監視が不可欠!大規模ネットワークとは?
「大規模ネットワーク」といった場合、その規模に明確な定義が存在するわけではありません。たとえば、全国に支社・テナントがある企業・組織、あるいは世界各国に拠点がある企業などは、管理しているネットワーク機器やサーバーの数が数千を超えることがあります。このようなネットワークは大規模ネットワークと言ってもよいでしょう。
また、ネットワークが大きくなればなるほど、そのネットワークに依存しているユーザーの数は増えることは言うまでもありません。企業や公共機関の場合、そのネットワークが停止することがあっては大きな問題となります。万が一障害が発生した場合、大規模ネットワークの管理者は、小規模ネットワークと比較してより迅速な対応が求められます。
そのため多くの管理者がツールで大規模ネットワークの常時監視を実施しています。
大規模ネットワーク監視可能な
監視ツール OpManager はこちら
監視ツール OpManager はこちら
大規模ネットワークを簡単に監視するツール
OpManagerは、10,000デバイスの監視を短期間で実現するEnterprise Editionを提供しています。Enterprise Editionでは、セントラルサーバーとプローブサーバーを使用した分散構成を採用しています。Enterprise Editionを使用することにより、複数の拠点を遠隔地から監視することができます。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
各拠点に配置されたプローブサーバーはその拠点のネットワークを監視します。プローブサーバーでは装置のディスカバリ、監視、マップ作成、障害管理などを行うことができ、重要な情報をセントラルサーバーに伝送します。セントラルサーバーでは各プローブサーバーから伝送されたデータを一括して把握することができます。
主な特徴
Enterprise Edition による大規模ネットワークの統合監視ソリューションには、次の特長があります。
- セントラルサーバーとプローブサーバーによる分散構成により、10,000デバイスの監視が可能です。
- 各プローブサーバーが、セントラルサーバーの管理コンソールに遠隔地のネットワーク障害とパフォーマンス情報を通知し、まとめて管理することができます。
- 可用性が高く、データの完全性が保障されているため、信頼性の高い統合監視環境を構築することができます。
- あらゆる企業のネットワークに適用するために、安全で帯域の集中が少ない通信方法を採用しています。
- 複数の国に拠点を持つ、分散化されたネットワーク環境にも適しています
- 監視テンプレートやWindowsイベントログ、Syslog、SNMPトラップなどの基本的な監視項目の一括設定により、すばやく、容易に、各プローブサーバーを構築することができます。
- 1つの拠点や同じネットワーク上に複数のプローブサーバーを配置し、監視領域を分けることもできます。
導入効果
大規模ネットワーク向け統合監視ソリューションを導入することで、次の効果を期待できます。
- 複数拠点のITインフラを単一の監視コンソールで管理することにより、インシデントに素早く対応することができます。
- データセンターの規模縮小による運用コストの削減や短期間での投資の回収が期待できます。
- ITインフラの情報を集約して可視化する監視レポートを活用して、ネットワーク全体の状況に基づいた判断を下すことができます。たとえば、リソースの使用率の最適化、プライベート/パブリッククラウドへの移行、データセンターの統合などの検討に役立てることができます。