Redis

Redisデータベース サーバー監視を作成するには、次の手順に従ってください。
  1. 新規監視をクリックします。
  2. Redisを選択します。
  3. Redis監視の表示名を指定してください。
  4. Redisサーバーを実行しているホストの名前やIPアドレスを入力ください。
  5. サーバーが稼働しているポートを入力してください。デフォルトでは6379番です。ポートは、redis.confファイルでも確認いただけます。
  6. 該当ノードのみをディスカバリし、クラスター内の全ノード検出は行わない場合、クラスター内のすべてのノードをディスカバリのオプションは無効にしてください。デフォルトでは、有効になっています。
  7. Redisサーバーへの接続に使う認証情報を指定するには、「認証を必要とする」を選択してください。これによって、パスワードの入力が可能となります。
  8. ポーリング間隔を指定してください(分)。
  9. Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーの選択を参考にしてください。
  10. 監視グループに関連付けるRedisサーバーを、コンボボックスで選択ください(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
  11. 監視の追加をクリックしてください。これによりネットワークからRedisサーバーを検出し、監視が始まります。

追加済みの監視が監視グループに関連付いていない場合、いつでも手動で関連付けできます。このテーマの解説も参照ください。

サポート対象のバージョン:Redis 2.4以上

監視対象のパラメーター

Redisデータベース サーバーは、以下のパラメーターや属性にもとづき監視し、Redisデータベースの機能について情報を提供します。詳細属性にもとづき、サーバーの監視対象属性にしきい値を設定することも可能です。

可用性タブは、過去24時間か30日のRedisデータベースの可用性履歴を示します。パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントが表示されます。リスト ビューでは、一括管理設定も可能です。リストにある監視からそれぞれをクリックすると、次の情報が表示されます。

監視情報

このタブでは、サーバー名、ホスト名、サーバーが稼働しているポートなど、基本情報を表示します。プロセスID、実行ID、アップタイム、関連付いたグループなど、追加パラメーターも表示されます。

パフォーマンス

パラメーター 説明
可用性とパフォーマンスの履歴 可用性とパフォーマンスの最新6時間履歴を表示します。
CPU利用率 CPUの利用率を示します(%)。
子CPU利用率 SORT、SUNION、BGSAVE、BGREWRITEAOFなどのバックグラウンド処理による消費CPUを指します。
メモリ利用率 サーバーの利用済みメモリ、空きメモリ、総メモリを表します(MB)。
メモリ断片化率 OSから見たRedisのメモリ割り当て量とRedisが割り当てたメモリ量の比率です。
接続済み/ブロック済みクライアント クライアント接続の数と、呼び出しブロックによる保留中のクライアントの指します。
許否済み接続 最大クライアント数に達したため拒否された接続の数を表します。
接続統計 接続許可のレートを表します。
操作統計 コマンドのレートを表します。
キー スペース統計 メイン ディレクトリでの参照成功/失敗の数を示します。
キー スペース ヒット率(%) メイン ディレクトリでの参照成功/失敗の比率を示します(%)。
切期限切れ/削除済みキー統計 キーの期限切れイベントの総数と、メモリ上限によるキー削除の総数を表示します。
出版購読統計 購読クライアントがついている出版/購読(pub/sub)チャネルのグローバルでの数を表します。

永続性(persistence)

パラメーター 説明
永続性統計(persistence) 最新RDB保存操作やAOF再書き込み操作など、RDBとAOFの永続性ステータスを表示します(RDB:Redis Database、AOF:追記限定ファイル[Append Only File])。
データベース統計 DB名、キー総数、期限切れキー数などのデータベース情報を表示します。

レプリケーション

パラメーター 説明
レプリケーション詳細 レプリケーション ロールが、マスターかスレーブかを表示します。スレーブの場合、マスター ノード マスターのホストやポート、リンク ステータスなども表示対象です。
スレーブ接続 接続済みスレーブの数を確認できます。このグラフは、マスター ノードにのみ表示されます。