Couchbase監視

Couchbase Server監視を作成するには、次の手順に従ってください。

  1. 新規監視をクリックします。
  2. データベース サーバーからCouchbaseを選びます。
  3. Couchbase監視の表示名を指定します。
  4. Couchbaseプロセスを実行しているホストの名前やIPアドレスを入力ください。
  5. サーバーが稼働しているポートを入力してください。デフォルトでは8091番です。
  6. ポーリング間隔を指定してください(分)。
  7. 監視グループに関連付けるCouchbase Serverを、コンボボックスで選択ください(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
  8. 監視の追加をクリックします。これによって、ネットワークからCouchbase Serverを検出し、監視が始まります。

Couchbase Serverは、オープン ソースの分散型NonSQLデータベースとキー・バリューストアで、対話型のアプリケーションに最適化されています。Couchbaseは拡張が容易で、キー・バリュー情報やドキュメントに、低遅延かつ安定したスループットでのアクセスを実現します。Applications Managerは、Couchbase Serverのステータス、可用性、応答時間など、あらゆる側面をアクティブに監視し、障害時は、お客さまへの情報提供にもとづく決定を支援します。

Couchbase:監視対象のパラメーター

監視タブをクリックして、監視カテゴリ ビューへ移動してください。データベース テーブルでCouchbaseをクリックすると、Couchbase一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。

  • 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
  • パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
  • リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。

監視名をクリックすると、全データベースの情報が、次のタブに表示されます。

監視情報

こちらのタブではを表示します。監視名、ポート、ホスト名、ユーザー名、関連付いたグループなど、監視のあらゆる一般情報を表示します。

パフォーマンス概要

クラスター詳細
パラメーター 説明
総メモリ(MB) クラスターで利用できる総メモリです。
利用済みメモリ(MB) クラスターのRAM利用率です。
空きメモリ(MB) 利用できる空きメモリを指します。
クラスター ディスク利用率(GB) クラスターの総ディスク利用率です。
総クラスター ストレージ(GB) クラスターで利用できる総ディスク スペースを指します。
他データ(GB) Couchbase以外のデータによる、ディスク利用量を指します。
利用可能空きスペース(GB) Couchbase Serverで利用できる、最大空きスペースです.

サーバー ノード

パラメーター 説明
サーバー ノード名 Couchbaseが稼働しているサーバーのIPアドレスです。
RAM利用率 サーバーのRAM利用率です。
スワップ利用率 サーバーのスワップ利用率です。
CPU利用率 サーバーのCPU利用率です。
データ利用率 ノードのデータ利用率です。
ディスク利用率 ノードのディスク利用率です。
ノード メモリ利用率 割り当てメモリのメモリ利用率です。
アクティブ アイテム ノードに書き込まれた、アクティブなデータを指します。
レプリカ アイテム 別ノードからのアイテムのコピーを指します。
ノード ディスク利用率 Couchbaseによる個別ノードのディスク消費率を指します。
バックグラウンド データ取得 キャッシュに存在せず、ディスクから読み出したデータです。

データ バケット

パラメーター 説明
バケット名 バケットの名前を指します。
バケット タイプ バケット タイプが、memcachedかCouchbaseか示します。
ノード Couchbase Serverに存在するノードの数です。
アイテム数 バゲットに保存されたオブジェクトの数を表します。
操作/秒 データ バケットでの秒ごとオペレーション件数を指します。
ディスク取得/秒 ディスクからのアイテム取得に要する、秒ごとオペレーション件数を指します。
利用済みRAMクオータ(MB) 所定クオータのうち利用されているメモリを表します。
RAMクオータ(MB) バケットに割り当てられたメモリを指します。
クオータ メモリ利用率(%) 利用できるメモリのクオータのうち、利用されている割合を表します。
データ利用率(MB) バケットが利用しているデータを指します。
ディスク利用率(MB) バケットが利用しているディスクを指します。
現在の接続 ホストごとの接続数を指します。
キャッシュ ミス率 メモリから取得したオブジェクトに対する、ディスクから取得したオブジェクトの比率を指します。値は0に近いほうが望ましい状態です。
常駐アイテム率(Resident Item Ratio) ディスクに保存されているアイテムに対する、メモリにあるアイテムの比率を示します。
総ディスク ドレイン率 ディスク キューから実際にディスクに書き込まれたアイテムの数を示します。
メモリ ヘッドルーム 必要時にバケットに追加する、メモリ割り当ての量を示します。