SNMPマネージャーとは?
ご存知の通り、SNMP(Simple Network Management Protocol)は、ネットワークに接続されたルーターやサーバーなど各種機器の監視を用意に実現することを目的に開発されたプロトコルで業界標準の規格です。
SNMPを活用した監視は、機器を監視するSNMPエージェントと収集した情報を管理するSNMPマネージャーによって構成されます。つまり、SNMPマネージャーとは、機器を監視するSNMPエージェントが収集した情報を管理する役割を指します。
また、ネットワークの安定運用を目的に、SNMPで収集した情報を元に人間が把握できるように可視化、通知するソフトウェアをSNMPマネージャーと呼ぶことがあります。
強みは「エージェントレス監視」と「マルチベンダー対応」
SNMPマネージャーを導入するメリットは、短期間で監視を実現し、マルチベンダーを一元監視できることです。業界標準の規格であるSNMPならではのメリットと言えます。
SNMPエージェントは各メーカーが提供する機器に予め搭載されています。監視のための独自のエージェントを各機器にインストールする必要がない分、マルチベンダーで構成されたネットワークの管理者でも監視を短期間で実現できます。
まずは無料で使えるSNMPマネージャーから
しかし、監視業務に予算を持っていない管理者は少なくありません。多くの管理者がまずは無料で使えるSNMPマネージャーソフトの導入を検討します。
ManageEngineが提供するOpManagerは「エージェントレス監視」と「マルチベンダー対応」を実現するネットワーク監視ソフトウエアです。パッケージソフトウェアとしての提供により、インストールから最短10分で監視を開始できます。誰にでもわかる管理画面を提供しているため、知識が豊富な管理者がいなくても運用に載せることができます。
国内導入社数No.1※のOpManagerは、クラウド監視や自動化機能もデフォルトで実装しており、様々な業種・業態・規模の会社や自治体で利用されています。
※ミックITリポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」より
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
もちろん独自のエージェントは不要で、 OS /デバイスの標準SNMPエージェントを使用して監視し、SNMPマネージャーとして使用できます。 SNMPに加えて、WMI / Telnet / SSHを使用してリソース情報の収集を監視し、デバイスに依存しないネットワーク監視を実現できます。
エージェントレス監視の利点
監視対象のサーバーにエージェントソフトウェアをインストールする必要がありません。各サーバーのインストール時やインストール時にシステムを停止する必要がないため、インストールが非常に簡単です。 SNMP、WMIなどの認証を設定し、必要な監視項目を指定することで、すぐに監視を開始することができます。 また、稼働中の監視対象サーバーに余分な負荷をかけないことが大きなメリットです。 操作情報、トラブル情報、解析レポートなどの監視状況は、Webブラウザからいつでもどこからでも確認・操作できます。 また、監視対象ごとにエージェントライセンスを購入する必要がないので、ネットワーク規模の拡大によるコストアップを抑えることができる。
ネットワーク管理で次のような問題を感じる人に最適です!
- エージェント設定の時間を節約したい
- 監視ソフトウェアのメンテナンスと運用コストを削減したい
- インストールのために既存のシステムを停止したくない
- 導入や運用管理の時間やコストをかけたくない