SLA管理

本機能は、「マネージャー権限」のユーザーアカウント向けの機能です。

SLA(Service Level Agreement)管理機能を使用して、可用性およびイベント発生件数を対象に、
指定したしきい値に違反した場合にアラートを発報します。


SLA設定の追加手順

以下の手順で、SLA設定を追加します。

  1. [設定]→[レポート]→[SLA管理]画面を表示
  2. 画面右上の[新規SLAの追加]をクリック
  3. 任意の[SLA名]を入力
  4. SLAを設定する対象を選択
    • ビジネスアプリケーション
    • サーバー
  5. [可用性]を任意に設定
    ※月次でのSLAの達成条件を指定します。
    ※デフォルトでは、99.9%が設定されています。
  6. [イベント発生件数]を任意に設定
    ※月次でのSLAの達成条件を指定します。
  7. SLAを関連付けるビジネスアプリケーションまたはサーバーを選択
  8. [SLA違反をメールでエスカレートする]を任意に選択
    送信元/宛先メールアドレス、メール件名、メッセージを入力します。
  9. [保存]をクリックして、SLA設定を保存

SLA違反のメールエスカレーションでは、過去30日間のデータをもとに計算されます。


サーバーSLA

[レポート]→[SLA管理]→[サーバーSLA]タブでは、関連するサーバーのSLA情報が一覧で表示されます。
画面右上の期間より、特定の期間やカスタム期間を指定します。

  • 最小の可用性のサーバー
    最大12個のサーバーに対して、可用性を円グラフで表示します。
  • サーバー可用性統計:アップタイム(%)
    サーバーごとの、SLA状況(達成状況、総ダウンタイム、可用性、MTTR、MTBF、イベント数)をテーブル形式で表示します。
    画面右上の[SLA割り当て済みサーバーのみを表示]より、SLA設定と関連付いているサーバーのみを表示します。

イベント

[レポート]→[SLA管理]→[イベント]タブでは、SLA設定に関連するイベント情報を表示します。
画面右上の期間より、特定の期間やカスタム期間を指定します。

イベントの統計は最大12個の棒グラフで表示されます。
[イベント発生件数]では、該当のSLA設定に対する、今日、昨日、今週、先週、今月、先月、今四半期、今年のイベント数を表示します。
イベント数の数字をクリックすることで、発生したイベント情報が表示されます。

画面左上の[管理ビュー]をクリックすることで、Applications Managerの通常の画面に戻ります。