類似トランザクションのグループ化
トランザクション名の動的変化は多くのアプリケーションで日常的に発生しており、アプリケーション追跡が困難となる要因です。動的トランザクションでは、Webアプリケーションは単一URLを利用しつつも、実行のたび一意の英数字の識別子をURLに付加するため、Webトランザクション名自体が変わってしまいます。このようなURLを個々に追跡するのは、超人的作業です。類似トランザクションをグループにまとめれば、これら動的トランザクションは、実際のURLに一元化して監視できます。
設定手順
- apminsight.confがあるディレクトリに、新規ファイル「transaction_merge_patterns.conf」を作成します。
- ファイルをテキスト エディターで開き、下記の構文で、キー・バリューのペアを指定してください。
URL=new_name_to_be_assigned(キーは正規表現をサポート)
- Railsサーバーを起動か再起動すると、それ以降に実行されるトランザクションすべてが、上記のパターンでマージされます。
例:
ruby/shop/item/laptops/.*=shop/laptops
ruby/shop/item/.*/dell/.*=shop/item/dell
.*/cart/purchase=shop/purchase