サービス監視とは?
サービス監視とは、社内ネットワーク上の各サーバーで展開しているシステムの基盤となるサービスの稼働状況を監視することを指します。
IPアドレスをドメイン名で管理するDNSサーバーや、制作したWebサイトを外部に公開するためのWebサーバーなど、社内に設置された各サーバーが司るそれぞれ独立したシステムを運用するためのサービスは、メンテナンスなど計画的な停止時を除いて常に稼働していることが期待されます。
これらのサービスが予期せず停止してしまった場合、例えばそれがWebサーバーであれば外部からWebサイトにアクセスできなくなるなど、しばしば社外を巻き込んだ大規模な障害に繋がります。そのため、各サーバーのサービスが正常に稼働しているかどうかを監視し、サービス障害の予兆を検知したり、サービス障害が発生してしまった場合に迅速な対応をとることは、企業の損失を防ぐためにも非常に重要です。
障害やその予兆はいつ発生するか分からないため、24時間365日、1分たりとも休まず監視を続けることが必要ですが、これを人力で行うのは現実的ではありません。
サービス監視を簡単にすぐはじめられるツール
そのため、多くの管理者がサービス監視を監視ツールで自動化しています。ManageEngineが提供するOpManagerもそのひとつです。OpManagerならインストール後最短10分でサービス監視を開始できます。もちろん、サーバーで稼働しているサービスの稼働状態を常に監視し、ダウンした場合は即座にアラートで管理者に通知します。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
DNS | Echo | POP |
---|---|---|
Echo | LDAP | Telnet |
FTP | NNTP | Web |
Finger | POP | WebLogic |
HTTPS |
またポート番号を指定することで、ユーザーが独自に定義したサービスの監視を追加することも可能です。
サーバーの状態も一緒に監視
サービスの稼働状況だけではなく、サービスが設置されているサーバーの状態も監視できます。CPUやメモリなどリソースの使用率をはじめ、ネットワークのトラフィック量やプロセス数など、稼働しているサービスの処理速度を低下させる原因とり得る項目を1つのツールで統合的に監視することが可能です。
これらの機能を用いてサーバーの状態の悪化を事前に察知し、稼働しているサービスに支障が出る前に不安要素を取り除けば、健全で障害とは無縁なサービスの運用を維持することができます。