ファイル/ディレクトリ監視
新規ファイル/ディレクトリ監視を作成するには
REST APIで新規ファイル/ディレクトリ監視を追加する:こちらをクリックしてください。
GUIでファイル/ディレクトリ監視を作成するには、次の手順に従ってください。
- 新規監視のリンクから、ファイル/ディレクトリ監視を選択します。
- 監視の表示名を指定してください。
- ファイルとディレクトリのどちらであるか選択します。
- 監視するファイル/ディレクトリが、ローカルサーバーとリモートサーバーのどちらにあるかを指定します。
- ローカルサーバーにある場合、ファイルやディレクトリへの絶対パスを指定します。
- ファイル名は絶対パスで指定する必要があります。読み取り可能なファイルであれば監視が可能です。
.txt、.csv、.json、.logなどのファイル形式がサポートされています。
例: C:\Desktop\test.txt または /home/test/test.txt - ディレクトリ名は絶対パスで指定する必要があります。
例: D:\Appmanager\logs または /home/Appmanager/logs - タイムスタンプ付きのファイル名/ディレクトリ名は、ファイル/ディレクトリ監視を使用して監視することも可能です。
詳細については、タイムスタンプ付きのファイル名/ディレクトリ名の指定を参照してください。
- ファイル名は絶対パスで指定する必要があります。読み取り可能なファイルであれば監視が可能です。
- リモートサーバーにある場合は、ドロップダウンからホスト名を選択するか、新しいホストを作成して、ファイル/ディレクトリの絶対パスを指定します。
新しいホストの作成
- 新しいホスト名/IP アドレスとホストのログイン資格情報を入力して、新しいホストを作成できます。ユーザー名、パスワード、コマンド プロンプトなどの資格情報の詳細を入力するか、資格情報マネージャーリストから必要な資格情報を選択できます。必要に応じて、監視モード(Windows の場合はWMI、Linuxの場合はTelnet/SSH)、ポート、およびコマンドプロンプトを選択します。また、ホスト名/IP を解決するオプションがあり、これを有効にすると、入力したIPアドレスが対応するホスト名に解決されます。
- 作成された新しいホストは、必要なホストを選択し、「ホストの削除」リンクをクリックすることで削除することもできます。ただし、すでに存在し、サーバー監視用に設定されているホスト名は、この方法では削除できません。
ファイル名/ディレクトリ名の指定
- ファイル名は絶対パスで指定する必要があります。読み取り可能なファイルであれば監視が可能です。
.txt、.csv、.json、.logなどのファイル形式がサポートされています。
例: C:\Desktop\test.txt または /home/test/test.txt - ディレクトリ名は絶対パスで指定する必要があります。
例: D:\Appmanager\logs または /home/Appmanager/logs - タイムスタンプ付きのファイル名/ディレクトリ名は、ファイル/ディレクトリ監視を使用して監視することも可能です。
詳細については、タイムスタンプ付きのファイル名/ディレクトリ名の指定を参照してください。
タイムスタンプ付きのファイル名/ディレクトリ名の指定
特定の日付形式を使用して毎日/毎月作成される動的ファイル/ディレクトリを監視することが可能です。(Windowsサーバー/Linuxサーバーの両方でサポート)
置き換え可能なタグを使用して監視できます。
たとえば、パターンconfiglog_(YEAR)(MONTH)(DAY).logのファイルを監視するには、ファイル名をconfiglog_ $YYYY$MM$DD.logとして構成できます。
形式の例:
タイムスタンプが3:05 AM, March 7 2023であるとします。サポートされている形式の例を次に示します。
- 年パターン:$YYYY - 2023、$YY - 23
- 月パターン:$MMMMM - March、$MMM - Mar、$MM - 03、$M - 3
- 日パターン:$DD - 07、$D - 7
- 時間パターン:$HH - 03、$H - 3
- 分パターン:$mm - 05、$m - 5
- ローカルサーバーにある場合、ファイルやディレクトリへの絶対パスを指定します。
- ファイル監視でコンテンツチェックを実行する場合は、コンテンツチェックを実行のチェックボックスを選択します。このチェック
ボックスを選択した場合は、次の手順で作業してください。
- コンテンツ チェック時のファイル確認オプションを、追加された内容のみかファイル全体かで選びます。
- 監視の重要度から、コンテンツ チェック時のオプションを、ステータスと可用性のどちらの重要度を変更するか、選択ください。
- コンテンツ チェック実行で、ステータスや可用性の重要度を変更するには、新規ルールの作成をクリックして、条件を追加することができます。新規ウィンドウが開き、そちらで新規ルールを追加できます。
- 重要度の基準を、ステータス(重大、重要、クリア)と可用性 (アップ、ダウン)について、重要度ドロップダウンで選択してください。
- コンテンツマッチで指定する文字列を、検索するコンテンツのテキスト ボックスに入力してください。文字列は、「+」と「-」ボタンで追加・削除できます。
- 監視ステータスの設定には、2つの条件から選択できます。
- 任意:このオプションを選択すると、上記のコンテンツ ボックスに指定した文字列が見つかると、監視ステータスは、選択した重要度基準に応じて変化します。また、複数文字列のチェックを行うには、個数分の文字列を入力してください。
- すべて:すべての文字列にマッチすると、監視ステータスはアップ/ダウンします。監視ステータスは、選択した重要度基準で決まります。
- 正規表現検索の実行チェックボックスを選択し、検索にRegexを使うことも可能です。Applications Managerでサポートする機能については、正規表現ガイドに詳述します。
- チェックボックスで大文字と小文字を区別して検索するを選ぶと、大文字・小文字の区別が必要なコンテンツの確認が可能です。
- ファイルが更新されていないときに監視のステータスをクリアを選択すると、ポーリング間隔でファイル更新が見つからない場合のコンテンツ チェックを制御できます。このオプションの有効時にファイル更新が見つからなければ、監視ステータスは、可用性がアップ、ステータスがクリアになります。なお、この選択肢は、ファイル確認オプションで追加された内容のみを選んだ場合だけ表示されます。
- チェック ボックスでファイル/ディレクトリ未更新期間をチェックするを選択すると、期間内のファイルやディレクトリの変更の有無に応じて、監視のステータスがアップやダウンに変わります。
- チェック ボックスでファイル/ディレクトリが存在しない場合にアラートを選択すると、監視するファイルやディレクトリが見つからない場合のアラートが可能です。
- ポーリング間隔期間(分)とタイムアウト(秒)を入力してください。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択ください。
- ドロップッダウンで、監視を関連付ける監視グループを選びます(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからファイル/ディレクトリを検出し、監視を始めます。
- Applications Managerは、複数の正規表現によるチェックはできません。
- リモートWindows Serverにあるファイルは、LinuxにインストールしたApplications Managerから監視できません。
- 基準設定の順序は、監視の重要度に影響します。
- マッチするコンテンツが見つかった場合、次の基準に進むことはしません。
- コンテンツ マッチで、Primary Severityに、可用性にはダウン、スタータスには重大/警告を設定している場合、マッチするコンテンツが見つからなければアラートがあがります。その場合、監視の重要度は、可用性はアップ、ステータスはクリアになります。
- 同様に、コンテンツ マッチでPrimary Severityに、可用性にアップかステータスにクリアを設定してある場合、マッチするコンテンツが見つからなければアラートが上がります。その際、監視の重要度は、可用性がダウン、ステータスが重大になります。以前の重要度が可用性アップ、ステータス クリアで、この重要度を維持するには、「ファイルが更新されていないときに監視のステータスをクリア」を選択ください。
「コンテンツチェック用」文字列の制限事項:
Windowsのファイルでは、ダブルクオート(")はサポートしていません。
Windows以外のファイルでは、ダブルクオート(")の前にバックスラッシュを付けてください(\")。
Windowsのファイルでは、ダブルクオート(")はサポートしていません。
Windows以外のファイルでは、ダブルクオート(")の前にバックスラッシュを付けてください(\")。
監視対象のパラメーター
Applications Managerは、ファイル/ディレクトリ監視で、選択したファイルとディレクトリに生じた変化を監視します。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンスタブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リストビューでは、一括管理設定が可能です。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、次の情報が提示されます。
ファイル監視
パラメーター | 説明 |
---|---|
ファイルサイズ | ファイルのサイズです(KB)。 |
ファイルサイズの変化 | ファイルサイズに生じた変化の大きさを表します(KB)。 |
ファイルサイズの変化率(%) | ファイルサイズに生じた変化の大きさを表します(%)。 |
ファイル変更時間 | ファイルの変更にかかった時間です(分)。 |
最新変更時刻 | ファイルの最終変更時刻を表します。 |
マッチするコンテンツ | マッチしたコンテンツを表示します。 |
ディレクトリ監視
パラメーター | 説明 |
---|---|
ディレクトリサイズ | ディレクトリのサイズです(MB)。 |
ディレクトリサイズの変化 | ディレクトリサイズに生じた変化の大きさを表します(MB)。 |
ディレクトリサイズの変化率(%) | ディレクトリサイズに生じた変化の大きさを表します(%)。 |
ディレクトリ変更時間 | ディレクトリの変更にかかった時間を指します(分)。 |
サブディレクトリ総数 | ディレクトリにあるサブディレクトリの数を指します。 |
ファイル総数 | ディレクトリにあるファイルの総数を指します。 |
最新変更時刻 | ディレクトリの最終変更時刻を表します。 |
ファイル監視のRCAメッセージ設定
ファイル監視の根本原因分析メッセージは、[設定]→[パフォーマンスポーリング]→[データ収集の最適化]→[ファイル/ディレクトリ]に移動して以下の3つのオプションの設定が可能です。
- Content matched file link:デフォルトのオプションです。一致したコンテンツを、行番号とコンテンツが一致した行を含むHTMLファイルのリンクとともに RCAメッセージに表示します。
- Last matched line:設定したコンテンツの最後に一致した行が、デフォルトのコンテンツファイル一致リンクとともにRCAメッセージに追加されます。
- All matched content(Only for Linux files):一致したすべてのコンテンツが、デフォルトのコンテンツファイル一致リンクとともにRCAファイルに追加されます。
「All matched content(Only for Linux files)」は、Linuxサーバーにホストされているファイルに対してのみ使用可能です。
Windowsサーバーでホストされているファイルに対しては「Last matched line」が使用可能です。
Windowsサーバーでホストされているファイルに対しては「Last matched line」が使用可能です。