Microsoft Azure Cache for Redis監視
概要
Applications ManagerのAzure Cache for Redis監視は、他のクラウドサービスと併せてAzure Cache for Redisを監視するためのさまざまな機能を提供します。
パフォーマンス、キャッシュの利用、メモリの利用など、主要なパフォーマンスメトリクスに完全な可視性を提供します。
Azure Cache for Redis監視の新規作成
Azure Cache for 監視の新規作成を新規作成する手順は、こちらをご参照ください。
監視パラメーター
[監視]タブをクリックして、[監視]カテゴリビューに移動します。「クラウドアプリケーション」セクションで「Microsoft Azure」の子監視から[Redis Cache]をクリックします。
Azure Cache for Redis監視の一括設定ビューが3つのタブに表示されます。
- [可用性]タブ:最新24時間または30日間の可用性履歴がわかります。
- [パフォーマンス]タブ:最新24時間または30日間のステータスとイベントを確認可能です。
- [リストビュー]タブ:一括管理設定を実行できます。
リストされている個々の監視をクリックすると、次の情報が表示されます。Azure Cache for Redis監視で監視されるメトリクスのリストは次のとおりです。
概要
パラメータ | 説明 |
---|---|
キャッシュ詳細 | |
プロビジョニング状態 | Cache for Redisのプロビジョニング状態 |
ホスト名 | Redis用キャッシュのホスト名 |
ポート |
Cache for Redisの非SSLポート 本項目はCache for RedisのEnterpriseを監視している場合のみサポートされます。
|
キャッシュタイプ |
Cache for Redisリソースのタイプ 可能な値:Cache(Standard/Premium)/Enterprise |
Redisのバージョン | Cache for Redisのバージョン |
リソースグループ名 | リソースグループの名前 |
リソースの状況 |
Enterprise Cache for Redisの現在のリソースステータス。以下の値が指定可能:
本項目はCache for RedisのEnterpriseを監視している場合のみサポートされます。
|
ロケーション | リソースが位置するロケーション |
接続されたクライアント | |
接続されたクライアント | ポーリング間隔の間にキャッシュに接続したクライアントの最大数 |
処理されたコマンド | |
キャッシュ操作率(最大) | ポーリング間隔の間にキャッシュ上で実行される瞬間操作の最大数 (操作数/秒) |
キャッシュ操作 | ポーリング間隔の間にキャッシュサーバーによって処理された操作の合計数 |
コマンド | |
Getコマンド | ポーリング間隔の間にキャッシュから実行されたGet操作の合計数 |
Setコマンド | ポーリング間隔の間にキャッシュに対して行われたSet操作の合計数 |
キー | |
合計キー数 | ポーリング間隔間のキャッシュ内のアイテムの最大数 |
削除されたキー | ポーリング間隔の間にキャッシュから削除されたアイテムの合計数 |
期限切れのキー | ポーリング間隔の間にキャッシュから期限切れになったアイテムの合計数 |
エラー | |
エラー | ポーリング間隔の間にキャッシュで発生したエラーの最大数 |
キャッシュ
パラメータ | 説明 |
---|---|
キャッシュ使用率 | |
CPU | ポーリング間隔間のAzure Cache for Redisサーバーの最大CPU使用率(単位:%) |
メモリ | ポーリング間隔の間にキー/値のペアに使用される最大キャッシュメモリ(単位:%) |
サーバー負荷 | Cache for Redisサーバーがポーリング間隔の間にメッセージをアイドル状態で待機せず、処理に忙しい際の最大サイクル数(単位:%) |
キャッシュヒット | |
キャッシュヒット | ポーリング間隔の間に成功したキー検索の合計数 |
キャッシュミス | |
キャッシュミス | ポーリング間隔の間に失敗したキー検索の合計数 |
キャッシュパフォーマンス | |
キャッシュミス率 | ポーリング間隔間に成功したキー検索と失敗したキー検索のうち、失敗したキー検索の割合(単位:%) |
キャッシュヒット率 | ポーリング間隔間の成功したキー検索と失敗したキー検索の割合(単位:%) |
キャッシュ読み取り/書き込み | |
キャッシュ読み取り | ポーリング間隔の間にキャッシュから読み取られるデータの最大量(単位:MB/秒) |
キャッシュ書き込み | ポーリング間隔の間にキャッシュに書き込まれるデータの最大量(単位:MB/秒) |
メモリ | |
使用メモリ | ポーリング間隔の間にキャッシュ内のキー/値のペアに使用されるキャッシュメモリの最大量(単位:GB) |
使用メモリ RSS | ポーリング間隔間の断片化とメタデータを含む、使用されるキャッシュメモリの最大量(単位:GB) |
Geoレプリケーション
Geoレプリケーションメトリクスグループは、PremiumおよびEnterprise SKUファミリでのみ監視可能です。
そのうち、Geoレプリケーションのデータ同期オフセットとGeoレプリケーション接続ラグメトリクスは、Premium SKUでのみ使用可能です。
そのうち、Geoレプリケーションのデータ同期オフセットとGeoレプリケーション接続ラグメトリクスは、Premium SKUでのみ使用可能です。
パラメータ | 説明 |
---|---|
GEOレプリケーションの正常性 | |
GEOレプリケーションの正常性 |
ポーリング間隔時のGeoレプリケーションリンクの最新の正常性状態 0:切断/異常、1:正常 |
Geoレプリケーションデータ同期オフセット | |
Geoレプリケーションデータ同期オフセット | ポーリング間隔の間にGeoセカンダリキャッシュに同期する必要があるデータの平均量(単位:MB) |
GEO-REPLICATION CONNECTIVITY LAG | |
Geoレプリケーションの接続遅延 |
ポーリング間隔の間にGeoプライマリキャッシュとの最後の正常なデータ同期からかかった平均時間。 リンクステータスがダウンしている場合は値が増加し続けます(単位:秒) |
シャード
シャードメトリクスグループは、StandardおよびPremiumタイプのキャッシュに対して監視可能です。
パラメータ | 説明 |
---|---|
シャードキャッシュデータ | |
シャードID | RedisのキャッシュのシャードID |
キャッシュヒット | ポーリング間隔の間に成功したキー検索の合計数 |
キャッシュミス | ポーリング間隔の間に失敗したキー検索の合計数 |
接続されたクライアント | ポーリング間隔間のキャッシュへのクライアント接続の最大数 |
キャッシュ書き込み | ポーリング間隔の間にキャッシュに書き込まれるデータの最大量(単位:MB/秒) |
キャッシュ読み取り | ポーリング間隔の間にキャッシュから読み取られるデータの最大量(単位:MB/秒) |
キャッシュ操作 | ポーリング間隔の間にキャッシュサーバーによって処理される操作の最大数 |
キャッシュ操作率(最大) | ポーリング間隔の間にキャッシュに対して実行された瞬間的な操作の最大数(単位:操作数/秒) |
Get Commands | ポーリング間隔の間にキャッシュから実行されたGet操作の合計数 |
Set Commands | ポーリング間隔の間にキャッシュに対して行われたSet操作の合計数 |
シャードパフォーマンスデータ | |
シャードID | RedisのキャッシュのシャードID |
CPU | ポーリング間隔間のAzure Cache for Redisサーバーの最大CPU使用率(単位:%) |
サーバー負荷 | Cache for Redisサーバーがポーリング間隔間にメッセージを待機せずに処理に忙しいサイクルの最大パーセンテージ(単位:%) |
使用メモリ | ポーリング間隔の間にキャッシュ内のキー/値ペアに使用されるキャッシュメモリの最大量(単位:GB) |
使用メモリRSS | ポーリング間隔間の断片化とメタデータを含む、使用されるキャッシュメモリの最大量(単位:GB) |
合計キー数 | ポーリング間隔間にキャッシュ内にあるアイテムの合計数 |
削除されたキー | ポーリング間隔の間にキャッシュから削除されたアイテムの合計数 |
期限切れのキー | ポーリング間隔の間にキャッシュから期限切れになったアイテムの合計数 |
構成
名前 | 値 |
---|---|
構成 | |
非SSLポートを有効にする |
非SSL Redisサーバーポート(6379)が有効かどうかを指定 可能な値:True/False |
パブリックネットワークアクセス |
このキャッシュに対してパブリックエンドポイントアクセスを許可するかどうかを指定 可能な値:有効/無効 |
SSLポート | Cache for RedisのSSLポート |
SKU | |
SKU名 |
デプロイされたCache for Redisのタイプ 有効な値:Basic、Standard、Premium |
SKU容量 |
デプロイされたCache for Redisのサイズ 有効な値:C (Basic/Standard) family (0、1、2、3、4、5、6) / P (Premium) family (1、2、3、4) |
レプリカ | |
プライマリあたりのレプリカ数 | プライマリごとに作成されるレプリカの数 |
マスターあたりのレプリカ数 | マスターごとに作成されるレプリカの数 |
プライベートエンドポイント接続 | |
プライベートエンドポイント接続ID | プライベートエンドポイント接続リソースのID |
プライベートエンドポイント接続ステータス | プライベートエンドポイント接続のステータス |
Enterpriseタイプのキャッシュでは、SKUおよびPRIVATE ENDPOINT CONNECTIONSグループのみがサポートされます。