正規表現

Applications Managerではデータ検索に正規表現(regex)を利用できます。

正規表現の構文

Javaで利用できる正規表現は以下の通りです。

部分表現 マッチ対象
^
行頭にマッチします。
$
行末にマッチします。
.
改行以外のあらゆる1文字にマッチします。mオプションの指定で改行にもマッチするようになります。
[...]
ブラケット(半角角括弧)で囲んだあらゆる1文字にマッチします。
[^...]
ブラケット(半角角括弧)の中にないあらゆる1文字にマッチします。
\A
文字列全体の最初にマッチします。
\z
文字列全体の終わりにマッチします。
\Z
文字列全体の終わりにマッチします。ただし、文字列の途中に改行があれば、その直前にマッチします。
re*
先行する表現が0回以上連続して出現している箇所にマッチします。
re+
先行する表現が1回以上連続して出現している箇所にマッチします。
re?
先行する表現が、1つもないか1つだけあるかする箇所にマッチします。
re{n}
先行する表現が、n回連続して出現する箇所にマッチします。
re{n,}
先行する表現が、n回以上連続して出現する箇所にマッチします。
re{n, m}
先行する表現が、最短n回、最長m回連続して出現する箇所にマッチします。
a|b
aとbにマッチします。
(re)
正規表現をグループ化し、マッチしたテキストを記憶します。
(?:re)
正規表現をグループ化しますが、マッチしたテキストを記憶しません。
(?>re)
独立パターンにマッチし、バックトラックを行いません。
\w
単語を構成する文字にマッチします。
\W
単語を構成しない文字にマッチします。
\s
空白にマッチします。[\t\n\r\f]と同じです。
\S
空白以外にマッチします。
\d
数字にマッチします。[0-9]と同じです。
\D
数字以外にマッチします。
\A
文字列の冒頭にマッチします。
\Z
文字列の終わりにマッチします。改行がある場合は、改行の前にマッチします。
\z
文字列の終わりにマッチします。
\G
最後のマッチ箇所の末尾にマッチします。
\n
記憶した表現を、取得グループ番号nで後ろから参照・指定します。
\b
ブラケット(半角角括弧)外部では、単語境界にマッチします。内部ではバックスペースにマッチします(0x08)。
\B
単語境界ではないものにマッチします。
\n、\tなど
改行、水平タブなどにマッチします。
\Q
\Eまでのすべての文字をエスケープします。
\E
\Qから始まるエスケープ区間の終わりを示します。