SNMPエージェント設定

SNMPエージェントを設定する(Windows)

WindowsシステムへのSNMPエージェント インストールについては、Windows各バージョンへのエージェント インストール方法を参照ください。SNMPエージェントの設定は、次の手順に従ってください。

  1. Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「control」を入力して、コントロール パネルを開きます。システムとセキュリティ、管理ツール、コンピューターの管理と進んでください。

  2. ツリー表示から、サービスとアプリケーション、サービスとクリックします。

  3. 右側パネルをスクロール ダウンし、SNMPサービスをクリックしてください。

  4. 右クリックで、プロパティをクリックします。

  5. 認証失敗時にメッセージを送信するには、セキュリティ タブで、「認証トラップを送信する」をチェックしてくdさい。

  6. 「受け付けるコミュニティ名」の下にある「追加」をクリックします。

  7. 「権利」の下で、選択したコミュニティからのSNMPリクエストをホストで処理する権限レベルを選択します。

  8. コミュニティ名は大文字・小文字を区別して入力し、追加をクリックしてください。

  9. SNMPパケットをホストから受け入れるか指定してください。

  • ネットワーク上のあらゆるホストから、送信元を問わずSNMPリクエストを受け付ける場合は、「すべてのホストからSNMPパケットを受け付ける」を選択します。
  • SNMPパケット受信に制限を設ける場合、「これらのホストからSNMPパケットを受け付ける」を選び、追加を繰りkkうして、ホスト名とIPかIPXのアドレスを適宜入力した後、再度「追加」をクリックしてください。
  • 適用をクリックし、反映させます。

SNMPエージェントを設定するには(Windows NTシステムの場合)

WindowsシステムへのSNMPエージェント インストールについては、Windows各バージョンへのエージェント インストール方法を参照ください。SNMPエージェントの設定はin Windows NTシステム、次の手順に従ってください。

  1. Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「control」を入力して、コントロール パネルを開きます。管理ツール、サービスへとダブルクリックで移動してください。

  2. 詳細パネルで、SNMPサービスをクリックし、プロパティをクリックします。

  3. セキュリティタブをクリックしてください。

  4. 認証失敗時にトラップを送るには、「認証トラップを送信する」チェック ボックスを選択してください。

  5. 「受け付けるコミュニティ名」の下にある「追加」をクリックします。

  6. コミュニティ名ボックスで、リクエスト受け付け元のコミュニティ名を入力します。

  7. 受け付けるコミュニティ名のリストに移動して、追加をクリックしてください。

  8. 追加コミュニティ名があれば、手順7を繰り返します。

  9. SNMPパケットをすべてのホストから受け付けるか、指定したホストだけから受け付けるか、選択してください。

  • 「すべてのホストからSNMPパケットを受け付ける」 は、送信元コンピューターIDにもとづくパケット拒否をしない場合に選択ください。
  • 「これらホストからSNMPパケットを受け付ける」は、リストに記載するコンピューターからのみSNMPパケットを受け付ける場合に使います。ホストを指定するには、追加をクリックし、リクエスト送信元ホストの名前かアドレスを、IPリストかIPXアドレスボックスへ入力し、追加をクリックしてください。
  • 追加ホストがあれば手順9を繰り返します。
  • エージェント タブで、ユーザーや、ロケーション、サービスなどの情報をコメントします。
  • OKのクリックで変更が適用されます。

SNMPエージェントを設定するには(Windows Server 2012の場合)

  • リモート デスクトップで専用サーバーにログインしてください。
  • Windowsキー > 管理ツール > サーバー マネージャーとクリックします。
  • 管理 > 役割と機能の追加とクリックしてください。
  • 画面の案内に従って「次へ」をクリックしていくと、SNMPサービスのインストールが完了します。インストールに成功したか、下の画像のように確認して、キャンセルをクリックしてください。
WindowsでのSNMPインストール確認画面

  • Windowsキー > 管理ツール > サービスとクリックします。

  • SNMPサービスを右クリックし、 プロパティをクリックします。
  • セキュリティタブをクリックしてください。
  • 接続文字列を、8桁から10桁でランダムに入力します。読み書き権限ではなく、読み込み専用にしてください。
SNMP接続文字列の設定画面(Windows)

  • 追加をクリックしてください。

SNMPエージェントを設定するには(Linuxバージョン7までの場合)

SNMPエージェントのインストールについては、こちらで確認ください。

  1. エージェントが実行中であれば、コマンドで停止します。
    /etc/rc.d/init.d/snmpd stop

  2. /etc/rc.d/init.d/snmpdファイルに次の変更を加えてください。

  • 変更前
    daemon /usr/sbin/snmpd $OPTIONS
    変更後
    daemon /root/ucd_agent/sbin/snmpd $OPTIONS
  • 変更前
    killproc /usr/sbin/snmpd
    変更後
    killproc /root/ucd_agent/sbin/snmpd

    これによって、SNMPエージェントの起動・停止時に、現在のインストール バージョンを選択できます。
  • 次のコマンドでエージェントを起動してください。
    /etc/rc.d/init.d/snmpd start

SNMPエージェントを設定するには(Linuxバージョン8以上の場合)

Linuxバージョン8以上では、最新のSNMPが用意されております。snmpd.confファイルへの変更だけで利用可能です。

  1. 次のコメント行の下に、view    allview    included   .1.3.6を追記します。

    #   name    incl/excl    subtree     mask(optional)

  2. 次のコメント行の下で、
    access  notConfigGroup ""  any   noauth   exact  systemview none noneを書き換えます。

    #   group  context sec.modelsec.level prefix read   write  notif
    access  notConfigGroup ""  any   noauth   exact  allview none none

  3. SNMPエージェントを、次のコマンドで再起動します。
    /etc/rc.d/init.d/snmpd restart

SNMPエージェントを設定するには(Solarisシステムの場合)

SNMPエージェントのSolarisシステムへのインストールはこちらを参照ください。

  1. エージェントが実行中であれば、コマンドで停止します。
    /etc/init.d/init.snmpdx stop

  2. /etc/init.d/init.snmpdxファイルに次の変更を加えます。

  • 変更前
    if [ -f /etc/snmp/conf/snmpdx.rsrc -a -x /usr/lib/snmp/snmpdx ]; then
    /usr/lib/snmp/snmpdx -y -c /etc/snmp/conf -d 3 -f 0
    fi

    変更後
    <Installation Directory>/sbin/snmpd
  • 変更前
    /usr/bin/pkill -9 -x -u 0 '(snmpdx|snmpv2d|mibiisa)'
    変更後
    /usr/bin/pkill -9 -x -u 0 '(snmpd)'
  • 次のコマンドでエージェントを再起動してください。
    /etc/init.d/init.snmpdx start