Redis
Redisデータベース サーバー監視を作成するには、次の手順に従ってください。
- 新規監視をクリックします。
- Redisを選択します。
- Redis監視の表示名を指定してください。
- Redisサーバーを実行しているホストの名前やIPアドレスを入力ください。
- サーバーが稼働しているポートを入力してください。デフォルトでは6379番です。ポートは、redis.confファイルでも確認いただけます。
- 該当ノードのみをディスカバリし、クラスター内の全ノード検出は行わない場合、クラスター内のすべてのノードをディスカバリのオプションは無効にしてください。デフォルトでは、有効になっています。
- Redisサーバーへの接続に使う認証情報を指定するには、「認証を必要とする」を選択してください。これによって、パスワードの入力が可能となります。
- ポーリング間隔を指定してください(分)。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーの選択を参考にしてください。
- 監視グループに関連付けるRedisサーバーを、コンボボックスで選択ください(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックしてください。これによりネットワークからRedisサーバーを検出し、監視が始まります。
追加済みの監視が監視グループに関連付いていない場合、いつでも手動で関連付けできます。このテーマの解説も参照ください。
サポート対象のバージョン:Redis 2.4以上
監視対象のパラメーター
Redisデータベース サーバーは、以下のパラメーターや属性にもとづき監視し、Redisデータベースの機能について情報を提供します。詳細属性にもとづき、サーバーの監視対象属性にしきい値を設定することも可能です。
可用性タブは、過去24時間か30日のRedisデータベースの可用性履歴を示します。パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントが表示されます。リスト ビューでは、一括管理設定も可能です。リストにある監視からそれぞれをクリックすると、次の情報が表示されます。
監視情報
このタブでは、サーバー名、ホスト名、サーバーが稼働しているポートなど、基本情報を表示します。プロセスID、実行ID、アップタイム、関連付いたグループなど、追加パラメーターも表示されます。
パフォーマンス
パラメーター | 説明 |
---|---|
可用性とパフォーマンスの履歴 | 可用性とパフォーマンスの最新6時間履歴を表示します。 |
CPU利用率 | CPUの利用率を示します(%)。 |
子CPU利用率 | SORT、SUNION、BGSAVE、BGREWRITEAOFなどのバックグラウンド処理による消費CPUを指します。 |
メモリ利用率 | サーバーの利用済みメモリ、空きメモリ、総メモリを表します(MB)。 |
メモリ断片化率 | OSから見たRedisのメモリ割り当て量とRedisが割り当てたメモリ量の比率です。 |
接続済み/ブロック済みクライアント | クライアント接続の数と、呼び出しブロックによる保留中のクライアントの指します。 |
許否済み接続 | 最大クライアント数に達したため拒否された接続の数を表します。 |
接続統計 | 接続許可のレートを表します。 |
操作統計 | コマンドのレートを表します。 |
キー スペース統計 | メイン ディレクトリでの参照成功/失敗の数を示します。 |
キー スペース ヒット率(%) | メイン ディレクトリでの参照成功/失敗の比率を示します(%)。 |
切期限切れ/削除済みキー統計 | キーの期限切れイベントの総数と、メモリ上限によるキー削除の総数を表示します。 |
出版購読統計 | 購読クライアントがついている出版/購読(pub/sub)チャネルのグローバルでの数を表します。 |
永続性(persistence)
パラメーター | 説明 |
---|---|
永続性統計(persistence) | 最新RDB保存操作やAOF再書き込み操作など、RDBとAOFの永続性ステータスを表示します(RDB:Redis Database、AOF:追記限定ファイル[Append Only File])。 |
データベース統計 | DB名、キー総数、期限切れキー数などのデータベース情報を表示します。 |
レプリケーション
パラメーター | 説明 |
---|---|
レプリケーション詳細 | レプリケーション ロールが、マスターかスレーブかを表示します。スレーブの場合、マスター ノード マスターのホストやポート、リンク ステータスなども表示対象です。 |
スレーブ接続 | 接続済みスレーブの数を確認できます。このグラフは、マスター ノードにのみ表示されます。 |