VMware vFabric RabbitMQ監視
RabbitMQサーバー監視を作成するには
- 新規監視をクリックします。
- ミドルウェア/ポータルのリストからRabbitMQを選択してください。
- RabbitMQサーバーが稼働しているホストの表示名と名前を入力してください。
- 管理プラグインを設定するポートIDを入力します。デフォルトのインストール状態では、ポート番号は55672です。
- RabbitMQサーバーのユーザー名とパスワードを入力してください。
- ポーリング間隔をセットします。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
- RabbitMQサーバーを関連付ける監視グループを、コンボボックスで選択します(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、RabbitMQサーバーをネットワークから特定し、監視が始まります。
Applications ManagerVMware vFabric RabbitMQサーバーのコンポーネントを監視し、それぞれのキューを検知して、キューのパフォーマンスやスループットを表すメトリックを収集します。
RabbitMQサーバーのコンポーネントには、次の例があります。
- キューイング済みメッセージ数とメッセージ速度の統計
- ソケット デスクリプター、Erlangプロセス利用率などのノード情報
- メッセージ発行レートなどのチャネル統計
- Exchangeメッセージ速度
- 詳細接続ステータス情報
監視対象のパラメーター
RabbitMQ監視は、ネットワーク混在の際、消費側の処理が遅いのか、メッセージが多いのかを判断してアラート通知をします。履歴レポート作成にあたっては、ボトルネックはソケット デスクリプターの利用率かを判定しています。
可用性ビューでは履歴を棒グラフで表示します。ページ右側のドロップダウンでは、棒グラフの表示対象を、過去24時間と30日から指定できます。
パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のでは、RabbitMQサーバーでの出版、配信、肯定応答(acknowledged[ACK])、肯定応答未達(unacknowledged)にくわえ、ステータス履歴も図表で提示します。グラフ コーナーの色別アイコンは、各メトリックの「ヒート チャート」を表示します。
リスト ビューApplications Managerが監視するRabbitMQサーバーすべてを、その可用性とステータス全般とあわせて表示します。ここでは、監視の編集とアラーと野設定が可能です。一括管理設定もこちらから実行できます。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、詳細なパフォーマンス メトリックが表示されます。
以下、タブごとに表示されるパラメーターを説明します。
概要 | |
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パラメーター | 説明 |
監視情報 | 名前、タイプ、ステータス、ホスト名など、一般情報を表示します。 |
最新6時間の可用性履歴 | サーバーの最新6時間可用性履歴を示す棒グラフです。 |
最新6時間のパフォーマンス履歴 | サーバーの最新6時間パフォーマンス履歴を示すグラフです。 |
キューイング済みメッセージ | 準備はできているものの、受信側から肯定応答がないメッセージを時系列でグラフにします。 |
メッセージ レート | メッセージの配信、肯定応答、出版のレートを時系列グラフにします。 |
ソケット デスクリプター(利用中/利用可能/利用率) | 監視で同時にオープン/利用可能/利用中のソケット デスクリプターの数を表します。 |
Erlangプロセス(利用中/利用可能/利用率) | 監視で同時にオープン/利用可能/利用中のErlangプロセスの数を表します。 |
キュー | |
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パラメーター | 説明 |
名前 | メッセージ キューの名前です。 |
排他的 | キューを購読している排他的消費者のメッセージ数を指します。 |
メッセージ準備完了 | クライアント向け配信の準備ができたメッセージの数を指します。 |
未肯定メッセージ数 | クライアントに配信されたものの、まだ肯定応答のないメッセージを指します。処理中か保留されている可能性があります。 |
総メッセージ数 | 準備完了メッセージと未肯定メッセージの合計です(キュー深度)。 |
受信レート | メッセージ受信の速度を表します。 |
配信/取得レート | メッセージ配信の速度を表します。 |
肯定レート | メッセージに肯定応答が返る速度を指します。 |
Exchange | |
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パラメーター | 説明 |
名前 | RabbitMQ Exchangeの名前です。 |
タイプ | Exhangeの交換タイプには、ダイレクト、トピック、ヘッダー、ファンアウトがあります。 |
出版受信レート | メッセージ受信速度を表します(数/秒)。 |
出版送信レート | メッセージ送信速度を表します(数/秒)。 |
チャネル | |
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パラメーター | 説明 |
チャネル | メッセージを送信するチャネルです。 |
ユーザー名 | チャネルに関連付いたRabbitMQユーザー名を指します。 |
プリフェッチ メッセージ数 | チャネルのQoSプリフェッチ数を表します(0と表示されると無制約に設定されている可能性があります)。 |
未肯定メッセージ数 | チャネルで配信したものの、まだ肯定応答(ACK)がないメッセージの数を表します。 |
未確認メッセージ数 | 出版したメッセージのうち、未確認のものの数を表します。チャネルがconfirmモードでなければ、この値は0となります。 |
メッセージ出版/秒 | メッセージの出版速度を表します(数/秒)。 |
メッセージ配信取得/秒 | メッセージの受信速度を表します(数/秒)。 |
メッセージ肯定応答/秒 | メッセージの肯定応答(ACK)の速度を表します(数/秒)。 |
接続 | |
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パラメーター | 説明 |
ピア アドレス | 接続の対向側にあるホストのIPアドレスです。 |
プロトコル | 利用中のAMQPのバージョンを表します。0-9-1と0-8-0があります。 |
受信速度 | メッセージの受信速度を表します(KB/秒)。 |
送信速度 | メッセージの送信速度を表します(KB/秒)。 |
ステータス | 接続ステータスには、starting、tuning、opening、running、closing、closedがあります。 |
ノード、キュー、Exchange、チャネル、接続を、ページ下のドロップダウンで有効化/無効化/削除できます。レポートの比較も隣のドロップダウンから可能です。