グローバルトラップアクション

グローバルトラップアクションでは、Applications Managerで発生したアラートをトラップリスナーに送信することができます。
以下にグローバルトラップアクションの作成手順を記載します。

グローバルトラップアクション作成手順

  1. [設定]→[アラート/アクション]→[トラップ]→[グローバルトラップアクション]を表示
  2. [SNMPトラップバージョン]より、SNMPバージョンを選択(v1、v2c、v3)
  3. [ステータス]を指定
    ※デフォルトでは無効が選択されています。
  4. [宛先アドレス]で、SNMPトラップリスナーが稼働しているホストを指定
  5. [宛先ポート番号]で、トラップを受信するポート番号を指定
    ・バージョンv1、v2cを選択した場合:
     コミュニティ文字列を指定してください。

    ・バージョンv3を選択した場合:
     ユーザー名、コンテキスト名、セキュリティレベル(認証、暗号化)を指定してください。
  6. [フィルター監視/監視グループ]より、アクションを関連付ける対象を指定し、[保存]

グローバルトラップアクションを設定すると、アラート発生時に、指定した宛先にトラップが送信されるようになります。

Applications Managerからのトラップを受信するには、インストールフォルダー[.../working/mibs/]配下の以下のMIBを、関連するSNMPトラップリスナーにコピー配置してください。

  • APPLICATION-MANAGER-MIB
  • SNMPv2-TC
  • RFC1213-MIB
  • SNMPv2-SMI

SNMPリスナーでは、以下の表のOIDでトラップを受信します。

属性 トラップVarbind
件名 APPLICATION-MANAGER-MIB::trapMessage (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.1)
監視名 APPLICATION-MANAGER-MIB::monitorname (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.2)
タイプ APPLICATION-MANAGER-MIB::monitortype (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.3)
ホスト APPLICATION-MANAGER-MIB::hostname (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.4)
属性 APPLICATION-MANAGER-MIB::attribute (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.5)
重要度 APPLICATION-MANAGER-MIB::severity (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.6)
生成時刻 APPLICATION-MANAGER-MIB::createdtime (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.7)
RCAメッセージ APPLICATION-MANAGER-MIB::rcaMessage (.1.3.6.1.4.1.2162.1.1.2.8)