アラート通知機能
OpManageでは、3段階のしきい値に応じてアラート情報をわかりやすく可視化できます。また、アラート情報をメールやチャットなどで迅速に通知できます。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
3段階のしきい値によるアラート発報
OpManagerでは、設定済みのしきい値に基づいてアラート発報を行います。しきい値は注意・警告・重大の3段階に分けて設定できるため、重要度に応じて対処できます。しきい値は装置登録(ディスカバリー)の際に装置テンプレートによって自動適用されるため、1台ずつ入力する手間を省けます。もちろん、後から編集することも可能です。
管理画面でのアラート可視化
OpManagerでは、アラート画面やポップアップ通知によりアラート情報を可視化できます。
アラート画面での可視化
アラート画面ではアラート情報を重要度に応じてわかりやすく可視化できます。アラートをクリックすることで、障害内容や発生時刻などの詳細を確認できます。担当者の割り当てや個別にメモを残すことも可能です。
アイコン | ステータス | 意味 |
---|---|---|
重大(Critical) | デバイスへのポーリングに連続5回未応答 | |
警告(Trouble) | デバイスへのポーリングに連続3回未応答 | |
注意(Attention) | デバイスへのポーリングに1回未応答 | |
サービスダウン (Service Down) | サービスやインターフェスなどがダウンしている状態 | |
クリア(Clear) | デバイスへのポーリングに応答有り(通常状態) | |
非管理、メンテナンス中 | メンテナンス中など、監視をしていない状態 |
画面上でのポップアップ通知
アラート情報を画面上でポップアップで表示し、迅速な対応を促すことができます。
メールやチャットなどによる迅速通知
OpManagerでは、アラート発報と同時にメールやチャットなどにより管理者に即時通知できます。さまざまな通知手段に対応しているので、組織のニーズにあった通知手段を選択できます。
メール通知
障害発生時に管理者のメールアドレスにアラート情報を送信できます。変数がアラート情報に置き換わって送信されるため、カスタマイズの手間がかかりません。もちろん、任意の文字列を件名やメッセージに追加することも可能です。また、メール通知の条件や関連付ける装置もチェック形式で簡単に選択できます。管理者が複数いて担当する範囲が異なる場合でも、複数の通知プロファイルを作成することで、担当者に対してメールを送信することが可能です。
チャット(Slack)通知
Slack APIとの連携設定を行うことで、障害発生時にSlackのチャンネルやメンバーにアラート情報を送信できます。
コマンド・プログラム実行
障害発生時にシステムコマンドやプログラムを自動実行できます。
ヘルプデスクツールでのチケットログ発行
障害発生時にヘルプデスクツールでチケットを発行できます。アラートの内容による担当者の振り分けや、過去のナレッジの参照などが可能です。ServiceDesk Plus(オンプレミス版)、ServiceDesk Plus Cloud(クラウド版) 、Jira Service Desk 、ServiceNowに対応しています。
Syslog・SNMPトラップ送信
障害発生時にSyslogやSNMPトラップを通じて他のネットワーク管理製品など上位のNMSにアラート情報を送信します。
Webhook通知
障害発生時にWebhookを通じて他のWebアプリケーションにアラート情報を送信できます(例:Teamsによる通知など)。