Windows Server監視
新規Windows監視を作成するには
- 新規監視へ移動して、新規監視の追加を選択します。
- サーバーからWindowsを選択ください。
- ホストのIPアドレス化名前を入力します。
- ネットワークのサブネット マスクを入力してください。
- 監視するOSタイプを選びます。
- 監視のモードを選択してください(SNMP、WMI)。
- SNMPの場合、実行ポートとコミュニティ文字列を指定してください。それぞれデフォルトで、161と「public」です。ユーザー名とパスワードは不要です。
- WMIの場合、サーバーのユーザー名とパスワードを指定します。
- Windowsイベント ログを監視するには、イベント ログ監視の有効化チェック ボックスを選択します。詳細は、管理アクティビティからWindowsイベント ログ ルールを参照ください。こ値らのセクションでは、Windows Server監視のメトリックを詳述しています。
- Windows Server監視にKerberos認証を使うには、Kerberos認証の有効化チェック ボックスを選択します。この機能はWMIモードでのみ利用できます。
- コンボボックスから、監視グループに関連付けるWindows Serverを選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
-
監視の追加をクリックします。これによりネットワークからWindows Serverを検出し、監視が始まります。
メモ
Windows Server 2008以降では、次の動的ポート範囲を利用します。
開始ポート:49152
終了ポート:65535
環境でWindows Server 2012、2008 R2、2008と、Windows 8、7、Vistaのみをご利用の場合は、49152から65535までのハイポートで通信を有効にしてください。
Windows Server 2003とWindows XP、2000の場合は、次の動的ポート範囲を使います。
開始ポート:1025
終了ポート:5000
環境でWindows Server 2012、2008 R2、2008と、Windows 8、7、Vistaを、それ以前のバージョンを併用している場合は、次の双方のポート範囲の利用が必要です。
ハイポートのレンジ:49152から65535まで
ローポートのレンジ:1025から5000まで
- Windows監視の追加の際、パスワードにダブル クオート(")は利用できません。
- Kerberos認証を有効にすると、スケジュール タスク監視はサポートできません。
監視対象のパラメーター
Applications Managerは、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークなどの、Windows Serverのコンポーネントを監視し、パフォーマンス低下を検知します。
- 可用性タブは、過去24時間か30日のWindows Serverの可用性履歴を示します。
- パフォーマンス タブでは、物理メモリ利用率、CPU利用率、応答時間、スワップ メモリ利用率など、Windows ServerのKPIを表示します。これら属性のヒート チャートもあわせて示します。このタブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントも提示します。
- リスト ビュー タブでは、Applications Managerが監視するApplications Managerが監視するWindows Serverすべてを、その可用性とステータス全般とあわせて表示します。一括管理設定も可能です。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、詳細なパフォーマンス メトリックが表示されます。リスト ビューでは、データセンターに設定した仮想マシン(WindowsゲストOS)も、可用性とステータス情報とあわせて示します。
Windows Serverの詳細パフォーマンス メトリックを表示するには、可用性タブかリスト ビュー タブに表示された監視名をクリックしてください。パフォーマンス メトリックは、9つのタブに分類されています。
概要
このタブでは、Windows Serverのステータスとパフォーマンス全体像を、システムで実行中のプロセスやサービスの情報とあわせて提示します。
監視情報
パラメーター | 説明 |
---|---|
名前 | Windows Server監視の名前です。 |
システム ステータス | Windows Serverのステータスを表します(重大、警告、クリア)。 |
タイプ | 監視しているリソースのタイプを表します。 |
ホスト名 | Windowsシステムのホスト名です。 |
ホストOS | システムにインストールされているメインOSを指します。 |
最新ポーリング時刻 | 最新のポーリングを実行した時刻を指します。 |
次回ポーリング時刻 | 次回のポーリングをスケジュールした時刻を指します。 |
本日の可用性 | サーバーの当日分の可用性ステータス全般を示します。サーバーの7/30レポートと現在の可用性ステータスも表示できます。 |
「監視情報」のカスタム フィールドで、監視に追加項目を設定できます。
- CPUとメモリの利用率(最新6時間)グラフでは、最新6時間のメモリとCPU利用の率を示します。提示する属性は、スワップ メモリ利用率(%、MB)、物理メモリ利用率(%、MB)、空き物理メモリ(MB)、CPU利用率(%)です。
- CPU利用率の内訳グラフでは、システム プロセッサー全体のメトリック内訳をしまします。提示する属性は、実行キュー、ユーザー時間(%)、システム時間(%)、I/O待機時間(%)、アイドル タイム(%)、割り込み(数/秒)などです。
ページ メモリ利用率統計
このセクションでは、Windows Serverのページ メモリ利用率統計を説明します。
ページ メモリ利用率統計テーブルでは、次の属性を表示します。
パラメーター |
説明
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監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
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WMI
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||
ページ数/秒 | ハード ページ フォールトの解消のため、ディスクで読み書きしたページの数を表します(/秒)。 | ||
ページ書き込み/秒 | 物理メモリを空けるため発生した、ページ書き込みの件数を指します(/秒)。 |
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ページ読み込み/秒 |
ページ フォールト解消のため発生した、ディスクからのページ読み込みの件数を指します(/秒)。 |
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入力ページ数/秒 | ページ フォールト解消のため、ディスクから読み込んだページ数を指します(/秒)。 |
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出力ページ数/秒 | 物理メモリを空けるため、ディスクに書き込んだページ数を指します(/秒)。 |
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Applications Managerのインストール先は、Windows Server 2012以上です。
プロセス詳細
このタブではWindows Serverで実行中のプロセス情報を表示します。プロセスは必要に応じて、新規プロセスの追加から監視に追加できます。不要なプロセスの削除や、プロセスごとのレポート有効化/無効化も可能です。リストから属性をクリックすると、プロセスのパフォーマンス情報が表示されます。
プロセス詳細タブでは、次の属性を表示します。
パラメーター |
説明
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監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
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WMI
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||
名前 | プロセスの表示名です。 | ||
プロセス | 実行中のプロセスの名前です。 |
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インスタンス数 |
プロセスで実行中のインスタンスの数です。 |
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CPU(%) | プロセスのCPU利用率です(%)。 |
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メモリ(%) | プロセスのメモリ消費です(%)。 |
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ハンドル | プロセスのハンドル数です。 |
サービス詳細
このタブではWindows Serverで実行中のサービスの可用性を表示します。監視するサービスは、新規サービスの追加で追加してください。Applications Managerから、サービスを停止、起動、再起動、削除することもできます。
サービス詳細タブでは、次の属性を表示します。
パラメーター |
説明
|
監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
|
WMI
|
||
表示名 | サービスの表示名です。 | ||
サービス名 | 実行中のサービスの名前です。 |
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可用性 |
実行中サービスの可用性 |
- システム内の監視のセクションでは、サーバーに設定した監視の可用性とステータスがわかります。提示する属性は、名前、タイプ、ステータス、可用性です。監視する新規リソースは、監視の追加で追加してください。
CPU
このタブではWindows ServerのCPU利用率統計を提示します。タブには2種類のグラフがあります。1つはCPU利用率(コアごと)で、2つ目はCPU利用率の内訳(コアごと)です。追加レポートを表示するには、CPU利用率の内訳(コアごと)セクションにあるグラフをクリックしてください。CPU利用率の内訳(%)、ユーザー時間(%)、システム時間(%)、I/O待機時間(%)、アイドル タイム(%)、CPU利用率(%)、割り込み(数/秒)などが、全コアについて表示されます。
CPUタブでは次のパフォーマンス メトリックも表示しています。
パラメーター |
説明
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監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
|
WMI
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||
コア | CPUコアの名前です。 | ||
ユーザー時間(%) | プロセッサーがユーザー モードの作業に費やした時間の比率を表します(%)。これは主に、アプリケーション コードの負荷を指します。 |
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システム時間(%) |
CPUのカーネル プロセスでの利用率を示します(%)。 |
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I/O待機時間(%) | プロセッサーがI/O操作の完了を待期している時間を表します。 |
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アイドル タイム(%) | CPUがアイドルの時間です。どのプログラムもCPUを使っていない状態を表します。 |
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CPU利用率(%) | システムが利用しているCPU総量を指します。 |
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割り込み/秒 | CPUがアプリケーションやハードウェアからの割り込みに対応する、ペースを指します(数/秒)。割り込みの値が定常的に高い場合は、ハードウェアの問題が考えられます。 |
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これら属性のグラフを表示するには、CPUコアを選び、続いて属性を選択ください。
ディスク
このタブでは、Windows Serverによるディスクの利用率とディスクI/Oの統計を表示します。
ディスク利用率
パラメーター | 説明 |
---|---|
ディスク | ディスク ドライブの名前です。 |
利用済み(%) | 総ディスク スペースのうちどれだけが実際に利用されているかを示します(%)。 |
利用済み(MB) | 利用中のディスク スペースを指します(MB)。 |
空き(%) | 利用可能な空きディスクの比率を指します(%)。 |
空き(MB) | ディスクに存在する未割り当てのスペースを指します(MB)。 |
ディスクI/O統計
パラメーター |
説明
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監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
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WMI
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||
転送/秒 | ディスクでの読み書き操作の発生速度を指します(数/秒)。 |
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書き込み/秒 | ディスク ドライブでの書き込み速度を指します(数/秒)。 |
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読み込み/秒 | ディスク ドライブでの読み込み速度を指します(数/秒)。 |
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ビジー時間(%)[% Busy Time] | ディスクがビジーであった時間の比率を表します(%)。 |
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平均キュー長 | サンプル期間中に、ディスクへキューイングされた読み書き双方の要求の平均を指します。 |
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メモ:物理的に取り外したディスクは、孤立したディスクの削除で削除できます。
ネットワーク
このタブではWindows Serverで実行中のサービスの可用性を表示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
名前 | Windowsシステムに存在するネットワーク インターフェースの名前を指します。 |
速度(Mbps) | 現在の推定帯域を指します(Mbps)。 |
受信トラフィック(KB/秒) | インターフェースでのパケット受信速度を示します(KB/秒)。 |
送信トラフィック(KB/秒) | インターフェースでのパケット送信速度を示します(KB/秒)。 |
エラー | 送受信できなかったパケットの数を指します。 |
メモ:物理的に取り外したインターフェースは、孤立したインターフェースの削除で削除できます。
このタブではWindows Serverで実行中のサービスの可用性を表示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
名前 | Windowsシステムに存在するネットワーク アダプターの名前を指します。 |
ステータス | ネットワークにつながったネットワーク アダプターの接続ステータスを表します。 |
ネット有効 | ネットワーク アダプターのステータスです。 |
- ネットワーク アダプター監視は、WMIモードでのみご利用いただけます。
- デフォルトでは、ネットワーク アダプター監視は無効になっています。これを有効にするには、
管理タブ > パフォーマンス ポーリング > サーバー タブと移動し、ネットワーク アダプター監視の有効化をクリックしてください。 - アダプターを取り外すと、自動的にアラートがあがります。デフォルトでは、アラートは有効になっています。この設定を変えるには、以下のように操作してください。
管理タブ > パフォーマンス ポーリング > サーバー タブと移動し、ディスクが取り外された場合、アラートするを選択します。 - 取り外したアダプターは、孤立したアダプターの削除で削除できます。
イベント ログ
このタブではWindows Serverで実行中のサービスの可用性を表示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
ルール名 | イベント ログ ルールの名前です。 |
ログ ファイル タイプ | Windowsイベント ログ ファイル タイプです。 |
ソース | イベントの発生元を指します。 |
イベントID | イベントの識別子です。 |
タイプ | イベントのタイプです。 |
ユーザー名 | イベント発生時にログオンしているユーザーの名前です。ユーザー名を特定できない場合は、Noneになります。 |
説明 | イベントの説明です。 |
生成時刻 | イベント発生の時刻を指します。 |
ハードウェアのメトリック
以下、DellとHPのサーバー製品にかかわるハードウェア メトリックを説明します。
カテゴリ |
属性 | 説明 | Dell | HP | ||
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SNMPモード | WMIモード | SNMPモード | WMIモード | |||
温度 | センサー | 温度センサーの名前です。 |
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温度読み込み(摂氏) | 現在の読み込み温度を指します。 |
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ステータス | 温度のステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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ファン | センサー | ファン センサーの名前です。 |
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ファン速度(/秒) |
ファンの速度を表します(分ごと回転数)。 |
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ステータス | ファンのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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電源 | センサー | 電源の名前です。 |
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読み込み(ワット) | 電源読み取り値を表示します(ワット)。 |
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ステータス | 電源のステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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電圧 | センサー | 電圧供給の名前です。 |
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読み込み(ボルト) | 電圧読み取り値を表示します(ボルト)。 |
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ステータス | 電圧のステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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バッテリ | センサー | バッテリ センサーの名前です。 |
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ステータス | バッテリのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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メモリ | センサー | メモリ センサーの名前です。 |
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メモリ装置タイプ | メモリ装置のタイプです。 |
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サイズ(MB) | インストールされているメモリの量を指します(MB)。 |
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ステータス | メモリのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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ディスク | センサー | ディスク ラベルを識別できます。 |
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装置名 | ディスクに設定した装置名を指します。 |
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サイズ(MB) | 割り当てサイズです(MB)。 |
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ステータス | ディスクのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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アレイ | センサー | アレイ ディスクの名前です。 |
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バス プロトコル | アレイ ディスクのバスタイプを指します。 |
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サイズ(MB) | アレイ ディスクの利用量を指します(MB)。 |
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ステータス | アレイのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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シャーシ | センサー | ユーザーがシャーシに付けた名前です。 |
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モデル | シャーシのシステム モデルタイプです。 |
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ステータス | シャーシのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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プロセッサー | センサー | プロセッサー装置ステータス プローブのロケーション名です。 |
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プロセッサー ブランド | プロセッサー装置のブランドです。 |
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プロセッサー現在の速度 | プロセッサー装置の現在の速度です(MHz)。 |
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プロセッサー コア数 | プロセッサー装置で検出したコアの数です。 |
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ステータス | プロセッサーのステータスを示します(重大、警告、クリア)。 |
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コンポーネントが正しく機能していれば、ステータス インジケーターは緑です。
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システム コンポーネントがパフォーマンスしきい値を超過したり、適切に機能していない場合、ステータス インジケーターはオレンジか赤に変わります。一般的に、インジケーターがオレンジとなるのは、パフォーマンス低下の際です。
-
インジケーターが赤であれば、コンポーネントは停止しているかしきい値を超過しています。
-
ステータスが空白であれば、コンポーネントのステータスを判定できない状態です。
現在、ハードウェア パフォーマンス監視はSNMPかWMIでの監視の際、サポートしています。
ハードウェア装置レベル設定
詳細ページ右側にはホスト詳細があり、こちらからハードウェア設定を利用すると、監視するハードウェア コンポーネントの選択ができます。この操作は、管理タブのパフォーマンス ポーリングからも可能で、管理タブではハードウェア統計をグローバルに設定することができます。
詳細設定
詳細ページ右側にあるホスト詳細から、詳細設定をクリックすると、サーバーのパフォーマンス データ収集ページへ移動できます。
ここでは、ハードウェア ステータス監視で、サーバーにあるハードウェア監視の有効・無効を切り替えられます。表示されるハードウェア コンポーネントも、選択して監視可能です(電源、ファン、ディスクなど)。ここでの設定は、ハードウェア監視にグローバルに適用されます。値をそれぞれのテキスト ボックスで定義して、ステータス設定もできます。
-
重要度「重大」:ステータスが、重要度「重大」のテキスト ボックスで定義した値いずれかに該当すれば、Applications Managerはハードウェア装置のステータスを重大と表示します。デフォルトでは、サーバー ハードウェアのメーカーが定義する故障、エラー、障害、回復不能、致命的上限、致命的下限、回復不能下限、致命的(failed、error、failure、nonRecoverable、criticalUpper、criticalLower、nonRecoverableLower、critical)を、Applications Managerの「重大(critical)」にマッピングします。
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重要度「警告」:ステータスが、重要度「警告」のテキスト ボックスで定義した値いずれかに該当すれば、Applications Managerはハードウェア装置のステータスを警告と表示します。デフォルトでは、サーバー ハードウェアのメーカーが定義する性能低下、警告、非致命的、非致命的下限、回復不能上限、非致命的下限(degraded、warning、nonCritical、nonCriticalUpper、nonRecoverableUpper、nonCriticalLower)を、Applications Managerの「警告(warning)」にマッピングします。
-
重要度「クリア」:ステータスが、重要度「クリア」のテキスト ボックスで定義した値いずれかに該当すれば、ハードウェア装置のステータスはクリアです。デフォルトでの設定値は「OK」です。
装置のステータスが、重要度のテキスト ボックスの指定値にマッチしなければ、装置ステータスは不明と表示されます。重要度に指定するステータス値は、カンマ区切りで、大文字小文字を区別します。
NLB
このタブでは、Windows Serverのネットワーク負荷分散(Netowrk Load Balancing)を表示します。
ノード情報
パラメーター |
説明 |
監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
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WMI
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ノード ステータス | ノードの現在のステータスです。 |
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専用IP | ノードの専用IPアドレスです。 |
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サブネット マスク | 専用IPアドレス向けのサブネット マスクを表します。 |
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ノード優先度 | ノードに割り当てられた優先度を示します。 |
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ポート ルール数 | ノードで定義されたポート ルールの数です。 |
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クラスター情報
パラメーター |
説明 |
監視モード
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---|---|---|---|
SNMP
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WMI
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クラスター名 | NLBクラスターの名前です。 |
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IPアドレス | クラスターのプライマリIPアドレスです。 |
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MACアドレス | クラスターのMACアドレス(Media Access Control)を指します。 |
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GUID | NLBのバインド先アダプターのグローバル一意識別子(Global Unique IDentifier)を指します。 |
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ノード数 | クラスターに存在するノードの総数です。 |
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その他のクラスター内ノード
パラメーター |
説明 |
監視モード
|
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---|---|---|---|
SNMP
|
WMI
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||
優先度 | ノードに割り当てられた優先度を示します。 |
|
|
専用IP | ノードの専用IPアドレスです。 |
|
|
表示名 | ノードの表示名をFQDN(完全修飾ドメイン メイン:Fully Qualified Domain Name)で示します。 |
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- Applications ManagerはWindows Server 2012以上にインストールしてください。
- 対応するサーバーでは、NLBを有効かつ設定してください。
設定
このタブではシステム設定属性の情報を表示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
システム情報 | |
ホスト名 | システムの名前です。 |
製造者 | マシン製造者の名前です。 |
モデル | 製造者がコンピューターに付けた製品名を指します。 |
ドメイン | システムの所属先ドメインの名前です。 |
BIOSバージョン | マザー ボードで実行中の現在のシステムBIOSバージョンを指します。 |
OS情報 | |
OS名 | OSインスタンスの名前です。 |
OSバージョン | OSのバージョン番号です。 |
OSリリース | コンピューターにインストールされている、最新サービス パックを指します。サービス パックをインストールしていなければ、値は「-」になります。 |
製造者 | OS製造者の名前です。Windowsベースのシステムでは、「Microsoft Corporation」になります。 |
OSインストール日 | システムへのOSインストールの日を指します。 |
登録ユーザー | OSの登録ユーザー名です。 |
Windowsディレクトリ | OSのWindowsディレクトリです。 |
OS言語 | インストールしたOSの言語を指します。 |
メモリ情報 | |
総物理メモリ(MB) | OSで利用できる物理メモリの総量です。 |
総仮想メモリ(MB) | WindowsがあたかもRAMであるかのように使えるハード ディスク エリアの総量です。 |
プロセッサー情報 | |
ID | システム プロセッサーの一意の識別子です。 |
モデル | プロセッサー モデルタイプを指します。 |
インプリメンテーション | プロセッサー ファミリー タイプを指します。 |
製造者 | プロセッサー製造者の名前です。 |
速度(MHz) | プロセッサーの現在の速度です。 |
キャッシュ(KB) | プロセッサー キャッシュのサイズです。メイン メモリよりアクセスの速い外部メモリを指します。 |
ネットワーク インターフェース設定 | |
名前 | ネットワーク アダプターの名前です。 |
IPアドレス | 当該ネットワーク インターフェースに設定されているIPアドレスを指します。 |
タイプ | 利用中のネットワーク メディアのタイプです。 |
MACアドレス | ネットワーク アダプターのMACアドレスを指します。MACアドレスは一意の48ビットの数値で、ネットワーク アダプターに製造者が割り振ります。ネットワーク アダプターの特定や、TCP/IP通信へのマッピングに使われます。 |
製造者 | ネットワーク アダプターの製造者の名前です。 |
ステータス | ネットワーク アダプターの現在のステータスです。 |
プリンター設定 | |
名前 | プリンターの名前です。 |
サーバー | プリンターを制御するサーバーの名前です。この値が表示されない場合、プリンターはローカルにインストールされています。 |
タイプ | プリンター制御がローカル・リモートどちらで行われているかを表します。 |
デフォルト | プリンターがデフォルトのものかを示します。値はTrueかFalseです。 |
ステータス | プリンターの現在のステータスです。 |
ロケーション | プリンターの物理的な設置箇所です。 |
サポートするスケジュール タスク
要件
- リモート サーバーへのWMI接続
- 管理者権限の資格情報
スケジュール タスクのメトリックを下に示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
タスク名 | スケジュール タスクの名前です。 |
有効 | タスクが有効かを表示します。 |
最新実行時刻 | タスクの最終実行時刻のタイム スタンプを指します。 |
最新実行結果 | 最新実行タスクの結果出力です。 |
次回実行時刻 | タスクを再度実行するときのタイム スタンプを指します。 |
実行失敗数 | タスクのスケジュール実行失敗回数を指します。 |
ステータス | タスクの現在のステータスです。 |
- スケジュール タスク監視は、WMIモードでのみ利用できます。
- タスクを追加するには、「スケジュール タスクの追加」をクリックしてください。
- 削除には、「孤立したタスクの削除」をクリックします。
- スケジュール タスクを削除すると、パフォーマンス ポーリング > サーバー > いずれかのスケジュール タスクが削除された場合にアラートするの設定に応じて、自動アラートが発生します(この設定はデフォルトではtrueです)。
- Applications Managerは管理者権限で実行してください。管理者でないとタスクを取得できないことがあります。
- アラートは、ターゲット サーバー時刻が次回のタスク実行時刻より後になっている場合のみ、しきい値確認を行ってから生成します。ただし、有効化した属性については、しきい値チェックは即時アラートが必要のため、ポーリングごとに実行します。