 |
同時実行 | イベントを処理している関数インスタンスの数を示します。 この数がリージョンごとの同時実行上限に達したり、設定した予約済み同時実行上限に達したりすると、それ以上の実行リクエストはスロットルされます。 |
プロビジョニング済み同時実行 | プロビジョニング済み同時実行でイベントを処理している関数インスタンスの数を表します。 |
プロビジョニング済み同時実行 | |
プロビジョニング済み同時実行 | プロビジョニング済み同時実行で関数コードが実行された回数を表します。 |
プロビジョニング済み同時実行の過剰実行 | プロビジョニング済み同時実行の上限に達しているときに、標準同時実行で処理された関数コードの数を表します。 |
期間 | |
最大期間 | ポーリング間隔中に、1関数が1イベントを処理するのにかかった最長の時間を表します。 |
平均期間 | ポーリング間隔中に、1関数がすべてのイベントを処理するのにかかった平均の時間を表します。 |
最小期間 | ポーリング間隔中に、1関数が1イベントを処理するのにかかった最短の時間を表します。 |
イテレーター経過時間 | |
平均イテレーター経過時間 | イベントにおける最新レコードの生存期間を秒単位で表します。 この値は、ストリームがレコードを受信してから、イベント送信元マッピングが関数にイベントを送るまでの時間を表します。 |
非同期配信エラー | |
デッドレターキューエラー | 非同期実行で、Lambdaがデッドレターキューにイベントを送ろうとして失敗した回数を示します。 権限エラー、リソース設定ミス、サイズ上限などが理由で発生します。 |
宛先配信失敗 | 非同期実行で、Lambdaが宛先にイベントを送ろうとして失敗した回数を示します。 権限エラー、リソース設定ミス、サイズ上限などが理由で発生します。 |
設定
パラメーター | 説明 | 設定詳細 |
---|---|
関数ARN | 関数のARN(Amazon Resource Name)です。 |
リージョン名 | AWSリージョンの名前を表します。 |
説明 | 関数の説明です。 |
ロール | 関数の実行ロールを表します。 |
同時実行設定 | 関数の同時実行設定の有効化/無効化状態を表します。 |
デッドレターキューARN | 関数のデッドレターキューを表します。 |
X-Rayトレーシングモード | 関数のAWS X-Rayトレーシング設定を表します。 |
コードのリポジトリタイプ | 関数のデプロイパッケージを保持しているファイルのホスティングサービスを表します。 |
リソース詳細 | |
メモリサイズ | 関数に割り当てられたメモリの量を表します(MB)。 |
デプロイコードサイズ | 関数のデプロイメントパッケージサイズを表します(MB)。 |
タイムアウト | Lambdaが関数を停止するまで許容する待機時間を表します(秒)。 |
関数詳細 | |
ランタイム | Lambda関数の実行環境を表します。 |
ハンドラー | ユーザー関数の実行開始にあたりLambdaが呼び出す関数を表します。 |
バージョン | Lambda関数のバージョンを表します。 |
最新修正時刻 | 関数の最新の修正日時を表します。 |
セキュリティとネットワークの詳細 | |
VPC ID | 設定済みVPCのIDを表します。 |
セキュリティグループ | VPCセキュリティグループIDのリストです。 |
サブネット | VPCサブネットIDのリストです。 |